原の辻遺跡・鬼の足跡・猿岩(最終話):壱岐

原の辻遺跡(はるのつじいせき)


今回は神社以外の場所を3つ紹介します。

弥生時代~古墳時代初めに形成された大規模な多重環濠集落、一支国(いきこく)遺跡。
登呂遺跡(静岡県)、吉野ヶ里遺跡(佐賀県)とともに国の特別史跡に指定されています。
もっと奥まで行くと沢山あったみたいです。

ここは初日に左京鼻へ行く途中に寄った所です。
周りは田畑に囲まれのどかな雰囲気の場所でした。
青森の三内丸山遺跡を思い出します。


次は2日目に行った「鬼の足跡」

鬼の足跡


壱岐の南西の端に位置し牧崎公園内の断崖絶壁にあります。
陽が傾いてきたので、赤瀬鼻八大龍王から急いでこちらへ。波の浸食でできた鬼の足跡。
一説には大鬼のデイが鯨をすくい捕るために踏ん張ってできた足跡と伝えられているそうです。
もう片方の足跡は勝本町辰ノ島の蛇ヶ谷にあるとか。力強いエネルギーです。

ほんとに断崖絶壁。柵も何もありません。

波が激しく岩にぶつかり飛沫が高く上がってました。
それを見ていると心が洗われますねー(*^-^*)

<鬼の足跡>
住所:長崎県壱岐市郷ノ浦町渡良東触
駐車場:有り
トイレ:有り

MAP

最後は猿岩

猿岩


見た瞬間、ゴリラそっくり!!

左京鼻龍王神社の記事で下記のことを書きましたが、
「神様が海の中でこの島をお産みになったとき、流されてしまわないように8本の柱を立てて繋いだ」その折れ残った八本柱の一つがこの猿岩だと言われています。

もうちょっと顔が見えるところまで移動してどんな顔か見てみようと覗きに行ったら・・・・(;゚∀゚)
太陽に吠えているみたいな・・・。

角度を変えると猿には見えないらしい。
伝承の通り、この猿は神様が置いて下さったんだと思います。
「島が流されないように」
神の国日本が汚されないようにという意味でもあると思います。
あの凄惨な侵略があったにも関わらず壱岐・対馬が元国の手に渡らなかったのは、神々がこうして守っていた事と人々の魂の強さだと感じずにはいられません。

ちなみに「鬼の足跡」の近くには「微笑むゴリラ岩」と呼ばれている岩があるそうですが、こちらの方がゴリラに似てます。やっぱり斜め後ろからの方が可愛らしく見えますね。
姉が「もっちょっと待てば夕焼けが」って言ってましたが、夕焼けは雲が無いと劇的に焼けないんです。
だからこのようなピーカン状態だとあまり焼けずに終わるのでいいショットは撮れないのが残念。それでも素敵な景色でした。
写真には写っていませんが、斜め右奥には対馬が見えていました。

猿岩から近い場所には「東洋一」の射程距離と破壊力を誇る(最大射程距離35km)「黒崎砲台跡」があります。

宿へ帰る途中、明朝レンタカーを返却しなきゃいけないこともあり、ガソリンスタンドを探すも17時過ぎて店終いばかり(+ω+)
やっと宿の近くで見つけて満タンできました。

2024年の大晦日。
今年も色々ライトワークに行ったけど、どこも凄かった。
「壱岐」来て良かったね~とその夜姉と飲みながら語ってました。
長崎出身の福山雅治さんのCM

<猿岩>
住所:長崎県壱岐市郷ノ浦町新田触890-2
駐車場:有り
トイレ:有り
MAP

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