昨年のXmas前に富山県へライトワークへ行きました。
年末混みあう前に伺ったわけですが、ちょうど大雪警報が出ていて富山駅に着いたら道路は雪でぐちゃぐちゃ。
更に向かう先の道路は除雪をしていなかった為10km走行位で、何度もハンドルを取られながらヒヤヒヤしました💦
ようやく到着~。
誰もいなくて静かでした。
ちなみにこの足跡は私達の足跡で写真は参拝後に撮ったものです。
参道の途中で貴布禰社がありました。
闇龗神を祀っています。京都にある貴船神社と同じ神様です。
『古事記』及び『日本書紀』の一書ではイザナミが火之迦具土神(ヒノカグツチ)を生んだ時の火傷が原因で死に、それに怒ったイザナギが火之迦具土神を剣で切った時、柄に溜った血から闇龗神(くらおかみのかみ)が生まれたとされています。
又は『日本書紀』の一書では高龗神(たかおかみのかみ)であるとしています。
闇龗神と高龗神は同一とも言われています。
勾玉の陰と陽なのでしょうか。
闇龗神からは熱のようなものを感じ、社祠は雪がうっすらと積もっているだけでした。
右手にも社祠が・・・。
こちらは高龗神を祀っています。
雪を被って真っ白です。
とても静かで穏やかさがありました。
写真を撮り忘れていましたが、稲穂神社もありました。
御祭神:天照皇大神、豊受大神
<ご祭神>
玉依姫命(たまよりひめ)
賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)
※別名:八咫烏(やたがらす)
賀茂別雷命(かもわけいかづちのみこと)
狩りの恰好をした武士のような人がで出て来ました。
吹雪いていたので、めちゃ寒かったです。
下村加茂神社の隣には約1100年前に空海が開いたとされる宝林山福王寺がありました。
加茂神社を調べてみたところ、元々は京都の賀茂御祖神社の荘園「倉垣荘」で1066年に倉垣荘の総社として鎮祭されたそうです。
豊作祈願に春季例祭で、流鏑馬(やぶさめ)がなまった「やんさんま」で有名な神社らしく、「やんさんま」とは馬に乗りながら大きな弓で的を射る行事だそう。
あの武士のイメージがこの行事と重なったわけか。
10の儀式のうち「牛乗式」という牛を圧伏し座らせることにより田の神をこの地に留め、五穀豊穣をもたらすという奇祭もあるそうです。
富山県内では加茂神社のみが、流鏑馬行事が継続されているそうです。隣には下村馬事公園があり、このような天候でなければ放牧されていたでしょう。
ここちらの馬さんが行事に出られているのでしょう。
中々赴きのある神社でした。
参拝後は吹雪も収まり水墨画のような美しい山の稜線が見えましたね。