戸隠神社5社のうち中心部にありアクセスしやすく一番賑わう神社です。
ここでまた桜を見れて嬉しい(=^・^=)
<三本杉①>
階段を上がった右手に三本杉のうちの一本があり、残り2本は大鳥居前の道路を挟んだ左右にそれぞれあります。
貫禄がありますね~。
三本杉と桜が手を取り合ってるみたいでほのぼのとします。実際、とてもクリアーでいい気が流れていました。
社殿に向かう石段はちょっと急勾配。
左手に女坂もありますので階段が苦手な方、足腰が弱い方は女坂を利用されるとよいでしょう。
早速社殿へ。
上りきると左手には樹齢700年の御神木があります。
<御神木>
倒れないようにワイヤーで支えているそうです。
上は狭いのかなと思いきや広々としていました。ふいに頭が暖かくなりふわっと撫でられた感覚。こちらでも歓迎して下さってる模様。
人が意外と少なく、柱の所まで来ると神様の使いが現れましたよ。
とかげちゃんです。
実は神社にとかげが出てこないかなと思っていたところ現れてくれました。とかげちゃんは10分位寛いでいましたね。
祝詞が聞こえてきたので、ご挨拶と日頃の感謝をお伝えし、光を降ろし人々との繋がりを強めていくワークをさせて頂きました。
<御祭神>
天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)
天照大神を誘い出す方策を考え、岩戸を開くきっかけを作られた神様。特に学業成就・商売繁盛などに功験があり、決断したい時や困難にぶち当たった時も良い知恵を授けて下さるでしょう。
<さざれ瀧>
社殿右奥を進むとさざれ滝があります。
清涼感のある美しいキラキラとしたエネルギー。浄化と癒しのパワーが凄いです。雑念が払われ体の中にある水分も振動で綺麗になっていく感覚がありましたね。
虹がかかってました。
いつの間にか西側にある西鳥居近くまで長蛇の列に!空いている時に来て良かったです。
<拝殿>
1087年に創建後、何度か立て直しされ、昭和17年に火災で焼失、昭和31年に再建。拝殿の天井には龍の絵が描かれていますが写真撮影は禁止です。
<三本杉の伝説>
こちらの三本杉が植えられたのは、命乞をいする人魚を殺し、その肉を喰らった三人の子供が人魚へ変わって行くのを救うために、漁師が植えたという伝承があります。
三本杉伝承(人魚を食べた子供と漁師の話)
昔々、若狭の国に漁師がおりました。
漁師の妻は早くに亡くなってしまい、漁師は子供三人と暮らしていました。
ある時、いつものように漁に出かけた漁師は、入江で水浴びする美しい女を見つけました。
漁師はしばしその美しさに目を奪われ、見とれていましたが、よく見ると女性の体がウロコで覆われていることに気づきました。
漁師は、「これが人魚というものか。他の者にも見せてやりたい」と持っていた漁具で人魚を捕まえてしまいました。
捕まった人魚は一生懸命に命乞いしましたが、漁師はこれを聞き入れず、ついに人魚を殺してしまいました。
漁師は死んでしまった人魚の肉を家に持ち帰り、子供たちに見つからないように隠しました。
翌日、漁師はいつものように漁に出て、子供たちは家で留守番をしていました。
留守番をしていると、だんだんお腹が空いてきて、食べ物がないかと探したところ、漁師の隠した人魚の肉を見つけて、食べてしまいました。
漁師が家に帰ると、昨日隠した肉が見当たりません。
そこで子供に聞いてみると、なんと「食べてしまった」というではありませんか。
漁師はたいそう驚きました。
なぜなら、人魚の肉を食べた者は人魚になってしまうと、古くから言い伝えられているからです。
そしてその言い伝えのとおり、みるみる子供たちの身に異変が現れ、次から次へと体にウロコが生えてきました。
でも漁師はなすすべもなく、眠れない日々を過ごしていました。
そんなある日、眠っているときに
「漁師よ、剃髪して出家せよ。そして戸隠大権現に詣で、子供を救うため、忠誠を誓うため、三本の杉を植えよ。そして、戸隠三社の御庭草を八百日踏んで、そちの無益殺生の後悔の真情を神に祈れ」とのお告げがありました。
目を覚ました漁師のそばには、すでに冷たくなった三人の亡骸がそこにありました。
漁師は、早速、このお告げを近くの住職に語り、お告げのとおり剃髪をし、名を八百比丘と改めて、お告げのとおり戸隠大権現へはるばる赴きました。
そして現世の減罪と永代の繁栄を祈りつつ、正三角形に三本の杉を植え、三社の御庭草を八百日踏んで、八百比丘の名を残しました。
なんとも残酷な話です。人って飢えるコワイです(≧д≦)
しかし漁師は貴重な経験と学びを得ることができました。
残り2本の三本杉はこちら。大鳥居の手前、道路を挟んだ左右にあります。
中社は頭も心もスカッとするようなエネルギーで、神社を後にして波動が上がっているのが分かりました。
次は火之御子神社・宝光社へ続く。