小島神社(こじまじんじゃ)
壱岐のモンサンミッシェルといえば知る人ぞ知る「小島神社」
潮が引くと渡れる小さな小島に神社があります。
ちなみにフランスのモンサンミッシェルですが、昔は潮の干満の差が最も激しい所だった為、ぬかるみに足を取られて抜け出せなくなり亡くなった人も多いとか。
1877年に対岸続きの道路が作られたのでバスでも徒歩でも行けるようになりました。私は行ったことがないので是非行ってみたいです。大天使ミカエルが護っている所でもあります。
「小島神社へお参りするには、潮位が100cm程度か、なるべくそれ以下に下がっていること」というのを見て、確か厳島神社もそうだったなと思い出し、干潮の時間に合わせて向かいました。
午後3時頃向かうと、同じことを考えていた参拝者が沢山いて駐車場もいっぱいでしたが、かろうじて停めることができました。
島に向かう途中に可愛い祠があります。
ご挨拶して浜辺へと降りて行きました。
おっ!潮が引いてる~o(〃^▽^〃)o
約150mあるそうで潮が満ちて来るまで1時間程は居られるみたいです。
それにしてもどんよりした空で風も強い。やはり龍がいるからかな。。
潮が満ちている時は鳥居のサビている辺りまで海に浸かるようです。
島の裏側をぐるりと回って行きます。
人が多いので行く時の写真が撮れていませんが、少し歩くと鳥居が現れ、小さな階段を登ったら神社に着きました。
御祭神:伊邪那美命
須佐之男命
天照大神
ご利益:恋愛成就、縁結び
商売繁盛、開運
まだ続々と参拝客が後ろからやって来ます。
(さすがにここでは人が多いし、ワークをするには境内外じゃないと無理か。)そう思ってにいたのに、不思議なことに神社前にいた参拝客は去って行き、その後も誰ひとりとしてやって来る気配がない為、今がチャンス!とばかりにワーク&龍神祝詞を唱えました。
急に突風が吹き、空から雨がパラパラ!
龍神様のお出まし!
雨雲の隙間からは青空が見えてきました!
神々も喜んで下さったようで視界がパッと明るくなりました。
(上の写真はワーク後の写真です)
裏の本殿へ。
優しく包み込まれるようなエネルギーを感じで身体が暖かく軽くなりました。
こちらは癒しのエネルギーが強いですね。
それにしてもおかしいな、まだ誰もこない。他の参拝客はどうしたんだろう。
ここでも人払いしてくれたようで滞りなくワークを行えられて良かったです。
こちらが三の鳥居で鳥居を跨いで参道の階段があります。
まもなく家族連れがやって来たので私達は下へ降りました。
以前は石の階段だったそうですが、崩落したので地元の皆さんがお金を集って作られたと後で知りました。有難いです。
行く時は参拝客いっぱいで写真が撮れなかった二の鳥居です。
ここから上がります。
足元は所々渦を巻いた化石のような岩が沢山あります。
宇宙と繋がっている印とも言える渦。面白いですね。
この地の生物や精霊達が躍動的に動いているような活気に満ちたパワーを感じます。
2015年には神社がある内海湾(うちめわん)が『国境の島 壱岐・対馬・五島~古代か
らの架け橋~』の構成要素として日本遺産に認定されたそうで。
この写真では分かりませんが海がとっても綺麗なんです。
その理由は「アマモ場」になっているから。
「アマモ」とは
小島神社周辺の海中は、「アマモ」という「ニラ」に似た海草が自生していて干潮時には、一面鮮やかな緑色になります。
種子植物で多くの海洋生物にとって、重要な産卵場所で使用されるほか、「海のゆりかご(アマモ場)」として稚魚たちの保育場になっています。
6月頃に白い花が咲くとか。しかもここにはめずらしいカブトガニも生息しているそうです。
アマモの生育には光が必要で、生育できる水深は海水の透明度によって決まるとのことで、これだけアマモが多い場所だからこそ綺麗な海が維持でき、また浄化力も高いことが窺えます。
二酸化炭素を吸収し酸素を出し青い海(ブルーカーボン)にするアマモ。
東京湾では埋め立てで殆どアマモが見られなくなりましたが、今、再生の取り組みが進んでいるのでいつか綺麗な海が蘇るかもしれません。
将来、魚が獲れなくなる日が来ると言われています。
日本だけでなく世界各地でアマモちゃんが増えるといいですね。海の環境が整い、魚たちも増えて豊な海へと変わることを願っています。
満潮の時の小島も観たかったんですが、時間が取れず・・・。
また伺いたいです。
<小島神社>
住所:長崎県壱岐市芦辺町諸吉ニ亦触1969番地
駐車場:有り
社務所:無し
御朱印:寄八幡神社にて書置き有り
トイレ:無し
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