精霊へのお願い

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カルガモ

前回の公園の続きです。
妖精さんの後は、カルガモさん達に会いました。

二羽は私を見ると近づいてきて私が歩く方向へ並列して泳いできました。
(ん?何か用かな。食べ物が欲しいのかな?)

おそらく誰かからパンとかをもらって餌付けされているのかもしれません。

私が立ち止まるとカルガモたちも足を止め、何かを待っているようです。

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「ごめんね。食べ物はあげられないんだよね。」

パンをカモ達にあげる人がいたりしますが、これは最悪の行為なんです。

可愛いからとか、親切心でやっているのかもしれませんが、そもそもカモ等は草の葉や茎、種子が主食です。水生昆虫や軟体動物も食べます。

人間が食するパンは塩分や糖分が多く、マーガリンやバターなどが自然にはないものが含まれ、グルテン等は腸の消化に弊害を齎します。

こうしたものを毎日食べていると、当然本来の栄養が摂れず、病気になってしまうのです。

私も動物好きで野鳥写真も撮るので、あげたい気持ちをグッとこらえているのが正直なところ。

そこでここにいる精霊達に、カルガモ達へパンは体に良くないから食べないように伝えて欲しいとお願いしてみました。

高次元の存在達は動物を使いに出したりするので、動物とのコミュニケーションが取れる筈。このカルガモ達が納得するかどうかは別にして、私がやれることをやっておきました。

パンをあげる人にどんなに言ってもあげる人はあげるんですよね。逆に動物がそれを食べなければあげる人はいなくなります。

まぁ、カルガモの自由なので、食べたければ食べるでしょうが・・・💦

やがてカルガモは諦めたのか、別の方へ行って岩に付いていた植物を突ついて食べ始めました。

どうやら伝わったのかな。精霊さん、ありがとう!!

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