宗像大社(むなかたたいしゃ)
元旦の朝、名残惜しく壱岐島にお礼を言って博多港に向けて出発。
壱岐島から博多港路の海域は、鯨類の通り道だそうで、途中遭遇することもあるとか。綺麗な海ですね~。
<博多港>
帰りはジェットホイルに乗ったので、博多港へは1時間10分で到着。
しかも空席が目立ちガラガラでした。
往路のフェリーは2時間20分。フェリーの方が安価です。
思ったよりは海が綺麗!
博多港は博多港は電車が通っていないし、レンタカー屋も遠いのでアクセスに不便なのが残念。
大きい荷物でバスに乗るのは迷惑と思いつつ、意外と空いていたので乗りこんで天神のホテルへ荷物を預けに。
宗像大社へ行く為に、一旦電車で博多駅へ向かいます。
実は元旦の日は太宰府天満宮宗へ行く予定でしたが、九州一参拝客が多いと聞いたので、元旦は激混みだろうと予想し、宗像大社も多いでしょうがまだ中心部から外れているからそこまで激混みじゃないだろうと急遽、宗像大社へ変更したのです。
事前にネットでバスの運行表を調べていたものの表示されなかったので、取敢えず博多駅からJR鹿児島本線の快速に乗り換え30分ほどで東郷駅に到着しました。
思いの外、東郷駅は混んでいません。参拝客らしき人がウロウロしてバスの時刻表を見ています。私達もバス停で待っているとタクシーの運ちゃんがやって来て、
「宗像大社に行くの?待っててもバスは来ないよ。三が日はバスは運休だよ。」
と下の方にあるスケジュールを指さしました。
(なんですと~!!(; ゚ ロ゚))
そこには確かに「運休」の文字が! ガ━━(;゚Д゚)━━ン!
三が日は凄い渋滞になるようで、バスは運休になるようです。
(そもそもレンタカーだと渋滞に嵌ることを予想して電車+バスにしたけどそれでもダメだったか・・・(。□。;))仕方がないのでタクシーに乗りました。
山の裏ルートを使って狭い道を走り、25分位で到着。
タクシーを降りて遠ざかって行く姿を見送り、帰りは大丈夫かな・・・。と気になりました。
ただ、遠くに「〇〇タクシー」という看板が見えたのと、姉がレシートをもらっただろうから帰りは最悪記載された電話番号にかけて配車してもらえばいいし、まぁ神様がなんとかしてくれるでしょ。と能天気に捉え大社へ向かいました。
しかし後でそれが現実になるとは、その時思ってもいなかったのでした。・・・。大きな駐車場は満車で、道路は東西南北大渋滞。
車が数百メートル先まで連なってます。やはり車での参拝は過酷のよう。
レンタカーにしなくて良かった~。
さて、鳥居をくぐると露店が沢山並び賑わっていました。
奥に行くと更に人の波でスゴかったです。<心字池>
沢山の鯉がひしめき合っています。
太鼓橋を渡り楼門へ。
楼門から参拝者が並んでいました。
しかし私達が帰る頃は鳥居の外まで長蛇の列になっていたので、お昼頃に着いて良かったのかも。相変わらず駐車待ちの長蛇の車も見えました。
<辺津宮(へつぐう)第一宮>
宗像三女神の三女
御祭神:市杵島姫(いちきしまひめのかみ)
やっと拝殿の前へ着きました。
ここではご挨拶だけして後で裏へ行って光の柱のワークをさせていただきました。
市杵島姫様は仕事が早いのでガンガンエネルギーを飛ばして来ます(・∀・; )
いつもは厳しい神様と感じていますが、元旦だけあって凄く参拝者を歓迎してました。
摂社・末社は全部で121柱を祀られているとか。
1社に9柱祀られているお社もありましたね。
「121」は新たなことを軌道させ宇宙のリズムに乗って力を発揮させるような数字だからかな。
なにやら左手の方が騒がしい。
参拝客が騒いでいるので行ってみると「新春福みくじ」というものをやっていて、「ハズレ無し」らしい。面白ろそう!!(≧∀≦)
取敢えず列に加わりやってみました。
掃除機とかお米とか特大の熊手とか豪華賞品がありましたが、賞の豪華さは関係なく一番小さいものが当たるといいな~と願いました。万が一にも掃除機とかお米とか当たったら持って帰るのが大変だから、荷物にならない一番ちっこいので!
と祈ると、沢山の稲が付いた稲蓬莱が当たり、それを見た時とても気に入りました!
かわいい稲穂ちゃん!引き合わせてくれてありがとう~(^-^*)
参拝客でごった返す中、社殿を見ていると金粉が沢山降って来ました!
そして周りには沢山の精霊が速いスピードで飛び回って楽しそうです!
こんなに多くの精霊が飛び回っているのは初めて見たかも!
神様や精霊達も喜んでいて人々に福の光を送られていましたね。
神社へ行っても神様は毎日常駐されているわけではないので、場合によっては不在の時もあります。元旦とか神事やお祭りの際は神様はいらっしゃるのでそういう時に行かれると良いです。特に人が大勢いで楽しんでいる時は、本当に大喜びして神様が得意なことをして下さいます。
御朱印を頂いた後はこちらを出て第二宮、第三宮へ。
向かう途中にこちらにご挨拶。左)松尾神社
主祭神:大山咋神(おおやまくいのかみ)
醸造の守護神であると共に開拓の粗神
御祭神:若山咋神、市杵島姫命
右)蛭子神社(ひるこじんじゃ)
商売繁盛の神様
更に奥へ向かいます。
こちらの参道は格別に素晴らしい。
まるで空間に川があり水が流れているような清らかな粒子を感じます。
森の木から発せられる優しい愛に包まれて、冬なのに心がぽかぽかになりました。
続く。