ヴェーダの文献では、
願望を抱くことで既にその願望を実現する仕組みが働き出すとされています。
なぜなら、個人の夢は宇宙全体の計画にしっかり織り込まれているからです。
偶然のように思える出来事や出会いも、宇宙計画の中で細分化され、実現するように働きかけています。
夢を実現する為の仕組みは、古代インドでは知識の力や意志の力の中に含まれています。しかし知識の力や意志の力は超越する力の中で無限の力と可能性を見つけ出します。自己が持つ超越する力とは、ブラフマンの力であり、ここに宇宙の無限の組織化が存在しています。
ブラフマン(ブラフマー)はヒンドゥー教またはインド哲学において宇宙の源、創造者、神聖な知性として見なされており、ヴィシュヌ(保持者)と、シヴァ(破壊者)とは本来同一で三神一体の神々の1つであるとされています。
つまり、私達ひとりひとりが源であり、創造主ということです。
そのひとつひとつを知る
宇宙を探求し、己を探求し、ひとつひとつの知識は可能性の扉を開き、宇宙の仕組みや法則を確信した時、無限の力が導き出されるのです。