神龍八大龍王神社から車で1時間ちょっとの南阿蘇にある宝来宝来神社。
宿から近かったので調べてみると結構金運で有名な神社で、全国から参拝客が後を絶たないらしいということで、早速伺いました。
一粒万倍の泉
<一粒万倍の泉の由来とご利益>
平成28年(2016年)の熊本地震の影響で水の確保が難しくなったので、新しく230メートルボーリングしたところ、大変水質の良い水脈に当たりました。
この有難い湧水を宝来水(ほうらいすい)と命名。
ある参拝者の方が、「一粒万倍日」に宝くじを持って宝来宝来神社に参拝し、この「宝来水」を持ち帰り、その水でお米を炊いて食事したところ、高額当選されたとのことです。
その方から「一粒万倍の水鉢」を奉納いただき「一粒万倍の泉」と命名いたしました。
実はこちらの神社、こうした由来がいくつもあるのです。
願掛け観音様
次は願掛け観音様に目が留まり、祈願させて頂きました。
特にこちらの右上に置かれている石にパワーを感じました。
縁結び・子宝観音様
階段を上がりお参り時にボタンを押すと録音された宮司の祝詞が再生されます。その下には神馬と大太鼓がありました。
お社には所々太鼓が置いてあり、叩けるようになっています。
開運宝来宝来縁起大太鼓
「宝来宝来(ほぎほぎ)と唱えながら歳の数だけ太鼓を叩く」と書いてあり、叩く数が多くて次の参拝客を待たせてしまいました(^^ゞ
そうこうしていると、太鼓が鳴り何かが始まるようだったので宝来宝来祈願堂という所へ行くと宮司さんがいらしてこれから祈願されるようでした。
椅子には何人が座っていらして、席は空いていましたが、最後に来たのでそのまま立って参加しました。
祝詞が終わり、宮司さんがこちらににいらして「聞かれていたようなので、どうぞこちらへ」と榊を渡して下さり、祈願させて頂きました。
それが終わってから宮司さんから「御朱印を持っておられるようなので宜しければ預かります。」と言われて渡し、直に書いて頂くことができました。(※平日は書置きのようです)
お参りされていれば御朱印代は要りませんとの事。御朱印代が無しというのも良心的。
GW期間中は無料の開運祈願祭を開催しているとのことで、その事を知らずに参加できてラッキーでした。
宮司さんはとても熱心な方で偏った考え方を持っておられず、人を選別せず、懐の広い方という印象でした。そうした宮司さんだからこそ、金運が集まるのだろうと感じました。
くじ猫大明神
猫大明神がまたユニークです。
<くじ猫大明神の由来>
こちらの神社で生まれた猫を譲り受けた方が事業で大成功され、ぜひその御礼をしたいとのお申し出を受け、建立したそうです。
この招き猫の像は、一粒万倍の日に御霊入れの儀を執り行い、「くじ猫大明神」となり、「くじ」運に強くなるよう手の方角は「9時」を指しています。
実際に神社で猫ちゃんを飼っているようで。
ちょっと目つきが悪そうですが( ̄▽ ̄;;)お歳をめしている猫さんですね。
のんびりお昼ねしてました。
色々と祀られていましたが、こちらはなかなか見かけないものが・・・
九頭馬様
9頭の馬が彫られたものですが、どういう意味があるかというと、馬は財産・出世・生命力の象徴であり、活気を呼び込み開業事業運や財産運を高める作用があると記載されています。
また「9」は宇宙的にも強力な意味合いがありますが、こちらでは、「9つの災い(火災・台風・地震・雷・水害・冷害・水難・ケガ・交通事故)」を救って頂けるご利益があるそうで、9頭の馬が右肩上がりに一気に駆け上がる様を表しています。
馬九生救(うまくいく)
ダジャレのようですが、実はこういう発想は大事で神々などの高次元の存在はジョークが大好きなんですよね。
こちらの神社は他の神社には見られない、参拝客を楽しませようと宮司さん自ら様々な演出を施されていて高次元から強力に支援されていることが窺えました。
特に金運が強いことから日本各地から参拝客が絶えない理由がよく分かりましたね。
ブラックルーム
名前からしてドキドキワクワク。中に入ると真っ暗闇。
長野の善光寺にある御戒壇巡を思い出しましたね。ちょっとした面白い趣向でした。
縁切り布袋様・良縁祈願観音様
まだまだ複数祀られていらっしゃいますが、極めつけはこちらの神社の由来になった
当銭岩様が祀られた当銭岩神社です。
当銭岩神社
<由来>
平成16年春、リストラされた重機の運転手がこの土地の造成工事を行っていたところ、大きな岩に当たりました。
運転手はその岩を取り壊そうとしましたが、突然重機が動かなくなりました。修理してまた取り壊そうとしましたが、再び故障し原因も不明です。
その夜、夢に岩が出てきて「どうして私を壊そうとするのか?」と言うので運転手は「生活のために金が必要だ」と答えると、岩は「それなら宝くじを買いなさい。そして当たったお金の一部で私を掘り出して祀ってくれないか?」と言いました。
運転手は半信半疑で宝くじを買うと生活に困らない程度の額が当選したので岩を掘り出しました。
その話を聞いた友人が、この岩を拝み宝くじを買ったところ、途方もない額が当たりました。その噂が広まり、誰ともなくこの岩を『当銭岩』と呼ぶようになり、願掛けする人々が訪れるようになりました。
その後、当選された方々のご寄付により、当地を宝来宝来神社として建立いたしました。お参りいただきます皆様に、良いことがありますようにご祈願いたします。HPより
当銭岩様からはとても暖かく素晴らしい気が流れていて、強い意思を感じました。こちらに何時間でも居たいと思わせる高度なエネルギーで暫くリラックスした後にワークをさせて頂きました。
宝くじに当たる方が多いらしいですが、そうした物質的な宝以外にも人間が喜びを感じる、宝と感じるものを祈願する為の神社という由来の記載がありました。
<宝来宝来神社の由来>
宝来宝来神社の由来は“陽幸和福招金萬宝来(ようこうわふくしょうきんまんほうらい)”の御神言より、宝とは宝くじやお金が来る物質的なことだけを意味するのではなく、夫婦円満や対人関係などお金では解決できない問題を解決することも宝が来るとの同じであることから、「宝来宝来(ホギホギ)」と念じ、皆様が幸せに暮らせるよう建てられた神社です。
雲も多くなり、山の上に薄雲の中からふと太陽の光が差していました。
十字に光っており、とても幻想的でしたね。
こちらは珍しくリモート参拝というものもやってるみたいです。
また是非伺いたい神社です。