トランプはスピードが違う。
おそらく、イーロンマスクやJD・バンスもそうでしょう。彼等は常にビジョンを持ちながら、直ぐに取り掛かるからです。
任期は4年で短い。仕事をやり終えるまで来年の就任式は待っていられない。休まずやり続ける。
というトランプは、既に自国のみならず他国へもアクションを起こしています。
その結果以下のようなことが起きています。
<この3日間で起きたこと>
・NTの移民手当停止
・国境の不法移民キャラバンが解散
・ウクライナとロシアの戦争を終結する為の提案を行う。
これに対しプーチン大統領がウクライナ戦争終結の準備
・ハマス指導部カタールから撤退。
米国がカタールに対し、同国の首都ドーハにあるイスラム組織ハマス指導部の拠点を国外退去させるよう求め、カタールがそれに応じた。
・ホームレス用のテント施設を建設
・政府と民間が共謀して言論弾圧することを禁じるメッセージ配信。
<NTの移民手当停止>
移民カードデビットカードプログラムの停止。
このプログラムは移民者に対して月20万円程の手当てを与え食料品などが買えるようにしたプログラム。労働していなくても移民者はホテルに泊まることもできた。
この優遇制度を直ぐ停止するとニューヨーク市長はトランプに伝えている。
<ウクライナとロシアの紛争終結案提示>
トランプの提案によると、ロシアとウクライナの間に800マイルの非武装地帯を作りNATOが巡回しそのエリアを警備する。ウクライナは20年間NATOに加盟しないことに同意する。プーチンは「この提案を支持する」と前向き。
ゼレンスキー大統領はおそらく(今後の戦費はEUから支援が得られないという背景もあり)この条件を飲むだろうと予想されている。
<トランプ当選後の他国の反応>
・TSMC、中国顧客にAI半導体の生産停止通知
半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)が複数の中国顧客に対し、人工知能(AI)や高性能演算に使う先端半導体生産の一時停止を伝えた。
米国の輸出規制に順守すると方向転換。
・EU欧州議会
欧州委員会委員長ウルズラ・フォン・デア・ライエンがロシアからではなくアメリカからエネルギー輸入をシフトすると発言。
・マルコス大統領(フィリピン)
フィリピン大統領府は8日、マルコス大統領が南シナ海の自国の権益を確保するため新たな法案に署名したと発表した。
国連海洋法条約で定める排他的経済水域(EEZ)などを改めて国内法に明記する。法的根拠を明確にすることで領海内での違法行為の取り締まりを強化する狙いがある。
今まではフィリピンは中国から「ここは中国の海域だ」と嫌がらせされていたがトランプが大統領になりフィリピンとの交易のパイプが太くなることで中国はフィリピンに手出しができなくなる。
さて日本は大丈夫でしょうか。
トランプ勝利時に各国は祝辞の電話をしたのですが、日本の石破総理はたった5分(同時通訳の為実質2分程度の会話)で終了。しかも社交辞令的な挨拶だけ。
お隣の韓国は自国の問題点や改善に対する助言など20~30分は話し合ったと言う。
トランプは石破総理のことが嫌いなので今後の外交にちゃんと渡り合える人を用意しないととんでもないことになるかもしれません。
既に日本は発展途上国と呼ばれています。世界が驚く素晴らしい技術を沢山持っていながら、政府は腐敗し国民同士の繋がりもバラバラになっています。また今は昔と逆で自分で考えたり調べたりしない、YESマンが多いの国民性に。
こんな日本、あなたはどう思いますか?
これからが正念場。
大災害が起きるかどうかも私達次第です。