世界情勢0625

世界情勢

日本時間22日、アメリカはイランに事前に通告の上、イランの主要な核開発施設である「フォードウ」を攻撃したとトランプ大統領が自身のSNSで発表。
米軍は中東の基地からではなく、アメリカ本土から爆撃機を発射。緊迫した状況となった。

トランプ大統領は日本時間の24日、SNSへの投稿で軍事衝突を続けてきたイスラエルとイランが停戦することを合意したと明らかにした。
日本時間の25日、予定通り戦闘が終結するか、というところにあります。
※この話の前にイランは日本時間の24日午前1時半すぎ、中東カタールのアメリカ軍の空軍基地に対して報復のミサイル攻撃を行ったがけが人は出ていないという情報もある。

<イラン>
アメリカの攻撃前に、イランは「フォードウ」にあった最も先進的な遠心分離機や濃縮ウランを秘密の場所に移動させていたとされ、攻撃は軍事的には何も達成しなかったと言われている。

イラン議会はホルムズ海峡の封鎖を承認・可決。ここが封鎖されると世界経済に大打撃となるが、実際にガソリンの値段は高騰していない。このことから実行されていないと思われる。

<イスラエル>
ネタニヤフ首相は、イランが核兵器を製造する寸前であると主張し、イランへの戦争継続を正当化。しかしアメリカがイランを攻撃した後の動きがイランとお互いに攻撃し合っている情報もあり不明。

<アメリカ>
トランプ大統領の行動を批判する人も多い中、専門家などの見解によると、イランにアメリカの要求(核開発計画の放棄)に応じさせるための「ディール(取引)」であったとされる。

ネタニヤフがイランに対する戦争を継続する正当性を奪うこと(最大の目的はおそらくネタニヤフが核兵器を使用する誘惑を断つこと)そしてアメリカがイスラエルとイランの紛争に介入する義務から解放されることを目的とした「政治的パフォーマンス」だった可能性を指摘。
(ゆえにアメリカは事前にイランの主要な場所を攻撃予告し、イランがそれを退避させることができた。)

<ロシア>
ロシアの国営テレビでもアメリカのイラン攻撃は「政治的パフォーマンス」と放送されている。

<中国>
中国はホルムズ海峡の封鎖に反対。イランの同盟国でありながら、イランの石油に依存しているからである。

イランとアメリカはなんらかの取引がなされたと思われます。
今後の状況を見守りましょう。

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