次は下宮へ向かいます。
<下宮(御炊宮・みやけみや)>
824年に造営。
綺麗に整備された下宮。
心が和み活力が湧く清々しいエネルギーが流れていました。
<御祭神>
一之御殿:八幡大神 (はちまんおおかみ)
二之御殿:比売大神 (ひめのおおかみ)
三之御殿:神功皇后 (じんぐうこうごう)
下宮・上宮にはそれぞれ同じ神様が祀られていて、下宮は一般人、上宮は身分の高い方が参拝されていたそうです。
帰京して調べるまでこのことを知らなかったので、下宮もいいエネルギーでなかなか凄い
じゃない、と思っていたらそういうことだったわけで。
横並びに祀られているので、熊野本宮大社・熊野速玉大社を思い出します。
美しい社殿で暫く眺めていました。
こちらを出て次は上宮へ。途中、若宮神社がありました。
<若宮神社>
祭神:菟道稚郎子命
若宮五神(仁徳天皇以下5柱の通称)
<西大門 (さいだいもん)>
文禄(1592年 – 1596年)頃の建造とされ、安土桃山時代の様式。
なんだかまたエネルギーの力強さが違う。
映画ロケ地みたいな感じ。
住吉神社
祭神:住吉三神
神功皇后の脇殿となっています。
ご挨拶させていただきました。
<八子神社 (やこじんじゃ)>
祭神:八幡大神の八王子。上宮回廊の楠の木に鎮座(社殿はない)
御神木が所せましと腰をくねらせてますね。
<上宮本殿 (一之御殿、国宝)>
工事中の為、こんなんなってました。
社殿の背景に雲の演出がマッチして「よく来たね~!」と出迎えているよう!
本殿は3つの社殿で構成されています。
一之御殿:八幡大神 (はちまんおおかみ)
誉田別尊(応神天皇)。
二之御殿:比売大神 (ひめのおおかみ)
宗像三女神(多岐津姫命・市杵島姫命・多紀理姫命)
三之御殿:神功皇后 (じんぐうこうごう)
別名として息長足姫命。
2礼4拍手1礼
出雲大社と同じです。
一之御殿は面白いことに、2棟の社殿を連結されており、昼は前の社殿、夜は後ろの社殿へ神様が移動するそうです。
<春日神社>
祭神:天児屋根命
上宮楼門内に鎮座。神功皇后を助けたとされる神様。
ご挨拶をして天人地のワークをさせて頂きました。
二之御殿:比売大神 (ひめのおおかみ)が宗像三女神となっていますが、なんだか瀬織津姫のような気がします。
そもそも何故、比売大神 という名称なのかな。瀬織津姫を隠すために表向きを宗像三女神として、ただ名前を比売大神というふうにしたのではないかなと思われます。瀬織津姫は天照大御神の荒魂ですから、その可能性はありますね。
先ほど参拝に伺った御許山(おもとさん)に鎮座する大元神社を遥拝する場所。
もう少し窓に近づくと御許山がしっかり眺められます。
南大門の方には99段の階段があり、そこを下るとモノレールがあるそうです。
続く。