都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)
竹生島の続きです。
舟廊下を渡って都久夫須麻神社へ。
<都久夫須麻神社(つくぶじんじゃ)>
やっとこちらへ伺うことができました~。
<御祭神>
市杵島比売命(弁財天)
宇賀福神(白巳)
浅井比売命(産土神)
龍神
早速ご挨拶。
ちょうど人払いが起きたのでワークができました。舟廊下の下はこんな風になっていた。
遥拝所が見えて来た~(≧∀≦)
その前に
<左)江島弁財天・厳島弁財天>
<右)大己貴命・天忍穂耳命>
くるりとご本殿の方へ向きを変えるとそれぞれ両脇に江島弁財天・大己貴命・天忍穂耳命がお祀りされているのでお詣りをお忘れなく。
<白巳大神>
右手の方にあります。
白蛇様が祀られてます。
なんだか可愛いですね。
こちらは五大弁才天様をお祀りしています。
しゃがんで撮りましたー
さて、八大龍王神遥拝所へ。<八大龍王神遥拝所>
なんてったって龍神様がいっぱいいらっしゃるし、「かわらけ投げ」というものがあるし、宇宙のポータルがある所。気のエネルギーも神聖で強い。ここに来れて本当に嬉しい~v(≧∀≦)v
<竹生島龍神遥拝所>
ご挨拶をしてお祈りさせて頂きました。海が見えて良い眺めです。
社内には素敵な龍の絵があり、すっかり魅入ってしまいました。
時計を見ると出航まで残り20分!!(やばいじゃん!!ヽ(; ゚д゚)ノ)
姉と慌てて「かわらけ投げ」のお皿を買いました。
※かわらけは素焼きの土器のこと
二枚購入しそれぞれ以下を記入します。
一枚(自分の名前)
一枚(願い事)
その肝心のお皿を慌てていたせいか写真に撮り忘れました💦<宮崎鳥居>
このお皿を島の先端の鳥居に向かって投げるんですが、意外と遠いようなΣ( ̄ロ ̄;)
鳥居をくぐり抜けたら願い事が叶うと言われているそうで。
回りのベージュ色は全部お皿が割れたものΣ( ̄◆ ̄;)
(わぁ・・・鳥居まで投げられるかな)
ところがいざ投げる時になって姉とお互いに(心の準備が出来ていないせいか緊張して)ダチョウ倶楽部のように譲り合いになり、中々スタートを切れず💦
船の乗船時間も迫ってきた為、思いきって私が出陣!
<一投目>
周りの人はフリスビーみたいに胸の辺りからお皿を平にして投げていたけれど、届かない人も結構いる。どうしよう~。私は力がないからなぁ。
お皿を縦に持った方が遠くまで飛ぶかも。ということで縦にして手裏剣の様に投げみた。
すると、方向はまずまず良くてど真ん中。すっーというかふわっという感じで伸びて行ったお皿。
しかし計算違いで距離があり、鳥居の前で力尽きて疾走、まもなく地面に落ちてパタっと倒れる結末かに思えた。(やっぱ力が足りなかったか~)
ところがっ!
お皿は地面に着地したと同時に立ったままの状態で鳥居のど真ん中を車輪が回るようにというかトコトコ歩いているかの如く進み、鳥居をゆっくりくぐって行きました!
それを見ていた後ろの人から「わぁーすげっーー!!」と声が上がり私もびっくり!! (@゚Д゚)
<続けて二投目>
2つ目のお皿は「願い事」
さっきの要領でお皿を縦に持ち鳥居目がけて投げました。
正直一投目が入ったんで満足してやや緊張が解けた状態で投げたんですが・・・。
なんとさっきとまったく同じラインを辿り、またしても鳥居の正面でお皿が落ち、お皿が真っすぐ縦に立った状態でくるくると回りながら鳥居の中をゆっくりくぐって行きました。
またしても後ろにいたギャラリーから「ええっ!!なにあれ~!!「すげーなー!!」と声が上がりました。
あの状態だと地面に着地して割れて終了と誰もが予想したであろうが、それに反して2度も同じ状態で着地してゴールイン。しかも鳥居のど真ん中からお皿が歩くように入っていったのでこれは龍神様のサポートに違いない。と思ったのは私だけだったのか?
実はこのことに心当たりがあった。
投げる直前に、沢山の粉々のお皿が散らばっているのを見て痛々しく思えた。それと(いきなり鳥居に投げ込むのは、なんだか失礼な感じもするな~。)という心理的な気持ちもあって、せめてお皿が鳥居を歩いて参拝するような形でくぐれたらベストだなと思っていたことが、その通りに実現したので正直本人が一番驚いてる(*゚ロ゚)スゲー
全て龍神様に見透かされていたようですね。
ちなみに姉の方は一投目は右の柱にぶち当たり木端微塵に!
しかし、二投目でまたしても奇跡は起きた!力いっぱい大きく投げ過ぎて明らかに鳥居を越えて逸れてしまうと思われたコースにも関わらず、鳥居の前で急にお皿が低空飛行になり、見事鳥居をくぐって行った!
これもやはり龍神様のおかげ!!さすが、龍神様!!<黒龍社>
最後は時間が無くなり黒龍様にちゃんとご挨拶できませんでしたが、黒龍様はいらっしゃいましたよ。
猛ダッシュで船に駆け込みセーフ。
名残り惜しく竹生島にお礼を言って船は出ました。
またミラクルな竹生島へ伺いたいですね!
この後は岐阜県まで車をぶっ飛ばして伊奈波神社へ向かいました。左)長浜城 右)竹生島 正面が宮崎鳥居と龍神遥拝所
<都久夫須麻神社の歴史>
1325年の地震M6.5で琵琶湖の北方で山崩れが生じ、竹生島では奥之院が倒壊。湖水に沈んだり、竹生島が崩壊して島の半分が湖水に没したりしたという伝承がある。
竹生島今から450年前、豊臣秀吉が寄進した伏見桃山城の勅使殿を移転したもので、国宝となっている。
天井画は60枚で狩野永徳光信の作。黒漆塗りの桂長押には金蒔絵(高台寺蒔絵)が施され 要所には精巧な金の金具が打たれている。
<竹生島の逸話>
「平家物語」の能の話琵琶の名手としても知られた平経政が、竹生島で戦勝を祈願した際に琵琶の名器「仙童の琵琶(せんどうのびわ)」を奏でたところ、弁天様が素晴らしい音色に感動して経政の袖の上に白龍が現れたというものです。
経政が仙童の琵琶を奏でた場所こそが、都久夫須麻神社の竜神拝所。なお、経政が奏でたとされる仙童の琵琶と撥(ばち)は当寺に収蔵されていましたが、琵琶は火災のため焼失、撥のみが現存しており現在も宝物殿に収蔵されています。
<都久夫須麻神社>
住所:〒526-0124 滋賀県長浜市早崎町1665
アクセス:遊覧船
授与所:有り
トイレ:有り
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