目黒不動尊:ライトワーク(前編)

目黒不動尊

数日前から急に不動明王が何度か現れ気になっていたのですが、中々伺う機会が無いまま過ごしていました。

その頃、野鳥撮影で雨の日の遠征でも便利な折り畳み式の長靴が欲しいなと思っていました。特に慌てて買う必要はなかったんですけど、早く行かなきゃみたいな気持ちになっており、目黒にあるバードショップへ行くことに。

行く前日に(この辺に何か神社やお寺があるのかな)と思ってMAP検索した所、「目黒不動尊」がありました。しかも駅から徒歩7分前後です。
(そうか、こちらに呼ばれていたのか)
そう察し、当日の朝ショップへ行く前に伺いました。

「目黒不動尊」は関東最古の不動霊場、日本三大不動のひとつなのでワクワクしていました。

・成田不動尊(千葉県)
・目黒不動尊(東京都)
・木原不動尊(熊本県)

目黒不動尊

門をくぐるとガラリと「気」が変わり、さっきまでの雑な粒子が無く涼しい空気感が漂っています。さすがですね。

結界が張られていますが通常と少し違って、天台宗ならではの結界という印象。

早速アジサイが目につきました。

広い境内を進むと正面左手に水場があります。

独鈷(どっこ)の滝

「独鈷(どっこ)の滝」と言って正面奥と左手の龍の口から水が流れています。1200年前に龍泉寺の慈覚大師・円仁が独鈷を投げ入れたところ、水が湧き出たとされ「東京名水57選」になっているそうです。

見た目は綺麗とは言い難いですが、重い空気はなくそれなりに清められています。

水かけ不動明王

病気平癒や厄除けとしてそばにある柄杓に水をすくって不動明王にかけ、私達の身代わりになって病や厄を祓って下さる「水か不動明王」がいらっしゃいます。または滝修行を代わってやってくださるとも言われています。

とても怖い形相ですが、優しい不動明王です。

私達の病も災難も自分の中の闇が原因で引き寄せることが多いので、自分の心を清める為にも私は不動明王の胸に水を掛けさせていただきました。とてもスッキリしましたね!

西郷隆盛は薩摩藩主の島津斉彬が病気になったとき目黒不動尊に来て湧水の独鈷の瀧で水垢離( 神仏に祈願する時、冷水を浴びて汚れを除き心身を清浄にする)をしていたそうです。

青龍大権現

独鈷(どっこ)の滝の水が枯れることなく湧き出ているのもこちらの「青龍大権現」
がいらっしゃるからでしょう。
ワークをした際に現れて下さいました。

瀧泉寺前不動堂

前不動もこの境内の「気」を整えて下さっているようでした。
狛犬が犬なので、「日本武尊?」と関係があるのかなと思いました。

前不動

さて、本堂へと向かいます。

撮影が禁止の為、本堂内をお見せ出来ず残念ですが、ワークをさせて頂いた後、自分の未知なる扉が1つ開き、スッーとクリアに広がっていった感覚があり、強くて温かいエネルギーのギフトを受け取らせて頂きました。

それからやはり日本武尊らしき方が現れたので、こちらに祀られていたのかもしれません。

鳥居を見て、昔神社だったことが分かるように神様が祀られていたようですね。暗いのでよく分からなかったですが、何体かの仏様が祀られていらっしゃいまして、凄い気でビリビリしました💦

本尊は円仁自刻の不動明王。
12年に一度の酉年に開帳されるそうです。

ところでさっきから、本堂の後ろが気になります。まだ何かある感じ。ぐるっと本堂を周れるみたい。
本堂の後ろには森のような所があり、大きな仏像が鎮座しているのが見えました。直ぐに大日如来だと分かりました。

大日如来

大日如来のもう1つの顔が不動明王。ということで大日如来もいらっしゃる筈なんですね。でも真後ろにいらっしゃるとは。

こちらは円柱のようなものが2重のシールドになって見えました。
ワークをさせて頂いた後、帰り際に頭の後ろがふわっと暖かくなり撫でられたので、応援して下さっているのが分かりホッとしました。

境内は広くてまだ見所があるようです。ということで次回に続きます。

<「目黒不動尊」の由来>

十五歳の慈覚大師・円仁が、師の広智阿闍梨に伴われて、(現在の栃木県)から比叡山の伝教大師・最澄のもとへ向かう途中、目黒の地に立ち寄った際、夢の中で、不動明王面が現れ、『我、この地に迹を垂れ、魔を伏し、国を鎮めんと思うなり。来って我を渇仰せん者には、諸々の願ひを成就させん』と告げ、夢自ら像を彫刻して安置したことよりこの地で創まったと伝えられています。

<「目黒」の由来>

めぐろの「め」は駿馬の「め」、すなわち馬という意味。「くろ」は畔(あぜ)、すなわち畔(あぜ)道を意味する。従って「めぐろ」は、馬と畔(あぜ)道を意味する馬畔(めぐろ)という音から生まれたという説。

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