吉香神社(きっこうじんじゃ)
吉香公園の東側に位置する吉香神社岩国藩主吉川氏歴代の神霊を祀る神社です。
静かで穏やかな空間。お濠があり造りがとても素敵です。
小鳥達が雨の中で遊んでいてい、祖霊達も居心地が良さそうな印象を受けました。
土地を守り、民を守って今に引き継がれてきたことに感謝いたしました。
<岩国シロヘビの館>
吉香神社を出て斜め右側に位置するシロヘビの館。
ロープーウェイのセット割で購入しても岩国シロヘビの館では若干入場料を支払います(笑)
脱皮した時の皮が展示されていました。
その他、シロヘビにまつわるお話やクイズもありましたね。
どこにいるのかなと思ったら、木に寝そべってました。
長~~~~~~~~~~い Σ( °ω° )
こちらの白蛇はどちらかというとやや黄色系で黄金のヘビとも呼ばれています。
日本で白蛇がいるのは岩国だけで、国の天然記念物になっています。
<シロヘビの歴史>
1738年の『岩邑年代記』や1716~1735年の『享保増補村記』、1862年の『錦川志』にもシロヘビが登場します。古くからいたのですね。
江戸時代中期にネズミから米を守ることで、守り神としてシロヘビが大事にされその血脈が絶えないよう引き継がれてきたそうです。
<何故色が白いのか>
他の動物もそうですが、突然変異によってメラニン色素が生成されない先天性白皮症(アルビノ:目が赤く体は白い)が生まれることがあります。
身近なところでは「ハツカネズミ」がピンとくるでしょう。
このシロヘビはアオダイショウのアルビノ。
私もこれまで、野生の白カラスや鷹の一種である白チョウゲンボウを見たことがあります。白いカラスは色が白い為、仲間外れにされていました。また野生では色が白いことで敵に襲われやすく、寿命が短いと聞きます。
2020年には世界で3頭しかいない白いキリンのうち、親子の白キリンが密猟者によって殺されたり、あろうことか人間さえもアルビノで生まれた人が、黒魔術の儀式に利用され、誘拐されて腕や足を切断されるなどショッキングなニュースがありました。
アルビノは稀少なだけにこうしたリスクが高いのです。
アオダイショウは大人しい性格で子供の頃から大好きな蛇。
このコは頭にハートがあるので「ラブ」ちゃんと名付けられています。ハート型がある蛇は実はこのコで5代目だとか。シロヘビの子供時代は体色が赤っぽいのだそうです。
こちらをじっと見ていて超~かわいい!
この角度だと分かりにくいですが、確かにハート型になっていました♡
シロヘビの館で癒されました(ღˇ◡ˇ*)♡
続く。