愛宕神社と鯉

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愛宕神社(手前が大鳥居)

日曜日は港区にある愛宕神社に伺いました。
愛宕山は標高25.7メートル、23区内では一番高い山で、その山頂に愛宕神社があります。愛宕神社と言えば「出世の石段」

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出世の石段

さすがに傾斜40度の急勾配!上る時の方が怖いです。
(途中で後ろは振り返らない方がいいかも)

ちなみにこの正面の出世の石段は男坂、右側の階段が女坂と呼ばれています。

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左「男坂:出世の石段」   右「女坂」

「出世の石段」の故事

家光公が将軍家の菩提寺である芝の増上寺にご参詣のお帰りに、ここ愛宕神社の下を通っ際、梅を目にされ、 「誰か、馬にてあの梅を取って参れ!」と命ぜられました。

しかしこの愛宕山の石段はとても急勾配。下手すれば、よくて重傷、悪ければ命を落としそう。家臣たちは、みな一様に下を向いております。

家光公は、みるみる機嫌が悪くなり、もう少したてば、怒りバクハツ!というそのときに、この石段をパカッ、パカッ、パカッとのぼりはじめた者がおりました。

その者は四国丸亀藩の家臣で曲垣平九郎(まがき・へいくろう)でした。平九郎は見事、山上の梅を手折り、馬にて石段をのぼり降りし、家光公に梅を献上いたしました。

「この泰平の世に馬術の稽古怠りなきこと、まことにあっぱれである」

平九郎は家光公より「日本一の馬術の名人」と讃えられ、その名は一日にして全国にとどろきました。

これが由来で「出世の石段」と呼ばれる

ようになりました。

そんなドラマがこちらであったそうで。
あれこれ想像しながら上がっていきましたが、馬で駆け上がるには確かに困難。

しかし当時の江戸時代では馬でこの石段を登り下りしていた人が何人もいたそうです。

そういえば、以前こちらへ参拝した時は梅の花が満開で偶然にもウグイスがとまっていたことを思い出しました。もう時期は過ぎましたが、綺麗な梅の花でしたね。

足元が急に広がったので、中休みできる場所に着いたのかなと思ったら、到着しましたー!

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86段だそうですが、意外とあっという間でした。

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一の鳥居をくぐった直ぐ左手に手水舎があります。

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手水舎

流石に4月だけあって、お仕事関係の参拝者が多いのでしょう。

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招き石

この石を撫でると福が身に付くそうです。ただ、やたらベタベタと撫で回す人がいましたが、そこまで触らなくても大丈夫でしょう。

さて、社殿にて参拝。ちょうど祝詞が始まり、早速歓迎を受けました。

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混雑はしていましたが、後で急に潮が引くように人が減ったので、その時にワークをさせて頂きました。
数体の神様が現れ、とても清らかで力強いエネルギーを感じました。

自分なりの願い事があるとは思いますが、その前に火の神様、水の神様が祀られていることもあり、神様に願う時は「不浄の心を燃やして下さい」「不浄の心を水で流してください」等お願いしてみるといいそうです。

【主祭神】火産霊命(ほむすびのみこと)〈火の神〉
【配祀】罔象女命(みずはのめのみこと)〈水の神〉

大山祇命(おおやまづみのみこと)〈山の神〉
日本武尊(やまとたけるのみこと)〈武徳の神〉
将軍地蔵尊・普賢大菩薩

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社殿の右手を進むと左手奥に社があります。
とても気持ち良く居心地の良い空間でした。

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左)太郎坊社 中央)福寿稲荷社 右)恵比寿大黒社

左)太郎坊社:猿田彦神
中央)福寿稲荷社:宇迦之御魂神
右)恵比寿大黒社:大国主命、事代主命

こちらでもワークをさせて頂きました。
モンシロチョウが2回やって来てくれましたね。

<神社に現れる動物>

例えば神社へ参拝に来て、自分の目の前に鳥が留まり囀り出したり、蝶が自分の回りを周ったり、行く先々に現れたり、とかげや蛇が出て来るとか、何気ないように見えますが、高次の存在達が動物を使ってメッセージを送ることはよくあります。

(なんだか話しかけられているみたい)と感じたら、内容が分からなくても自分に伝えてくれているんだという事を認識しましょう。

そうすると、自分に心辺りがあるシーンが思い出されたりして、(この事を言われているのかな。)と考えるキッカケを与えてくれますし、それ以外は歓迎の印や警告等様々です。自分がどう感じたのか心のチェックをすると良いでしょう。

さて、池の方に行くと白い猫ちゃんが日向ぼっこして寝てました。可愛いですね~(^^♪

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しずちゃん?

社殿に名前付きの写真が貼られていたのでしずちゃんでしょうかね。

そんなお休み中の後ろの池では、鯉にエサをあげている人がいて、激しく争奪戦が繰り広げられていました。

そうそう、鯉と言えばこの前「東京大仏」で飛び跳ねたので、今日のワークが上手く行っていたなら飛び跳ねてくださ・・・

と神様に聞こうとしましたが、同じ内容では面白くないなと思い、何がいいかなと考えていた時、ちょうど遠くに1匹の赤い鯉が目に留まりました。

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赤い鯉はこちらを向いたものの、急に踵を返し反対方向へ泳いで遠ざかって行こうとしていました。

これはちょうどいい。

「この赤い鯉が私の目の前までやって来たら今日のワークは上手く行った印としよう。」という事でそう神様に問いてみました。

一旦遠ざかったものの、またこちら側へやってきて、右側へと移動し始めました。

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左)遠い赤鯉  右)こちら方面へ動き出した

そして再び左側へ戻って来たかと思うと、くるりと後ろを向いてまた遠ざかろうとしているではないですか( ̄▽ ̄;)!!ガーン

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右)こっちに来るとおもいきや  左)方向転換して後ろへ

(いや、でも必ずこっちに来る。)
そう信じて見ていると、急に姿が見えなくなり、どこへ行ったんだ!?と探している時、ふいに右端の手前からひよっこり姿を現しました。

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左)いつの間にか近くに  右)こっちにやって来ましたー

いつの間にこんな所に!?
どうやら右側にある岩をぐるっと迂回して来たようでした。

そしてとうとう目の前までやって来てくれました。

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遠回りの経路で目の前まで来た

(しかし、待てよ・・・・。)
これが例えば餌欲しさに鯉が少なそうな経路を通ってやって来ただけだとしたら?

なんだか手放しに喜べない^>ω<^?ということで。

今度は岩側の方へ移動して、ここにその赤い鯉が来るかどうかを試してみたところ・・・。

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今度はこちら側

直ぐこっちに来てくれました(o^∇^o)ノ
これで今日は安心して帰宅できますね(笑)

自分でも何をやっているんだか、と思いましたけど、これも神様や動物とコミュニケーションを取るのに分かりやすい方法なんです。

偶然ではなく、やはり鯉を使って神様が動かして下さっていました。そういう時って波動が違うんですよね。

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弁財天

この後は弁才天様のところでワークをさせて頂きました。
強烈なピンク色の愛の光が凄い勢いで降りて来て、共振出来たので大満足です。

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弁財天

ちなみに池が汚れて見えますが、桜の花びらがいっぱい水面に落ちていました。

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弁財天と社殿の間にあった所。 こちらもリラックスできる落ち着いた所でした。

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帰る頃には一層参拝客で賑わっていましたよ。

今回は自分の為でもありますが、同僚が会社を辞めるので次の新天地でも良い仕事と人とのご縁があるよう、祈願させて頂きました。

自分の為だけでなく他者や世の中の人々に対しても一緒に祈願しておくと神様も心良く聞いて下さるでしょう。というのが参拝の秘訣。
気になる方は足を運んでみて下さい。

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