<九頭龍社>
奥社の後は社務所方面へ向かった途中にある九頭龍社へ。
ふいに登頂が暖かくなり頭を撫てられました。歓迎して頂いたようです~。
実は今日は雨が降ると思っていたんです。
というのも神社参拝で特に九頭龍大神、龍神が祀られている神社の参拝は大体雨が降ることが多いからです。
ところが、スピリチュアル関係の仕事をされている人で奥社に行かれた人は何故か「晴天」になることが多いらしい。途中からの山道は足場が悪いので、九頭龍大神が気遣って雨を降らせないようにしているのかもしれませんね。
九頭龍大神も天手力男命も元々は洞窟に鎮座されているとの事で本殿は度重なる雪崩で奥社は現在のコンクリートの建物、九頭竜社も前面が補修的な姿になっていました。
<九頭龍大神>
はじめは恐ろしい山の神だったが、次第に修験者に験力を与える神様、水の神様、農業の神様になった。
九頭一尾の大龍(大蛇)が戸隠山
を守護することを誓って洞窟に籠
ったと言い伝えられている。
大きな緑龍と白龍が回りを飛んでいるビジョンが現れました。参拝客に癒しと叡智を送る龍達です。
右手は参拝客、左手は社務所への行列。帰り道の下り坂っている道は特に雪解けで滑りやすいので、今の時期は気を付けた方がいいでしょう。
JR東日本のテレビCMで吉永小百合さんがこの杉の洞に入ったことから付いた名前。人が入って杉を傷つけないよう注連縄が張られています。
<再び隋神門>
帰りの時もよく注意して通って見るとそのエネルギーの違いがお分かりになるかと思います。(現世に帰ってきた)みたいな、雑然とした波動を感じますね。
戸隠神社の中で最も古い建造物で、神仏習合時代には仁王門としては仁王像が祀られていたそうです。
ポイントとしては神聖な場所で清められた波動を現世に戻ってからもくすぶらせることなく、自分自身を磨いてより波動を高め強化していくことに努めると良いでしょう。
近くは小川が流れていて、絶え間なくこちらの世界を浄化しているようでした。
<御朱印>
長い参道を足の不自由な方が杖を付き、両脇の人に支えながら歩いて来ていました。震えながら一歩一歩足を進めていたので、ここまで来るのに3、4時間以上はかかったかと思われます。その方にとっては不可能と思えるような奥社の参拝。
ついに奥社まで来て、見上げたその姿がとても印象的で感動しました。また伺いたい神社です。
<奥社の由緒>
修験道の道場として平安時代末は都にまで知られた霊場であり、戸隠山顕光寺と称し比叡山、高野山と共に「三千坊三山」と言われるほどに栄えました。