歴史から紐解く世界の謎② <闇世界を語る絵>

本日はちょっとおどろおどろしい感じのお話しになり、それに付随した絵と動画をご覧頂くことになりますので、そういうのが苦手な方はパスしましょう。

聖母マリアと赤ちゃんの絵

ルネサンス期には聖母マドンナ(マリア)と赤ちゃんが描かれた絵画が沢山ありますね。

私はこれらの作品で以前から気になっていた点がありました。というのは、赤ちゃんがマリアを見て笑ったり、喜んでいる表情をあまり見ないな~と思っていたのです。

勿論、ボッティチェリのようにマリアと子供達が微笑ましい感じの描写もあり、私が知らないだけかもしれませんが、どちらかというと、赤ちゃんがマリアから目をそらしたり、変な顔をしている絵画の方が多いように感じるのです。

優しいイメージの聖母マリア様に対して微笑ましい姿を描けるであろうに、まるで赤ちゃんはマリアを避けているような描写を敢えて描いているような気がしました。

生まれて間もない赤ちゃんというよりかは数か月~2歳くらいのむちむち丸々とした体形の子供が多く描かれています。
この時代で栄養たっぷりの子供がいたとは思えませんが、痩せた子供よりも肉付きがいい子供が良く描かれています。

さて、下記の絵をご覧ください。

作品:Annibale Carracci
タイトル:Madonna e Santi(マドンナと聖人)

絵画の疑問点

マリアに抱きかかえられた子供は怯えているようです。
中央の首だけの子供に黒い羽が生えています。薄気味悪い絵ですが、何を意味しているのしょうか。

また、拡大してみると子供の目が変です。
左目が大きく潰れたようになっています。
聖母の目は爬虫類的な目でカメラ目線なのが不気味です。
そして左側の天使も羽が黒いです。

次の絵は、子供の頭がパックリ割れてるような跡があり、子供は精気の無いうつろな表情をしています。

そして後ろの壁に注目。(拡大しているので画像は粗いです)

<絵画の左上部分>

赤丸枠:監視しているように見える
青丸枠:子供の首が落ちて自分の手で持っているように見える。

<絵画の右上部分>

赤丸枠:監視しているように見える
青丸枠:子供が捕らわれているように見える

青丸枠:子供が捕らわれているように見える

もう一枚別の絵です。

血の洗礼?

マドンナ イン トロノ コル バンビーノ(マドンナが子供と聖人と共に即位した絵) 

作者:フェラーラの画家

赤ちゃんには頭や首、お腹に血のような者が付いています。
後ろの衝立にもやはり血のようなものがあり、両脇の人の手も赤いです。

これは洗礼を受けた時の子羊の血を表わしているのではないかと思われます。
そして聖母の手が妙に長いのも気になります。

参考はこちらの絵画サイトより

子羊の血について

イザヤ預言書が52章13節-53章


「過越の小羊」
出エジプト記12章には、奴隷状態に置かれていたイスラエルの民が、モーセに率いられてエジプトを脱出するとき、神のご命令どおり、「傷のない1歳の雄の小羊」を家族ごとに1匹ほふり、それを食べ、小羊の血を家の戸口と柱などに塗りました。

その夜、主が、その血のしるしのないエジプトの家のすべての初子を滅ぼされました。このほふられた小羊は、ご自分の血によって、人類の罪をあがなわれたイエス・キリストの姿を表しています。

また、ヨハネの福音書には下記のようなことが記されています。


ヨハネ福音書6章41節~

「人の子の肉を食べ、またその血を飲まなければ、あなたがたのうちに、いのちはありません。」


しかしイエス・キリストがそういう残酷な行為をしたり言ったりしたのか?

ストレートに捉えると実に生々しい内容になってしまいますが、「人の子」というのはイエスのことらしく、それなりの解釈があるようです。

この件はまた別途記事にしますが、ただ、これが本当に記されたままの内容だったとしたら・・・?

地球の闇の歴史

この地球はアトランティス後期に邪悪な異星人によって乗っ取られ、その血脈を持つイエズス会やイルミナティ等悪魔崇拝をする大きな組織が支配しています。

特に子供を生贄にしたり、子供の血を飲むことで不老不死になると信じていたようで、実際に赤子が生まれたら赤子の血を飲む風習がありました。

現在の闇の勢力(DS)も同様に子供達を誘拐して儀式や精力の為に利用しているようで、以前のブログでも載せましたが、世界中で子供達が行方不明になっている数が多いです。

近況とMKウルトラ計画について

このルネサンス期で既に画家たちによって「悪魔崇拝」を示唆する描写があったのではないかと確信したのが、下記の動画です。

こちらの動画にも絵画の説明がありますがとても分かりやすいです。

聖母マリアの正体

聖母マリアは一イエスの母ですが、「マリア」と呼ばれる女性は何人かいましたし、聖母マリア自体に問題があったとは思えません。(勿論イエスもです。)

聖母マリアと偽って実際は悪魔や魔女、または闇に堕ちた女性が成り代わり、子供達を悪魔崇拝の犠牲にし悪魔信仰を拡大しようとしていたのではないでしょうか。

聖書に記載された内容の50%は改ざんされていると言われています。つまり当時のキリスト教は既に悪魔に乗っ取られていたことで、教義や史実や記録なども書き換えられていたということになります。

悪魔=邪悪な宇宙人と呼ばれる存在

私達よりも高次元の存在で奇跡を起こすことができ、人々の夢を叶える代わりにその代償(命)を奪います。

中世の画家たちはそのことを知っていて、人々に気付いてもらうために絵の中にメッセージを残したのでしょう。

「魔笛」と「ルネサンス絵画」の点と線

前回の「魔笛」を振り返ってみましょう。

登場人物の闇の女王が実は「悪」でザラストロが「善」だったという話。
こちらの絵画の内容とマッチングしますね。ザラストロという人物は実は世界初の宗教、ゾロアスター教の開祖「ザラスシュトラ」のことだと言われています。

そしてゾロアスター教は、「火」と「水」を聖なるものとして象徴しオペラ劇では王子と姫の試練のシーンで使用され、上記動画に紹介された絵画では「隠し絵」で上手く表現していました。

続く。

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