<耕三寺(こうさんじ)>
生口島へ移動し耕三寺へ。
こちらもすっかり有名になった浄土真宗本願寺派の仏教寺院。
入場料は1800円 (2026年現在)です。
山門 は京都御所紫宸殿の門を模したもの。鉄鋼13トンを用いた極彩色の門。
紫宸殿の門とは似ていない気もしますが、なにせ豪華です。
その先に見える中門は法隆寺西院伽藍の楼門(中門)を模したもの。
とても広い敷地です。
1936年から伽藍の建立が始められた新しい寺院。日本各地の古建築を模して建てられた堂塔が並ぶのでワクワクして中へ。
龍のお手水が可愛い。
15の建造物は国の登録有形文化財として登録されているそうで。
耕三寺の建立者は溶接工・発明家・実業家の金本耕三氏。
<五重塔 >
奈良県宇陀市の室生寺五重塔を模したもの。
<金本耕三:どんな人?>
1907年代に溶接技術を教えるためフランスのエア・リキッド社が大阪に日本オキシジェーヌ・アセチレーヌ会社を建設。
日本初の産業用ガス事業にて当時16歳の耕三は、手伝いから見習いと努力を重ね正社員となりロワイエ総支配人、セギー技師のもと技術を取得しその後独立。
日本初の大口径の鋼管溶接方法を発明し、1926年には、多数の特許を取り下水道管から船舶用鋼管まで幅広く製造し大成功を収めた凄い人物なんですね。
金本氏は母が亡くなった翌年出家し、瀬戸田の地に誇れる文化財のないことを残念に思っていたことから、境内を日本各地の著名な日光東照宮陽明門や孝養門、平等院鳳凰堂を模した堂宇で満たす構想を立て竣工。
そうして「西の日光」と呼ばれるようになり、瀬戸内海の観光地の一つとなったそうです。
<孝養門 >
こちらは日光東照宮を模した物でしょう。
数多くの装飾が施されています。
10年をかけて1963年に完成したそうです。
<羅漢堂>
法隆寺西院伽藍の回廊を原型。内部には五百羅漢像を安置。
<本堂>
日本の建造物を多く模していますが、東南アジアチックです。
中庭が広い。鯉が泳いでます。
本堂は平等院鳳凰堂を模したもの。
1940年完成。中堂には本尊阿弥陀如来像を安置。
西翼楼には塑造の不空羂索観音像、東翼楼には奈良・興福寺から移された釈迦如来坐像を安置しています。
ぐるっと回りを見渡しても豪華。

色々と写真を撮り忘れているものもありますが、とにかく沢山の建造物があり、古いながらも目を引きました。
<その他>
礼拝堂 – 清水寺西門を原型とし、内部に観世音菩薩像がある。
鼓楼 – 新薬師寺鐘楼を模したもの。
鐘楼 – 新薬師寺鐘楼を模したもの。
法宝蔵 – 四天王寺金堂を模したもの。
僧宝蔵 – 四天王寺金堂を模したもの。
救世観音大尊象
奈良・法隆寺夢殿の御本尊、秘仏救世観音をと本として。像高だけで10m。
耕三師自ら陣頭に立ち鉄の加工技術を発揮して完成に導いたもの。
続く。
住所:〒722-2411 広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田553−2
駐車場:有り(駐車場代必要)
トイレ:有り
入場料:1800円 (2026年現在)
HP:瀬戸田 耕三寺博物館







いくつかの摂社・末社が並んでいます。ご挨拶をして奥へ。
<本殿>
<姫子邑神社(ひめこむらじんじゃ)>
<御祭神>


人間でいうとシワがあるみたいな・・・。