車窓から夕陽に染まる富士山
三島駅は駅前から水の流れが作られていたんですが、今年見た時は水が枯れていました。
少し南下すると公園があります。ここは水が豊富で涼むのに良い場所です。
2023年の7月半ばに行った時は、ちょうどお祭りがありました。その時の写真。浅瀬の川があり子供が遊んでる姿も見られましたね。
3月に来た時も変わらず清らかです。
いつもカルガモさん。(足がつく浅さ)
公園の近くに浅間神社があったので行ってみることに。
この時は初参拝。
こじんまりした神社ですが、三嶋大社の別宮で、三嶋大社に次ぐ名社だそう。
手前の左手には池があります。
左手に石像らしきものがあるので下りてみると、ん?これはヴィシュヌ神ではないですか!しかもガルーダに乗っているとは珍しい。
ヴィシュヌ神とは、インドやネパールのヒンドゥー教における三大神の一柱。
<ヒンドゥー教の三大神>
シヴァ神・・・宇宙の破壊と再生の神
ブラフマ神・・・宇宙を創造する神。
ヴィシュヌ神・・・宇宙の維持と発展を司る神
<ブラフマ神>
宇宙と全ての生物を創造したとされ、宇宙の東西南北を見つめ、4つの口から4つのヴェーダ(ヒンドゥー教の聖典)を語ったとされる。宇宙の海に浮かんだ種から生まれた金色の卵(宇宙卵、梵卵)が割れて、天と地とブラフマー神が生まれたという神話がある。
<シヴァ神>
シヴァ神は「破壊の神」としてクローズアップされがちですが、名前は「吉祥」を意味し、慈悲深く人々を救う。一方で古いものを壊し、新しいものを生み出す神。
<ヴィシュヌ神>
人間や世界が悪の脅威にさらされた際には、様々な姿の「化身(アヴァターラ)」となって地上に現れ、世界を救済するとされており、クリシュナやマーラも同一神。
ガルーダとは鷲の頭と鳥の体を持つ神鳥で、ヴィシュヌ神の戦いを助け鳥神です。
隣の石像はシヴァ神になるのでしょうか。牛に乗ってないし顔も違うような・・・?
まさか配偶者のラクシュミーには見えないし。ましてやゾウ顔のガネーシャはあり得ない。ではこちらは・・・??
別の角度で見た時にハヌマーンに似てるな~と思ったので多分そうでしょう。ハヌマーンは人間と猿の姿を併せ持つ神でインドの叙事詩である「ラーマーヤナ」に登場し、並外れたパワーを持ち、揺るぎない忠誠心と献身的な勇者。
ここでワークをした方がいいと思い、光のワークをさせて頂きました。
風が何度も強く吹き、一部だけ葉が激しく揺れていたので祝福されたようでホッとしました。
神仏習合の時代におそらくお祀りされていたのでしょう。シヴァ神は破壊の神で第六天魔王と同一視されているので(第六天魔王は悪神ではない)。
噴火して破壊されては困るから、シヴァ神ではなく世界維持を主とするヴィシュヌ神を祀られたのかな・・・。と思ったのでした。
<本殿>
主祭神
波布比咩命(はぶひめのみこと)
※事代主命(三島大明神)の后の一柱
木花開耶毘売命(このはなのさくやひめのみこと)
御祭神
瓊々杵命(ににぎのみこと)
※瓊瓊杵尊と木花開耶姫の御子
山幸彦(火明命:ホオリノミコト)
火須勢理命(ホスセリノミコト)
海幸彦(火照命:ホデリノミコト)
エネルギッシュな感じがしました。
後で調べると過去に富士山が噴火した時に溶岩がここでせき止められたようです。
なるほど~。
<芝岡神社>
お隣の神社へ。
なんとなく気になる神社だったのでこちらもワークをさせて頂きました。
ビジョンで童が出てきました。このお社の中で子供が遊んでいたのかな。でも何か伝えている様子。何かは分かりませんが床の方を見ていました。
帰る時に案内板があったので、どなたが祭られているんだろうと見てみたら、造化三神の一柱、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)が祀られていました。
※高皇産霊神とは万物を生成し、創造する力を持つ生成神。
高皇産霊神も気になりましたが、どうやら本殿の下に大きな円柱の石があり、霊石と称し昔から子供の守り神として知られていると記載がありました。
ああ、それだったのか。
ビジョンで見た童がその霊石のことを教えてくれていたようで、霊石に今でも守られていると伝えているようでした。
夜に出かけてみると櫓があり太鼓がなって賑やかでしたよ!
<由緒>
およそ1万4千年前の富士山の大噴火の時、ここで溶岩の流れが止まったので、岩留浅間(いわどめせんげん)ともいわれている。ここから湧き出していた水は、富士山の雪解け水で三島の水源ともなっている。
<浅間神社>
住所:静岡県三島市芝本町6-3
社務所:無し
駐車場:無し
御朱印は 拝殿前の木箱の上段右側の引出し
にある木札を花屋の「清花園」さんに持参
すると戴ける。
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