こちらは知る人ぞ知る「龍乃蔵」
パワーあふれる龍神様をお祀りしています。
猫猫寺からは車で25分位です。
特に宣伝しているわけではないので口コミで伺う方が多いです。
駐車場に到着すると1台だけ停められるスペースがありました。(良かった~)
「龍乃蔵」まで徒歩2、3分ですが、看板があるわけではないのでキョロキョロ辺りを見回しながら到着。(本当にここでいいのかな~)とウロウロしていたら、家から女性の方が出てきて、「龍乃蔵ですよね。もう少ししたら加悦が来ますので中で待っててください」と言われ、向かいにある家の重い戸が押し開けられ、中に上がらせてもらいました。
どうやらここが「龍乃蔵」らしい。
中はこじんまりしていて、龍の作品が並べられ、棚に本がありました。
あの龍の絵はどこだろう?見渡しても無い。
すると右手に階段があり、どうやら2階にもあるようでした。ということは上の階か。
1階にあった龍の絵。
凄い迫力です!!
加悦 徹さんは神社仏閣を彩色する絵師さんです。
「日月神示」もご存知のようで。
浅川嘉富氏の「龍蛇族直系の日本人よ!」の書籍もありました。これは私も持っているので直ぐ目に留まりましたね。
後で知ったんですが、浅川嘉富氏のギャラリー「徳乃蔵」に水墨画の龍を寄贈されたそうです。
https://x.com/saishikikoubouR/status/1419196157604073474
なんだか今朝伺った九頭竜大社の龍の絵とタッチが似ています。もしかしたら加悦さんの作品かなと思ったら、後で加悦さんから伺い、やはりそうだったことが判明。
<九頭竜大社の龍>
暫くするともうひとりのお客さんを連れて加悦さんがいらっしゃいました。
ご挨拶をした後、みんなで2階へ上がりました。
階段を昇るとそう大きくない部屋の奥に祭壇があり、龍神様が祀られていました。
美しい見事な龍神様です!今にも動き出しそう。
優しい瞳がたまりません。
中央に置かれた石は、ニュージーランドの教会に金龍様の掛け軸を奉納されたご縁からドラゴンマスターであるワイタハ族のテポロハウ長老が来日された際、「龍魂」と題した
対談と祭りを開催し、その時に賜わった聖なる石だそうです。
加悦さんから色々とお話を聞かせて頂きました。
「にゃんにゃん寺」を始めたきっかけや息子の雅乃さんの事、ご自身のこれまでの体験等どれも惹きつけられ、生きることの意味や道徳的、哲学的、物理的なことを含め宇宙の真理をご教授頂きました。
お話しからも、ご自身の使命を果たすことを実践されている素晴らしいご家族。素晴らしい愛の絆で結ばれていますね。
加悦さんのお話の中で特に印象に残っているのはお釈迦様の托鉢のお話。
「お釈迦様は托鉢を金持ちの所へ行かず、わざと貧乏な人達が住む村へ行って行いました。これって分かりますか?」
貧しい村へ行っても人々から『お金を恵んで欲しいなら私達の所よりお金持ちの所へ行ってよ』って普通は言われてしまいますよね。これもちゃんと意味があるんです」ということを熱く語られました。
この托鉢のお話しをご存知の方は少ないでしょう。
お釈迦様が考案したとも言われる「托鉢」。これはお坊さんが修行で大変だから恵んであげる、ということではないです。私自身、この話しの本質は自分の業や思い込みを取り除くためのものだと思っていました。
ただ実際はそういう難しいことではなく、「与えたものが返って来る」」という宇宙の法則を悟ってもらうため、その法則に乗ること、本来の魂を正すための救いの行為でもあると理解しました。ただそれを知らず理解出来ない人や、特に貧しい人々は「なんで貧しい私達の所へ来る?私達が恵んで欲しいくらいだ!」と逆ギレしてしまうのです。
そうではなくて、これまで他者に対して施しをしてこないから自分がどんどん貧しくなっていくのです。
施しをして徳を積めばやがてそれはなんらかの形で返ってきます。「お金が無い」から人に与えられない。またはケチな人などは、お金を循環させていない為、自分の所で留めているとエネルギーも滞り停滞してどんどん貧乏になっていきます。
お金はエネルギー=生命体だから、巡り巡って返って来るものです。
ずっと閉じ込めたり貸し渋っていたり、誰かに与えることなく自分だけで使っていると、いつか大損する時が来ます。
お坊さんは托鉢で人々に「徳を積む」行為をさせて救っているのです。お金を托鉢に入れて「良い行いをしたから見返りを期待するのではなく、そうした心の清さもこの托鉢に入れたお金から現れるでしょうから、「どうぞ使ってください。施しをさせていただきありがとうございます。」とするとお金も気持ち良く巡り巡ってまた帰って来てくれるでしょう。
貧乏になるのには原因があり、貧乏の家に産れたのは自分の過去生の徳の積み方だったり、今生は貧乏な環境から学びを得るために自身で選んで来た道かもしれません。
いずれにしても自分の行いが返って来るという宇宙の法則を忘れないようにしましょう。
龍さんにお酒をご奉納してお詣りさせていただきました。
なんだか龍の顔が加悦さんに似ています。加悦さんの魂の渾身が込められた龍だからこそ、このような優しい瞳になるのでしょうね。
<大雨と龍の助っ人>
龍乃蔵を出ると大雨!空は一面の雨雲に一変していました。
しかも傘がないとびしょぬれになるくらい。
九頭竜大社で龍に「雨を降らせて」とお願いしたのが通じたのかな♡傘を持っていなかったので加悦さんの車で駐車場まで送ってもらいお礼を伝えて京都駅へ向かいました。
貴重なお話しだったので新幹線に乗り遅れてもいいと思っていましたが、既に1時間オーバー。
間に合わなくてもその後の便でちゃんと乗れるのか?そういえば連休明けは混むので心配になってきました💦しかも渋滞にはまってしまった!
途中バイパスを降りるも大して距離を縮められず、道が複雑で分からないのでまたバイパスへと戻ったり・・・(笑)
バイパス降りてからも片側6車線ある1号線が混雑していて左車線へ変更してガソリンス
タンドへ寄りたいのですが、思うように動けず。あまり運転に自信がない私はどうしよう~と迷っていた時、ちょうど左車線側の信号が青になり動き出しました。
その時、なぜか斜め前の車が動こうとしない。
車の前にスペースができたので、すぐさまその車の前へ入り込みました。その後は無事にガソリンスタンドへることができました。
その動かなかった車のナンバーがなんと「8888」龍の番号だったんです!龍さんが助けてくれた~!そう直感で分かったのでクラクション鳴らされていたその車には申し訳なかったですが、助かりました~。
雨は京都駅へ着く頃にはあがり、新幹線の指定席は満席でしたが、自由席がGETでき無事に東京へ戻って来ることが出来ました。
今回も素晴らしい学びと出会いがありました。