<宇佐神宮>
大元神社(奥宮)の後は宇佐神宮へ。
宇佐神宮は725に創建と伝えられ、全国の約44,000社に及ぶ八幡社の総本宮として古くから皇室の崇敬を受けてきた「勅祭社/官幣大社」の一つ。
境内は広大で、上宮(本殿群)・下宮など多くの社殿が点在し2時間ぐらいかけて巡っても回り切れませんでした。
<神橋>
鯉がいっぱいいましたね。鯉の餌も売っていましたよ。
ここからは屋根がある呉橋が見えていないので、かなり敷地が広いことが分かります。
橋を渡ると参道には大鳥居。斜め後ろを振り返ったら蒸気機関車が展示されていました。
<26号蒸気機関車>
神社に展示されているなんて、なんだか可愛らしいですね。
豊後高田~宇佐八幡を結んだ路線で活躍していたそうです。
<黒男神社>
大鳥居の右手前に黒男神社があります。
祭神:武内宿禰
武内宿禰は神功皇后を助け、その子、応神天皇にも仕えた人物。
<初沢池>
鳥居をくぐると右手には大きな池。
宝物殿や参集殿、神宮庁があり、既に一般の神社とはスケール感が違います。
先に進むと左手に藤棚。
この藤棚は大切に可愛がられているようで生き生きとしていました。
<春宮神社(とうぐうじんじゃ)>
ちなみにこの読みをとうぐうと読みのは皇太子の住まいである「東宮」の別表記である「春宮」に由来し、五行説では、東南北の「東」は「春」と対応しているんです。
また、皇太子の住居は、皇居の東側に置かれるのが通例の為、この読み方が残ったよう。日本語の読みは由来の意味に基づいて難しいな~と思ったのでした💦
御祭神:莵道稚郎子命
応神天皇(八幡大神)の御子神
仁徳天皇となった兄の大鷦鷯命
(おおささぎのみこと)をはじめ、莵道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)を除く五柱の神々は、若宮神社に祀られている
何故、莵道稚郎子命は祀られていない!?省んちょされたわけではないのです。
菟道稚郎子命は、父の信任も厚く皇太子に指名されましたが、兄の大鷦鷯尊(仁徳天皇)に皇位を譲るため自殺したという伝承があり、その偉大な功績を讃えて宇治上神社で祀ら
れています。
この謎を調べていてなんとも複雑な心境になりました。
正面には池と舞台が現れました。<祓所>
気持ちの良い場所で龍神様と神秘的なエネルギーが広がり、特別な空間があるように感じます。
トンボが現れ、一枚だけ葉がパタパタと激しく揺れてましたね。水の中に入らないものの、しっかり禊をさせてもらいました。
続く。