<千仏洞地獄峡>
こちらには洞窟があります。約350mに及ぶ地下霊場へ。
一遍して空気がひんやり。
外気温は9度でこちらは11度だけど、なんだかこちらの方が寒く感じる。
夏はいいかもしれませんね。

普賢菩薩、釈迦如来、文殊菩薩が並んでいます。

奥へ進むと、おや、「地獄の審判」ですかね。
キリスト教では終末に全人類が受ける「最後の審判」というものがあり、おそらくアセンションするかしないかの最後の分かれ道の事と思われます。
この洞窟内は仏教世界の地獄観・極楽観を描いており1964年完成。建設時に富士山の熔岩と浅間山の焼石も使われたそうです。
衆生が住む無間地獄には、大焦熱・焦熱・大叫喚・叫喚・衆合・黒縄・等活の7つの地獄が重層していると言われ、その地獄絵があったので一部を紹介します。
<第二黒縄地獄>
仏教の「八大地獄」の2番目に位置する場所。
生き物を殺したり(殺生)、物を盗んだ罪で、黒い熱鉄の縄で身体を縛られ、刃物で切り刻まれるなどの凄惨な苦痛を約13兆年以上の長い期間受け続ける所とされているとか。
気が遠くなるほどの年月です。
<第六焦熱地獄>
殺生、盗み、邪淫、飲酒、嘘の罪で落ちる「大叫喚地獄」の次にあるのが焦熱地獄。
飲酒はダメなのか・・・・。と思われるかもしれませんが、この場合、酒に毒を入れて人殺しをしたり、他人に酒を飲ませて悪事を働くように仕向けたりしたことの罪を指します。
ここでは大叫喚地獄の10倍の苦しみを受けます。どんな地獄かというと、
大鍋で煮られる
火であぶられる
鬼に追われ弓でうたれる
体内からうじ虫がわきでる
うじ虫に体を食べつくされる
焼けた地面を走る
鉄の棒で体を打ち砕かれる
これは絶対行きたくないですね。
<餓鬼道>
貪欲にお金を集めたり、動物を食べるために殺したり、自分だけ美味しい物を食べたり、人に対して分かち合い助け合うことをせず「自分さえよければ他人はどうなっても構わない」という者が落ちる地獄。
飲食しようとする食物はたちまち炎に変わるため飲食することができず、常に飢えと渇きに500年苦しむ場所。
「餓鬼道」で思い出すのが富山県の室堂。標高約1,900m付近の弥陀ヶ原湿原に「餓鬼の田」という所があり、広大な高原に約3,000個もの小さな池が点在しており、立山信仰ではこの地を「餓鬼道地獄」に見立て、地獄に落ちた餓鬼たちが飢えをしのぐために田植えをしたという伝説から、その名がついたと言われる場所です。
餓鬼がいるわけじゃない地ですが、広大な高原に窪地がいくつもあり、なんとなく寂しい場所に感じました。しかし室堂は夏にはチングルマなど沢山の高山植物や珍しい植物が咲き、ライチョウもいてとても楽しい場所で何度も通ったことを懐かしく感じます。
話しは逸れましたが、
須弥山世界(仏教における、人間界を含む宇宙の全て)の一番外側を輪のように取り囲む鉄囲山(てっちせん)は内と外の二重構造であり、その間に地獄や閻魔王宮があるとされています。

洞窟内には滝がありオーブが飛んでました。龍もいたかな。
洞窟の滝のところにも、これでもかというほどの沢山の仏様が祀られています。
さて、もう1つ名物の丘へ。
<未来心の丘>
イタリア・カッラーラ産の3000トンの大理石を用いた環境芸術の丘。
※エレベーターもあります。
丘の上からは瀬戸内海が一望できます。
生憎の雨でしたが、まだ海が見えるだけ良かったです。ちょっと前までは霧が濃くて景色も見えませんでした。
ここでは紹介していませんが、
救世観音大尊像 – 八角円堂(聖徳堂)茶祖堂 – 金剛館など沢山の建造物もありましたよ。
見どころ沢山の耕三寺を後に、広島へ向かいました。