那智の滝(2)那智の滝に現れる神

坂を下って真っすぐいくと祈願所が見えて来ました。

神霊石(みたまいし)

丸い玉がありますね。
案内版には「神霊石」とあります。
平成23年紀伊半島大水害の復旧作業中に瀧元に出現した霊石
御瀧の清浄な水で長年磨かれ球体になったとのこと。
おそらく水害のタイミングで現れたということは、元々この球体が古代からあり、これからの時代に必要だから出現したのでしょう。
これを見て大御(おおみ)神社を思い出しました。
大御(おおみ)神社も綺麗な球体の玉がありましたね。
そちらは縄文時代の頃のものだと分かっています。

神霊石は自分の中の電気が生じるエネルギー、電子的な部分を整える感覚がありました。
人の中に眠る龍のパワーを活性化させてくれているのかもしれません。

錚々たるメンバーです。
ただ、これだけのメンバーが揃い、滝そのものが御神体なのは分かっていますが、何かがひっかかる。

ご挨拶と祈願をして天人地のワークをさせて頂きました。
参拝客が数人来たので、長居ができず一旦滝の方へ戻りました。
そして舞台の方までやって来ました。

滝を眺めていると、ふと左の丘に動くものが。
鹿ですね。2頭いますね。滝とコラボしてくれました♡

この滝のバックの岩が観音様のように後光が差した光景で水の勢いによっては巨大な神様が立っておられるように見えてハッとしました。
ちゃんと姿を現わされている。
(雨が降って水流が多い時の方が分かりやすいです)

神様(いわゆる地球外生命体のETのことですが)本当に見上げる程、巨大なんですよね。

そろそろ帰ろうとしたところ、赤い袈裟を来たお坊さんが遠くの方で(こっちに来なさい)と呼んでいるようでした。(勿論、実態がない存在です。)
行ってみると先程の祈願所でした。

(もしかして空海?)空海似のお坊さんだったんです。
そこでもう一度ワークをさせて頂きました。
すると急に頭とハートが熱くなり、刺激的なエネルギーが流れ込んできました!
どうやらギフトを頂いたようです。

ここに来てしっくりこなかった理由がなんとなく分かってきた・・・。
大己貴命はもしかしたら素戔嗚尊のことではないかと。
素戔嗚尊は世界の主要な場所にボルテックスを設置しており、ここもその1つ。
役小角も空海もそのことを知っている筈。
しかしこの那智では彼の名前の記載がありません。
これまでの神社にはほぼありましたね。
この「大己貴命」は役職名で素戔嗚尊のことではないかと察知しました。
こうして名前を変えるか、隠すか何か理由だったのかもしれない。
そうでなければこれ程までの高僧たちが熊野にやってくるわけがありません。

また、熊野本宮、速玉、那智大社にはそれぞれ牛王神符があります。
義経が頼朝に牛王神符で忠心を訴えたことや赤穂浪士がこの牛王神符の裏面に血判状をしたためたことでも有名な牛王神符。
「牛王」といえば素戔嗚尊。
牛頭天王で知られていますね。
そうした点からも素戔嗚尊が符合しますので、やはり素戔嗚尊が祀られている。
という事はこの熊野のご神体は素戔嗚尊であの滝に見えたのは素戔嗚尊だったのではないか・・・。

ここでちょっとお伝えしておきたいのが、スピリチュアルに猛進する人と毛嫌いす人がいます。
それは「これが正しい」「これは間違っている」と無意識に二極的に選別するからです。

私は日本全国巡った土地や神社仏閣で感じた事や文献より総合的に導き出したことから、自分が感じたままを伝えています。それが正しい答えであるとか、間違っているとかは正直分かりません。
なぜなら宇宙は時間の概念が無く並行世界というパラレルがあることで年代が合わなかったり、見る世界が人によって違ったりするからです。
または悪霊や悪意のあるETが良い存在を演じたり、もっともらしく吹き込む場合もあります。

ですので、「これが正しい」と結論付けて猛進すると自己論を主張して視野が狭くなる為、注意しないと誤った路線へ突き進んでしまうことになります。
(というつつ、これまでも確信めいた感じで書いた記事はありますが💦)
ただ、素戔嗚尊に意識を向けると、心の中心がぶわっと熱くなる為、その自分の感覚を信じるしかないんですね。
ですので、自分の感覚を研ぎ澄ませていくと宇宙と繋がり自分の求めている答えが分かるのではないかと思っています。

そしてこの熊野の地に多くの高僧が訪れて修行していることにも着目したいです。
何故、これだけの高僧が来たのか、彼等は何のために、何をしにきたのか、こうしたことが歴史を紐解くきっかけになりますが、史書は噂であること無い事を書いたりするので、参考にしながらも、自分の心に問いかけることが一番いいと思います。
(なぜかこの人が気になる)という人物がいたら、あなた自身が魂の記憶でなんらかの関わりがあったのでしょう。

帰る時にもう一度滝を見て神様や高僧たちがここへ託した思いを感じながら熊野那智大社へ向かいました。

次回は高僧たちの一部を紹介します。

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