この世は何故『悪』は無くならない?(1)

<二元性とは>
私達が住むこの地球は、二元性の性質を持って作られています。
二元性とは、例えば男性と女性、太陽と月、光と闇、生と死、健康と病気、良い事と悪い事等、相対している性質のもので、両者が存在して初めて成立するものです。
私達はいいか悪いか、良いかダメかという評価社会の中で生きているということも当て嵌まります。それは秩序を保つ為にも作られました。

<二元性の世界にいる理由>
生まれた時から死ぬまで順風満帆な人はいないように、人の人生というものは、まるで映画の起承転結のように良くも悪くも様々な事が次々にやって来ます。
何故お呼びではない困難なこと、辛いこと、悲しいことなどがやってくるかというと、私達は低波動の世界で魂を成長させるために敢えて二元性の世界を選んで来たからです。

<悪人は地獄に行くのか?>
宇宙に「いい」とか「悪い」とか、評価することは無いんですね。
では、悪人は罰せられないのか、地獄に落ちないのか?ということを不審に思う方もいるでしょう。
地獄に行くかどうかは私には分かりませんが、第六天魔王は見た事があるので、そういう存在がいて、何らかの場所に連れて行かれるのではないかと想像しています。

しかし善行を行った人も、悪行を重ねた人も、少なくとも自分の人生に後悔したり、疑問を持ち続けているとカルマとして残り、来世に影響するようです。


<元は1つの意識体のようなもの>
私達は元々、多くの集合意識みたいな一体化したもから、それぞれが役割を分けた魂となって、あらゆる世界へ飛んでいき、お互いに経験値を積んで、死んだら元の意識体のような所へ帰り情報を共有します。
その人の人生のテーマに合った形で凡その青写真は決まっていますが、成長次第で現世は変えることができ、得られるものも変わっていきます。

また、次に生まれ変わった時は、「裕福な家庭に生まれるんだ」と思いながら死んでも自分の課題をクリアしていないと来世でもまた同じ経験をします。

<二元性は作られる>
九州の宿でお世話になったおかみさん曰く「何故か私の所へ親猫が子猫を預けに来るんだよね」と言っていました。
その方は数年前から捨て猫を保護していたそうです。
動物はちゃんと理解して面倒を見てくれる人へ大事な我が子を預けるんですね。
これは動物から見て信頼出来る人へ預けたということになりますが、猫に限らず信頼出来る人の所には相談事がやって来るように「捨てる神あれば拾う神あり」の如く、相対的に二元性が成立するようになっています。

最近姉が公衆トイレなどを掃除しているのですが、姉曰く「最近、汚いトイレばかりに当たる」と言ってました。
掃除する人のところに、汚いトイレが巡って来るようになっているんです。(笑)
しかしこういう行為は小さな徳の積み重ねとなる為、是非(私はやってあげてるんだ、私はいい事してるから何かいいことがあるだろう)という見返り目当てにやらず、コツコツ徳を積むと宇宙からのご加護があるでしょう。

ちょっと脱線しましたが、クスリ絵で有名な丸山先生も「病人を治したい。と思った瞬間、病人が現れる。つまりそう思うと病人ができてしまう」というようなことを仰っていました。この世は片方だけでは成り立たないということがよく分かります。

続く。

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龍という存在について

能登大地震が起きて一週間が経ちました。
今回、道路が寸断されて中々物資が運べなかったのですが、ようやく主要拠点に届けられました。
まだまだ物資を必要としている個人宅や分断されている地域へは届けられていませんが、着々と進められ、救護や復旧作業に当たられている方々も疲労困憊だと思います。心より感謝申し上げます。

こうした状況で神界においては、龍などが派遣され被災された方々を癒しております。
それが分かる映像が下記ニュースの一部でに映っていました。
2:47~2:58頃に家の中で吹雪いているような映像が出ますが、これは龍が癒しに来ているんですね。
実際にその後、外の様子が出ていますが、外は全く吹雪いておらず無風のような状態が確認できると思います。

<龍の正体とは>
龍はプラズマ体で電気を帯びています。人間も電気を帯びていますから、磁力で人体に乱れた分子を龍がを整え癒してくれています。この現象は例えば、滝がある所とか、温泉がある所でも見られます。
温泉をくみ上げるのを龍が手伝ってくれており、龍がいる所はよく見られます。

龍というのは架空の存在と呼ばれていますが科学的にも証明されており、その正体は人間界で言うプラズマ体であり、意思を持っています。
この世のありとあらゆるものは、道端の石ころであっても、すべて生命を持ち意思を持つと古くから言われています。
ですから昔の人は「石ころでも命があるんだよ」と言って粗末に扱うことをしませんでした。
私も実際、冷蔵庫が話しかけてきたりしたので、全ての物質には「生命が宿っている」と実感しています。
※人間の場合は肉体に魂が宿るという構造になっており、物質には魂はありません。

動画はYouTubeで拾っておりますので、
確認されたい方は下記より検索をお願い致します。

<タイトル>
震度7の志賀町にいたスタッフが語る「ほとんどの方は車内に避難」「ガラスが飛び揺れてる間に電気が消えた」【石川県で最大震度7】
<動画内 2:47~2:58頃>
TBS NEWS DIG Powered by JNN

今夜も引き続き「祈りのワーク」を行いますので、参加されたい方は下記日時でお願い致します。

~祈りのワーク~
開催日時:1月6日(土)~8日(日)の3日間
     20時00分~(約20分間)

時間になりましたら、やりたい方はご自身で始めて下さい。

<ヒーリング・祈りの目的>
・被災者の心を癒す。
・心配や不安、恐怖を軽減する。
・体と心の緊張を解く。
・精神面を整える。
・マイナスな波動を祓う。
・冷静に判断・対処できるよう導く。

<祈りの例>
・「被災者の方々が癒されますように」と言葉に出して伝える。
・「被災者の方々が一日も早く安堵できる生活ができますように。」
  と言葉に出して伝える。
・火のエレメントに対して
 体が温まりますように。
・水のエレメントに対して 
 お水がみんなに行き渡りますように。
 トイレが滞ることなく流れますように。
・風のエレメントに対して
 情報が速やかに伝わりますように。
 安心感や喜びを運んで下さいますように。
・土のエレメントに対して
 物資が速やかに届けられますように。
 大地が癒されますように。
・被災者の方々に
「宇宙の全ての存在が応援しています。どうか心を強く持って下さい」と伝える。
・天使やマスター、神々、エレメントに被災者の方々への癒しを依頼する。
・ご自身で愛と癒しのエネルギーが降り注がれみんなが笑顔にならう光景をイメージする。

やり方に制限はございませんので、ご自身のやりやすい方法で頭に浮かんだことを素直に祈りとして表現頂けます様お願い致します。
また、見返りを求めるものではなく純粋に自分がしたいという素直な気持ちで祈ることが重要です。(私はこんないいことをやっている)という気持ちは、純粋なものではないので人の役に立たないばかりか闇を生み出す結果になる為、十分ご注意ください。

お時間になりましたら、ご自身で祈りのヒーリングワークをスタートしてください。
※この時間帯だけではなくご自身がやりたい時にやって頂いて構いません。

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日本が起動した1月1日とワークのご案内

左)金龍権現 右)九頭龍権現

本日は東京の浅草寺に伺いました。
何故こちらに伺ったのかと申しますと、年末年始に奈良県・和歌山県へにライトワークに行っておりまして、奈良県宇陀市室生神社の奥宮(吉祥龍穴)の黒龍が参拝者が多すぎてエネルギーが枯渇していることもあり、エネルギーをお送りさせて頂くために伺っておりました。

<黒龍現る>
年が明け、帰京してからも黒龍様へエネルギーワークをさせて頂いた所、室生の黒龍がいきなりやって来て「私はいいから早く龍を集めてあなたができることをやって」と言われてたんですね。
直ぐに能登の震災のことが頭に浮かびました。震災後の癒しのワークは行っていましたが、どうやらもっと深い部分で対応が必要らしい。
ということで詳細のチャネリングをしたところ、複雑な要素は絡み合うものの、地の龍が大きく動いていることで日本がいよいよ、本格的に大きな変革を遂げていく、ということが分かったんです。
おそらく今年、来年は地震や火災、津波等大きな天災に見舞われるのは覚悟しておいた方がいいです。
それは定めであり、人々が覚醒する為に乗り越えなければならないことのようです。そこで急遽宇宙の根源である九頭龍を祀る神社へお伺いしました。

<何故1月1日に起きた!?>
陰謀論などがありますが、それを抜いたとしても、どの道、発動されていたでしょう。もはやそのレベルで考えるのではなく、私達が自分が何者で何をするために地球に来てどのような魂になっていたいのか、それに嫌がおうにも向き合わされる時が来ているのです。

今回元旦に起きた能登の大地震も、地の龍が破壊を起こし、私達に敢えて目覚めさせるよう促しました。 (地の龍が動いただけではないと思いますが)
それは赤い炎を纏っています。
赤龍は「破壊」を齎します。
嫌な印象があるかもしれませんが、「破壊」がないと新しいことが生み出されません。
私は年末に火のワークを行いましたが、それは私達の魂に眠る赤い炎を蘇らせる為です。

<九頭龍と金龍>
九頭龍は地球が生まれた時から関与している私達に非常に関わりが深い龍です。
私達の生命の源と言っても過言ではありません。そして私達ひとりひとりに龍のエネルギーが宿っています。
私は九頭龍と金龍に日本人の神意識が目覚めるよう祈願し、天人地のワークをさせて頂きました。
風が吹き出し、社殿の上に大きな金色の麒麟に似た顔の金龍が現れ私の願いは受け取って下さったようです。

<被災者の役割>
亡くなった方が運が悪いとかそういう事ではありません。
被災地に住んでおられる方はその事態が来る事を承知して生まれて来ています。
つまりとても勇敢な魂ということです。私達の意識を上げる為の大変なお役目を担っています。
ですから他人事と捉えずに、地震国日本ではいつでもそのような事態になり得ることを考えて、自分が今できることを実践していきましょう。

今回、ワークや募金など個人的にできることはやっていますが、個人の意識を高めること、これはどなたでも毎日毎日できることですから、 (やらなければいけない)ということではなく素直にこうなりたい、こうしたいという気持ちでやって頂くと良いでしょう。
そして被災地の人々や現地で直接支援活動して頂いている方々に応援エールを送って頂けたら幸いです。

<自分を高めるには>
・人の批判をしない。誹謗中傷しない。
・マイナスな考えが出たら捉え方を変える。
 →プラス(成長になる為)の事を捉える。
・自分を大切にする。
・自然や周りの関わる人に感謝する。
・見えない存在(神様・精霊の皆様・ご先
 祖様)に感謝する。

これまで何度も記事で伝えていますが、私達人間は物凄く周りの自然や見えない存在達から支援されて生きています。そのことをどうか忘れないでください。

~祈りのワーク~
開催日時:1月6日(土)~8日(日)の3日間
     20時00分~(約20分間)

時間になりましたら、ご自身で始めて下さい。

<ヒーリング・祈りの目的>
・被災者の心を癒す。
・心配や不安、恐怖を軽減する。
・体と心の緊張を解く。
・精神面を整える。
・マイナスな波動を祓う。
・冷静に判断・対処できるよう導く。

<祈りの例>
・「被災者の方々が癒されますように」と言葉に出して伝える。
・「被災者の方々が一日も早く安堵できる生活ができますように。」
 と言葉に出して伝える。
・火のエレメントに対して体が温まりますように。
・水のエレメントに対して 
 お水がみんなに行き渡りますように。
 トイレが滞ることなく流れますように。
・風のエレメントに対して
 情報が速やかに伝わりますように。安心感や喜びを運んで下さいますように。
・土のエレメントに対して
 物資が速やかに届けられますように。大地が癒されますように。
・被災者の方々に「宇宙の全ての存在が応援しています。どうか心を強く持って下さい」 
 と伝える。
・天使やマスター、神々、エレメントに被災者の方々への癒しを依頼する。
・ご自身で愛と癒しのエネルギーが降り注がれ、みんなが笑顔の 光景をイメージする。

やり方に制限はございませんので、ご自身のやりやすい方法でお願い致します。

また、見返りを求めるものではなく純粋に自分がしたいという素直な気持ちで祈ることが重要です。(私はこんないいことをやっている)という気持ちは純粋なものではないので人の役に立たないばかりか闇を生み出す結果になる為、十分ご注意ください。

お時間になりましたら、ご自身で祈りのヒーリングワークをスタートしてください。
よろしくお願いいたします。
※この時間帯だけではなくご自身がやりたい時にやって頂いて構いません。

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2024新年のご挨拶

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

元旦早々に起きた能登の大地震。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともにお怪我された方、被災されている方々のお見舞いを申し上げます。

私はちょうどその時、和歌山県田辺市の龍神村へライトワークへ行っていたんです。
一瞬揺れを感じた気がしましたが、その瞬間だけだったので、特に気にしていなかったん
ですが・・・。
その後、TVで能登震度7の大地震があったことを知りました。
私は2021年~22年の年末年始に能登のライトワークへ行って半島を一周していたので、どの場所が危険か薄々察知はできましたが、珠洲市の津波の爪痕や輪島の一面焼け野原で変わり果てた光景を見て言葉になりませんでした。

そして2日の夜に起きた羽田空港の衝突事故。
昨日、羽田空港へ帰る予定便が空港閉鎖で欠航になってしまい、まさかの事態に関空
は大混雑。1月3日本日の便も年始のUターンで当然満席。運良く本日新幹線で帰宅でき
ました・・・💦

今年も破壊と再生が起きる星周りでありますが、「辰年」という目覚めを大きく促すタイ
ミングでこのようなことが起きるのは、それを阻止する勢力の動きもあるということです。
しかし、闇の勢力にしても自然現象にしても、どちらも私達が乗り越えなければいけないものであり、今後はこうした局面が早いスピードで幾度も展開されていくように感じますので、その波に飲まれて流されてないように自分自身の手綱をしっかり握り、何が起きても乗り越える勇気を持って頂きたいと思います。

北陸だけに限らず、今年から来年にかけて特に全国的に何が起きてもおかしくない状況が
起きると思われます。
慌てず冷静に、そして日々、自分自身や神を信じる力を高めていきましょう。

~被災地への祈り~
物資と安心できる環境が最優先なのですが、物質的な側面は国にお任せして、私達が遠距
離で誰でもできることを行いたいと思い、自由参加型の「祈りのヒーリングワーク」を開催致します。
私ひとりで行っていても力に限度があります。
皆さんおひとりおひとりのお力が必要です。

被災地に意識を向けて祈るだけで構いません。
ヒーリングができる方はご自身が修得されたヒーリングでお願い致します。
より多くの人が集中的に祈ることで、癒しが拡大し強力なものになることを鑑み、できる
だけ多くの方にご参加頂ければ幸いです。

<ヒーリング・祈りの目的>
被災者の心を癒す。
心配や不安、恐怖を軽減する。
体と心の緊張を解く。
精神面を整える。
マイナスな波動を祓う。
冷静に判断・対処できるよう導く。

開催日時:1月6日(土)~8日(日)の3日間
     20時00分~(約20分間)

慣れていない方は疲れたり飽きてくることもあると思いますが、被災された方が一日も早く安心できる生活と人々が強く生き抜く力が発揮できるようお祈り頂ければと思います。
言葉として発して祈って頂いても良いですし、瞑想してピンク色の愛に包まれた被災者の人々が元気な姿になって回復していく様子をイメージするなど、やり方に制限はございませんので、ご自身のやりやすい方法でお願い致します。
お時間になりましたら、ご自身で祈りのヒーリングワークをスタートしてください。
よろしくお願いいたします。

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今年を振り返って

2023年、皆さんはどのような年だったでしょうか。
私自身、今年も学びの多い一年でした~!
ライトワークも未だかつてないほど、突き動かされるように行きまくりバテバテの日々。
さすがに出費がやばかった💦
そんな慌ただしい一年でしたが、感動したことがめちゃくちゃ多くて、本当に行って良かったです。
神様は神社以外でたわいもない話を聞いていたりすることが分かったので、おちおちしてられないなと思いましたし(笑)
神様も人間らしい側面があって、より身近な存在として捉えられるようになりました。
恭しく祀ったり、崇めたりということはせずに友達のような感覚で接した方がいいですね。

残り僅かですが、まずはご自身がここまで無事に過ごせたことに感謝しましょう。
自分自身を褒めてあげるのです。失敗したことも、楽しかったことも、「よくやったね」「頑張ったね」とセルフハグしてあげます。

何度も言ってますが、この時代にこの地球に、そして日本に生まれて来たことは相当の確率で、今年も無事に年を過ごせるというのは本当に凄いことなんですね。
それはあなた自身の魂が自分を輝かせたいという強い思いがあったからこそです。

そしてお世話になった人々や、あなたの周りを守護してくれている存在達、地球(テラ)や自然の多くの生命体達の存在も忘れてはいけません。
私達は誰一人としてひとりでは生きていけません。見える存在も見えない存在も、とんでもなく多くの存在達の働きがあなたに関わっています。そうした存在達の支援に熱い感謝の気持ちを伝えましょう。

<感謝の伝え方>
単純に「ありがとうございました」というのと、心を込めて「ありがとうございました」では同じ言葉でも波動が違いますよね。
自分流な心の込め方でお礼を伝えてみると良いですよ。

心を込める時に、自分の発する言葉が光となって届くことを連想してみるのもいいでしょう。またはピンク色の愛の玉のエネルギーを想像してプレゼントしても良いでしょう。
こんな楽しいことがあった、うれしいことがあったと、喜びを直接伝えたり、思い浮かべ
ながら伝えるのも良いです。
受け取る側も(こんなに喜んでくれたんだ)ともっとあなたにサポートしてくれるでしょうし、更なるサポーターを呼び寄せてくれるようにもなります。

そして新年を迎えた時は
「今年もよろしくお願いします」を伝え、上記のような方法と、2024年はどうしたいのか、どうなっていたいのかを想像しながらご挨拶されると良い年のスタートが切れます。
自分の喜ぶ姿を想像しながら、ノートに書いておくのをおススメします。

さて、長々書きましたが、本日は今年最後のブログです。
年末年始も早速ライトワーク全開です!
まだ2023年のライトワークも全て書き切れていませんが💦、スローペースながらご報告させて頂きます。

今年もお世話になりました。
来年も皆様のご健勝と更なる飛躍をお祈り申し上げます。
よいお年をお迎えください。

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熊野(4)一遍上人(いっぺんしょうにん)

一遍上人

一遍上人(いっぺんしょうにん)は、 <幼少期~成人>

1237年、伊予(愛媛県松山市)で生まれ、10歳で母と死に分かれる。父の勧めで出家し、12年間浄土宗の寺々で修行を積む。
父の死で故郷に帰り、半僧半俗の生活を送るが、親戚のいざこざで襲撃事件が起き、故郷を離れる。

最初に訪れたのは信州の善光寺で「二河白道図にがびゃくどうず」を写して自分の本尊とされた。一遍上人はこの善光寺での参籠によって、人々への化益を強く決心する。

<遊行へ>
故郷へ戻り、三年間の参籠の間に「十一不二頌じゅういちふにじゅ」を感得。その後、家や土地など一切を捨てた遊行の旅へ。
学問や理論ではなく、余計な考えは捨て、南無阿弥陀仏と声を出してとなえることを人々に勧め、念仏勧進を行う。一遍上人は遊行で出会った人々に「南無阿弥陀佛」と書かれた念仏札を配った算ふだを賦くばり結縁すること、これが「賦算ふさん」。

<熊野での出来事>

熊野山中で出会った一人の僧に「信心を起こして南無阿弥陀仏と唱え、この札をお受けなさい。」と札を渡しましたが、その僧は、「いま一念の信心が起こりません。受ければ、嘘になってしまいます。」と言って受け取りません。「仏の教えを信じる心がないのですか。なぜお受けにならないのですか。」と尋ねると「経典の教えを疑ってはいませんが、信心がどうにも起こらないのです。」と答えました。 
念仏札を拒否されたことに一遍はショックを受けますが、僧の言葉は理にかなっています。

このことに苦悩し熊野本宮大社証誠殿の御前で啓示を仰がれます。すると、夢の中に熊野権現(阿弥陀如来)が現れ

「一切衆生の往生は、阿弥陀仏によってすでに決定されていることなのです。あなたは信不信を選ばず、浄不浄を嫌わず、人を選ぶことなくその札を配らなければなりません。」
このご神託により「信心の有無や心の浄らかさにとらわれず結縁を勧める」を説いて全国を回ります。

踊り念仏>
九州を出ると、四国、中国地方、京都、信州、関東、東北へと一処不住で回られ、鎌倉へ。
鎌倉では禅宗の寺院が北条氏の保護を受けて盛んになるのをみて、各宗の高僧たちは鎌倉での布教を試みたが、仕事と食料を求める浮浪の人々も数多く集まって来た。

一遍上人も多くの民衆への念仏勧進を願い、鎌倉に入ろうとしたところ、こぶくろ坂で警護の武士が行く手を遮った。浮浪者の取り締まりを厳しくしていた鎌倉に、乞食のような恰好をした僧尼の一団を入れる訳にはいかなかった。

武士に棒で叩かれながらも一遍上人は、「人々に念仏を勧めて歩くことが私の命である。このように制止されれば、どこへ行けばいいというのか。いっそこの場で命を終えよう。」
一遍上人の衆生化益への強い意志と気迫に圧倒されたのか、武士は鎌倉の外では布教が禁止されていないと告げます。
一遍上人は片瀬(神奈川県藤沢市)へ向かい、その後、小田切の里(現在の佐久市臼田)で“南無阿弥陀仏”の六字名号を称えながら阿弥陀仏に救われるという約束があることを信じて、その喜びのあまり自然に体が踊りだした、「踊り念仏」を修める。
太鼓や鐘などを打ち鳴らし、踊りながら念仏や教えを唱えるものとなり、これが現在の盆踊りや歌舞伎踊りなどにも大きな影響を与えている。

京都では一遍上人の念仏札を求め、その数は16年間で25万1724人にのぼったとされている。

一遍上人さんを存じ上げてなかったんですが、踊念仏の太鼓や鐘などを打ち鳴らし、踊りながら念仏や教えを唱えるものとは、なかなか理にかなってるなと思いました。

というのがとても大事でこの音の周波数が人々の肉体、精神、エネルギーフィールドを整え、活性化させることで仏様や神様と繋がりやすくしているんですね。
太鼓や鐘が無かったとしても、口から発せられる言霊、特に日本語は宇宙に響きやすい愛が秘められたバイブレーションがある為、古くからこの言霊を使って唱えることで、神々とのパイプを強くしていたんです。

南無阿弥陀仏とは、永遠の命をもつ阿弥陀仏様に帰依する(お任せする)いう意味で今風に言えば、宇宙の流れに逆らわないでいるとなるように成り、誰もが救われるということです。
念仏とか真言は私的には最初はあまり信じていなかったんですが、一種の呪術みたいなもので正しく使うことでその効力を得られると実感しています。

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『金運盛り天Ⅱ』有償ワークのご案内 

宝木宝木神社

弁財天様、大黒天様のサポートを受け、パワーアップして帰って来ました!
縁結びのご縁を強化し、人間関係が良くなることで良い仕事に恵まれたり、やりがいのある仕事が見つかったりします。毎日が楽しくなったり、自分の能力を発揮して収入と結びつくような引き寄せも期待できます。

ただ、「楽して儲けよう」という考えを持っていると、神々様からの援助は遠のきますのでご注意ください。神々はあなたの成長を楽しみにしている為、仕事でしたら楽しく一生懸命働く人が好きです。また自分と他の人の為に働く人を優先的に支援します。
自分がやりたいことをする為や成りたい自分になる為に、お金や人、仕事、物のご縁を望む方に向いているワークです。


2023年5月、金運最強の宝木宝木神社、阿蘇白水龍神社のライトワークで頂いたエネルギーを元に錬金術で構築した金運ワークを通常は有償ですが、お年玉企画として無償で提供致します!
ワーク詳細は過去に記載している以下内容をご参考ください。

前回、好評だった『金運盛り盛りワーク』を更に強化追加したパワーアップバージョンです。

お金から好かれる人間になる為には、お金に対するブロックを外し、お金と楽しく付き合う自分になることです。

前回の案内でも記載しましたが、今一度内容をご確認ください。
今回は金額は同じでパワーアップ版をお届け致します。

お金の役割は、世の中を豊かにし、人々の心を満たすだけではなく、お金と関わることで人々の中に眠る本質の部分を目覚めさせる働きがあります。

お金との関わり方、自分の在り方を見直すと人生が大きく変化していきます。
お金はスピリチュアルにとても深く関わりがあり、私達が成長する上で重要な学びを教えてくれる存在なのです。

今からでも始められるお金との接し方

・お金のことを好きになる
・いつも感謝を忘れない
・財布を綺麗に掃除する (お金にとって財布はお家なので)
・一万円札を金色の折紙か布に包む。 (居心地の良いベッドを作る感じ)
・支払う時は「ありがとう、また帰って来てね」と伝える
・お金はいつも「ある」と思うこと
 「無い」と言っているとそういう現実を引き寄せる。
・一万円札の左上の番号の末尾が「9」 もしくは「Z」のものを一枚財布に
  入れておく。数字やアルファベットの末尾は「増やす」引き寄せがある。

日常的にできることなので、やってみましょう。

ワーク内容

今回のワークでは宝木宝木神社の当銭岩、弁財天、白蛇のエネルギーを受け取り、以下のことを重点的に構築しています。

・潜在意識にあるお金への抵抗を外す
・お金に対する古い価値観・概念を外す。
・お金に対するネガティブな意識を外す。
・お金が入ることで自分が汚い人間だという錯覚を外す。
・お金は自分も周りも幸せにするツールであり諍いを起こすものではないと認識する。
・お金に対する有難みや喜びが湧いてくる。
・お金のことがもっと好きになり、上手に使えるようになる。

お金というのはお金が好きな人に、心地良く使ってくれる人に入って来るものであり、嫌っていてはいつまでたってもやって来ません。また、漠然と欲しいだけでなく、どのような事で使いたいのかを明確に意図することも大事です。このようにお金は受け入れる体制や条件が重要になります。

期待できる効果

・お金のことがもっと好きになる。
・お金を拾うことがある。
・予定より出費が安く済むことがある。
・誰かから奢ってもらったりプレゼントをもらうことがある。
・臨時収入が入る。
・収入がUPする。
・お金の使い方が変わる。
・お金ではないが祝福されたり、嬉しいことが起きたりする。
  (良縁、恋愛成就、能力開花など)
・運気が向上する。

※ワークを受けてもこれらが必ず該当するというわけではありません。
ご自身のお金に対する考え方で引き寄せるものが変わっていきます。

※光の玉を送る為、お時間は1,2分で終わります。
<お申込み>
【お受取り方法】完全遠隔
【特別価格】4,000円
【実施日】
金運盛り天Ⅱ  有償ワークお申込み
(※各種ワーク一覧にまとまっています)

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熊野(3)花山天皇(かざんてんのう)

花山天皇(かざんてんのう)

花山天皇(かざんてんのう)冷泉天皇の第一子で日本の第65代天皇。
冷泉天皇が発狂したため、2歳で皇太子になり、17歳で即位。退位後、花山法王となる。

<どんな人>
彼は絵画・建築・和歌など多岐にわたる才能があり、その発想も豊で、和歌においては在位中に『拾遺和歌集』を親撰し『拾遺抄』を増補したともいわれ巡礼しながら多くの和歌を作っている。
その反面、即位式で「王冠が重いから脱ぐぞ」と言って脱ぎ捨てたり、高御座に女官を招き入れたり女性のスキャダルも多く逸話がある。

<最愛の妻を亡くす>
忯子とは文のやり取りをしていく中で忯子に興味を持ち、同じ境遇の分かり合える部分があったのか次第に二人の距離は近づき、ついに花山天皇がプロポーズ。お互いが気の合う、かけがえのない存在と思うようになり常に離れず一緒にいた。
そして忯子が懐妊。
幸せの絶頂と思われた矢先、忯子が流産死。わずか17歳だった。

<出家>
忯子の死にショックを受け悲しみにくれる花山天皇。
「出家して御魂を弔いたい」という事を口にする。これは都合がよいと考えた藤原兼家。
兼家の三男道兼(粟田殿)が、自分も一緒に出家しますから」と言って内裏から連れ出そうとする。
この時天皇は「月が明るく出家するのが恥ずかしい」と一度は躊躇するが、今しかないというような理由づけをして連れ出す。

<安倍晴明の予言と花山天皇の退位>
花山天皇が退位する時、他の誰にも言わず、すぐに実行されたが、星の動きを見た安倍晴明が天皇が退位することを察知していた。
<986年6月23日の寛和の変>

それが紀伝体の歴史物語『大鏡』にも残っている。
986年6月23日夜明け前、内裏を抜け出した花山天皇は、道兼とともに山科の元慶寺に向かう。
安倍晴明の屋敷では
「帝下りさせ給ふと見ゆる天変ありつるが、すでになりにけりと見ゆるかな。 参りて奏せむ。車に装束せよ。」
「天空に天皇が御退位されるという現象が起こった。ただ、既に御退位は決まってしまったらしい。直ぐに支度をせよ。」

宮中へ報告する為に式神へ伝えた。
外へ出た式神が「天皇は、今、この前をお通りになったようです」ちょうど安倍晴明の屋敷前を花山天皇を乗せた牛車が通り過ぎ、時既に遅しの状態だった。

在位2年を待たずに19歳の若さで退位、出家した。

<花山法皇vs藤原隆家>
996年に藤原伊周(これちか)と隆家兄弟が花山法皇に矢を射かけるという大事件が起きる。
それ以前から花山法皇vs藤原隆家が起きており日増しにエスカレートしていった。
歴史物語『大鏡』によれば、ある時法皇は、「自分の邸宅の門前を無事に通ることは出来ないだろう」と言って隆家を挑発。
「それくらいのことは出来る」と挑戦を受けた隆家。隆家は頑丈な牛車を用意し、仕掛けてやろうと50人から60人の従者を従えて花山院へと向かった。
花山法皇は獰猛な僧侶を中心にした80人から90人もの従者を配置し、彼らは身の丈ほどもある杖と大きな石を持って待ち構えていた。
さすがの警備に隆家は法皇の家の前を通ることはできなかった。

<皇女殺害事件>
出家後も好色の噂はあった。
出家後、乳母子の中務とその娘平平子を同時に寵愛して子を産ませた。
また『栄花物語』では平子腹の皇女1人のみ成長したといわれる。
しかし1024年12月6日にこの皇女は夜中の路上で殺され、翌朝、野犬に食われた酷たらしい姿で発見された『小右記』
この事件は京の公家たちを震撼させ翌1025年7月25日捜査の結果、容疑者として法師隆範を捕縛、その法師隆範が藤原道雅の命で皇女を殺害したと自白。
藤原道雅の父は、花山法皇に矢を射掛けたあの藤原伊周である。
(事件そのものは盗賊の首領という者が自首をしたため、藤原道雅からの指示という点は有耶無耶になってしまった)

<出家後の活動>
出家後は播磨国の圓教寺に入り、比叡山延暦寺に登り戒壇院で灌頂受戒。
法皇となった後には、奈良時代初期に徳道が観音霊場三十三ヶ所の宝印を石棺に納めたという伝承があった摂津国の中山寺でこの宝印を探し出した。
花山法皇の観音巡礼が「西国三十三所巡礼」として現在でも継承されており、各霊場で詠んだ御製の和歌が御詠歌となっている。

摂津国の東光山で隠棲生活を送っていたとされ、この地には御廟所があり花山院菩提寺とし西国三十三所巡礼の番外霊場となっている。
花山院菩提寺の真南に位置する六甲山山頂付近の六甲比命神社の磐座群の中の仰臥岩に、花山法皇、仏眼上人、熊野権現連名の碑がある。

花山天皇は良くも悪くも書かれる人。
特に好色でダメダメ人間のように悪評されることがありますが、当時の天皇は私達が思っている以上に重責で縛りがきつく、政治のコマとして頻繁に利用されていた為、幼少期から信頼できる大人がいなくて、さぞ辛く苦しい日々を過ごされたことが窺えます。
また、天皇に道徳的なことを教える人がいなかった為、その行動が奇行にみえたのもそうした理由でしょう。
元来、愛情深く人を大事に出来る人。藤原氏に計られたとはいえ、そのまま天皇でいるよりは出家した方が政権争いに巻き込まれず、自由があり、自分が望む暮らしができたのではないでしょうか。

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熊野(2)文覚上人(もんがくしょうにん)

人を殺め、滝行では死んで命を復活させられたり、源頼朝との出会いなど、数奇な運命を辿る文覚上人の逸話をご紹介します。

文覚上人(もんがくしょうにん)

文覚上人(もんがくしょうにん)
出家前は「遠藤盛遠」(えんどうもりとお)

後白河法皇や源頼朝に重用された、平安時代後期から鎌倉時代前期にかけての僧侶で「神護寺」の興隆に力を尽くした人物。

<袈裟と盛遠>
遠藤盛遠は、上皇が居住する院御所の警備を担う北面の武士として鳥羽天皇の皇女・統子内親王に仕えていた。
同じ北面武士で従兄弟であった「源渡」の妻「袈裟御前」(けさごぜん)に一目惚れしたことで最悪の事態が。
彼女に「言うことを聞かなければ、お前の母を殺す」と脅して強引に迫ったという。困り果てた袈裟御前は、一計を案じて「私は夫ある身。それほどまでにお慕いくださるなら、夫を亡き者にしてください」と言い、「夫の寝所に忍び込んで、夫を討ってください」と持ちかけた。そして盛遠に渡が眠る位置を教えた。
深夜、渡の寝所に忍び込んだ盛遠。
刀を振り一太刀で渡の首を斬り落とした。しかし灯りで転がったその首をでみると、なんと袈裟御前のものだった。
袈裟御前は己の貞操を守るため、盛遠に嘘を教え、夫の身代わりとなったのだ。

この話は本当かどうか定かではないが、芥川 龍之介の小説や歌舞伎でも有名ですね。

<那智での荒行>
盛遠は自分の罪を悔やみ出家し文覚と改め、那智の滝で荒行に専念します。
那智滝の下流に文覚が修行をしたという「文覚の滝」が存在した。
*現在は台風12号による大雨で滝に巨岩が崩落し消滅。

滝壺に入って首のところまで浸かったまま数日。
何度か気を失いながらも耐え続けた挙句、とうとう息が絶えてしまった。
その時、滝の上から不動明王の眷属、矜羯羅童子(こんがらどうし)と、制多迦童子(せいたかどうし)がやって来て助けられた。
その体を撫でると生きを吹き返したという。
それが2度も生還したというから正に奇跡。
そのシーンが描かれた浮世絵が有名絵↑

<流罪先で源頼朝との出会い>
その後、「神護寺」の再興を後白河法皇に、「神護寺に荘園を1箇所寄付してくださらぬうちは立ち去らぬ」と強引に迫り続けたことで、ついには捕らえられて伊豆国へ流罪に。

伊勢国の安濃津から出航した後、遠江の天竜灘に差し掛かったところで嵐に遭遇。
文覚が船の舳先に立って、「聖が乗る船に危害を加えるとは何事か!」と大喝するや、すぐに波風がおさまったという。

そして無事に着いた伊豆国では、同じく流罪された源頼朝と出会う。それから数年、平家物語には、清盛が法王を幽閉したことに文覚が憤慨。文覚上人が懐から取り出した頭蓋骨を源頼朝の父「源義朝」の物と騙り、源頼朝に平家打倒の挙兵を促したと記されている。

<晩年>
頼朝が幕府を開くや、要人となって活躍する。
源頼朝が亡くなると、文覚上人は後ろ盾をなくし、朝廷の策謀によって佐渡へ配流させられた。
その後、帰京が許されたが、翌年には「後鳥羽上皇」の怒りを買い、対馬へ配流。
文覚上人は対馬へ向かう道中、九州で亡くなった。
承久の乱に敗れて隠岐国に流された後鳥羽上皇の前に、文覚が亡霊となって現れたと言われることもある。

この浮世絵からすると、体形は割とゴツい印象。
鎌倉殿と13人でも記憶に新しい人物。
とても情熱的で自分の意志を貫く怖いもの知らず。
自己中がやや目立って数奇な運命を辿るわけですが、あの滝行は凄いですね。

<水行について>
私も一時期は雪が降る真冬でも暖房を付けず、お風呂場では自分を清める為、お水を何度もかぶる水行をやっていたことがありましたが、真冬の滝つぼの中とはわけが違います。
命の危険も省みずそこまで没頭できる信念の強さに感服します。

ちなみに自宅で水行を行うにしても、きちんと身体に問題ないか医師と相談して行いましょう。
心臓麻痺や低体温症になる可能性があるので、必ず家族にも伝えておきます。

修験者で水行を行う際は御付の人やそれを指導する人が必ずいます。
肉体的な危険だけでなく、霊的には逆に滝に落ちている邪気を拾ってしまうからです。
ですから、滝行は生半可な気持ちではできないんですよね。

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熊野(1)役 小角(えんの おづぬ / えんの おづの)

役 小角(えんの おづぬ / えんの おづの)

さて、錚々たるメンバーについて、名前はなんとなく聞いていても、どういう人物かあまり知らないと思われる方も多いでしょう。
彼等のことを是非知って欲しいです!彼等はその時代の覇者で生き抜いた人だけにとにかくエピソードが凄い!ということで、今回は一部の方を紹介します。

役 小角(えんの おづぬ / えんの おづの)
修験道の開祖:役小角

飛鳥時代の呪術者で熊野~吉野の大峰山で修行を重ね、修験道の基礎を築いた。
<誕生>
母がある夜、天空に金色に輝く金剛杵が浮かんでおり、これが静かに降りてきて 口に入ってしまうという不思議な夢をご覧になられてご懐妊されたと伝えられている。
また産室にはまるで蘭の花の部屋にいるような良い香りが漂い、手に一枝の花を握ってお
生まれになられたといわれている。

<術者、超人>
鬼神を使役できるほどの法力を持っていたとわれますが、おそらくそうだと思います。
役行者は葛城山(金剛山)の岩窟で修行して孔雀明王の呪法を修め、 鬼神を使役して大峰山と葛城山との間に橋を架けさせようとした。また生駒山に住んで人を殺していた二鬼を調伏し、前鬼(善童鬼)、後鬼(妙童鬼)と 名を与え家来にします。

25歳のときに北の方角に霊光を見その光を追って摂津国の箕面山の大滝に至り、滝の上の竜穴(御壺)の中へ入って、龍樹菩薩の影現にお遇いになり修験独特の灌頂の秘法を受けられた。

*龍樹菩薩(ナーガールジュナ)とは
「八宗の祖師」又は「小釈迦(しょうしゃか)」と呼ばれ、お釈迦様がお亡くなりになってから700年後、南インドに現れた方でお釈迦様が『楞伽経(りょうがきょう)』で龍樹菩薩の出現を予言されています。
[未来にまさに人あるべし。南天国の中に於て、大徳の比丘ありて龍樹菩薩と名づけん。能く有無の見を破し、人の為に我が乗、大乗無上の法を説き、初歓喜地に住して、安楽国に往生せん。]

その後、羽黒、月山、湯殿の出羽三山、彦山、阿蘇、霧島、高千穂を回り法力を高めた。 葛城山では藤皮を衣として松葉を食物として修行に励まれ、また熊野から大峰山の深山に
入り、 金峰山上で蔵王権現をご感得。 伝説によると大峰山はお釈迦様が説法をされた霊鷲山が衆生を済度するために 日本に飛んできた土地といわれ一乗の峰とも呼ばれている。
大峰には金剛界・胎蔵界の諸尊が列座されていて、葛城山を顕教(法華経)の峰、大峰を金胎両部の密教の峰として 現在も峰入奥駈修行が行われている。

<入滅>
できる人はいつの時代も妬まれるものである。
699年の5月、彼の弟子の一人であった韓国連広足が、その能力を妬んで彼を讒言したため、妖術をもって人心を惑わす者として捕らえられて伊豆大島に流罪になる。

ここでも様々な霊験を示され、夜になると富士山に登って修行されたといわれる。後に疑いが晴れ、大宝元年(701)6月7日、御年68歳の時、 役行者は老母を連れ天上ヶ岳へお登りになり、 「本覚円融の月は西域の雲に隠るるといえども、方便応化の影はなお東海の水にあり」との ご遺偈をお残しになり、五色の雲に乗って母とともに天上にお登りなった。

宇宙人かな・・・💦
日本の成り立ちをおそらく知っていたのではないでしょうか。呪術合戦みたいなことを繰り広げていたように感じます。霊場を守る為に色々と結界を張ったのでしょう。それを空海が引き継いだのかどうかは分かりませんが空海も同様のことをしていたと思われます。

日本の行く末を案じアセンションに向けて私達に働きかけ支援し続けている重要な存在です。

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