倶利伽羅山八大龍王社(くりからさんはちだいりゅうおうしゃ)

倶利伽羅山八大龍王社(くりからさんはちだいりゅうおうしゃ)


山頂本堂から車で5,6分の所にある倶利伽羅山八大龍王社。

駐車場は4,5台停められるスペース。社殿は小高い丘の上にあるようです。
手前に小さな手水舎があったのでこちらで清めてから上がります。

<由緒>
仏法を守護する八体の龍神を祀る。
1300年前、修験道の開祖、役小角が出羽三山を開くためこの地を通った折、天田峠を通行する旅人の無事と加賀・越中の民の息災を願い、奈良の生駒山から自然石の龍神を背に乗せて運び、ここに安置したと伝わるそうです。

この龍神様はよく大蛇に化けては人々を驚かせたそうで(笑)
あの役小角が関わっていたとは。そういう謂れがあったんですね。

途中道が分かれていますが、どちらからでも行けるみたい。
真っすぐ進むと掘立小屋的な社がありました。
中は誰もいませんでした。左側にもスペースがあります。

ちょっとビリビリ。
とはいえ先程の山頂本堂が強すぎたのもあってか、それ程の強さではないと思えてしまう。

龍神様にご挨拶とお礼をした後、人々の健康と幸福を祈願させて頂きました。

<峠の神様の伝承>
1933(昭和8)年の天田峠改修工事の時、峠を堀り下げていると両側の山が地滑りを起こして工事が難航、度重なる地滑りにほとほと困りかねていた時、村人の1人が峠の神様の言い伝えの話をしました。

龍神様(天田峠の神様)は、「私を祀るなら七堂伽藍(しちどうがらん)を建てるか、そ西の海の見えるところに祀ってほしい」

その時、峠の神様は工事の邪魔になるため付近に放置されていたのです。
そこで海の見えるところに小さな祠を建てて安置し、お祀りしたところ、その後工事は順調に進み無事完成しました。(倶利伽羅地区の伝説「峠の神様」の話より)
龍雲が見えましたね~。


倶利伽羅峠があるこの辺一体は平安時代に源平合戦が繰り広げられたため、霊的な
存在がまだ結構残っています。(2024年7月時点)
が、色々な方が浄化をされている為、悪い存在はいないように思いました。

倶利伽羅不動寺の方は強力なのでエネルギーに敏感な人はちょっとしんどいかもしれません。

次は倶利伽羅神社へ続く。

住所:石川県河北郡津幡町字九折
社務所:無し
トイレ:無し
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