三仏堂の続きです。(撮影禁止の為写真なし)
<天海大僧正>
等身大坐像「天海大僧正」が初開帳されていました。
天台宗の高僧で、慈眼大師(じげんだいし)こちらの高僧がとんでもない方でした。
その功績は、
・徳川家康・秀忠・家光の三代に仕え、幕府の宗教・政治顧問を行う。
・日光東照宮や上野寛永寺の創建。
・ 焼失した比叡山の復興に尽力。
・家光の時代、江戸の鬼門(北東)に永寺を建立。また、陰陽五行思想などに基づき、江
戸の守りを固めるための都市計画(五色不動尊などを配置)
・家康の遺言に基づき、遺体を久能山から日光に移し、東照大権現として祀った。
108歳という長生き!
江戸が100年も続いた理由は家康のみならず、天海大僧正のバックアップがあったからこそでしょう。
実際に天海大僧正の像は妥協しない強さと逞しさ、そして優しさが感じられました。
今年の3月31日まで御開帳です。
大護摩堂に向かう階段の右手に注目。

「鬼門除け」の看板があります。
丸みを帯びた鬼門除け札。
現物はうちわくらいの大きさで魔除けの役割があり、私も自宅にあります。
この中に元三大師の鬼化した姿が収められているんです。
元三大師と言えば、以前延暦寺に行った際に紹介しました。
元三大師(がんざんだいし)
第18代天台座主。比叡山延暦寺の中興の祖。
自らを骨と皮だけの鬼と化し、疫病神を祓ったとされる。
<エピソード>
疫病が流行し、元三大師も感染して高熱を出した。疫病の苦しさを体験した元三大師は、疫病から人々を救うため祈り続けた。
すると疫鬼が現れ元三大師を苦しめようとしたが、元三大師が鬼のような姿になり、逆に疫鬼は恐れを成して退散した。
この鬼のように角が生えた姿を見た僧侶たちは「角大師’つのだいし)」と呼び、今でもそう呼ばれています。そのお姿を写し取ったのがもの魔除け札の中に収められているんですね。
そうした強い霊力を持った元三大師(良源)は魔除けやお札として今もなお人々を守っておられます。
右手奥が大護摩堂。
不動明王様の火炎によって祈願する護摩祈願が毎日行われています。

<大護摩堂>
ご本尊:五大明王
天井には大きな龍の絵が目を引きます。しかし優しい表情をしていますね。
故「吉原北宰」氏が、2年半の歳月を費やした「大昇竜」(だいしょうりゅう)この龍に挨拶するとよいでしょう。
ちょうど御祈祷をされていたので外側の席に座って御祈祷を聞いていました。
なんというか僧侶の真言が滅茶苦茶早口で驚き (@゚Д゚)!
般若心境を一緒に唱えようかと思ったけど、あまりのスピードについていけず・・・(+ω+)💦
あれだけ唱えても息が切れないのは超人です。
中央で火を焚いている中、突然右手と左手に龍のような炎が伸びそれぞれ躍動しながら絡み合い、邪気を祓っているようで凄まじかったです。

<相輪橖>
家光が東照宮の鬼門に創建し、その後輪王寺へ移設。高さ16mもあります。
霊的な気配がありますが、とても暖かく優しい雰囲気。この地にいた人々や関わった方の霊や存在達がここで見守っているようでした、
こちらは日光東照宮参道側の門。
次は日光東照宮へ向かいます。
しかし、私達は重要なことを忘れていたのですが、この時はまだ気づいていませんでした。
続く。