神の使い(動物編)

モミヤマフクロウの巣立ちヒナ

こちらは数年前にある公園で撮影した野生のフクロウ(巣立ち雛)です。

 「フクロウ」と聞いて、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

スピリチュアル的にはヨーロッパでは「森の守り神や森の賢者・哲学者」とされ、また日本では神社にいる事も多く、御神木に出来た洞に巣を作り子育てをするところからも、「守り神」や「福」を齎す鳥という意味合いで、霊的な神の使いという見方があるようです。

その歴史を遡れば、ローマ神話のミネルヴァ(ギリシャ神話の女神アテナ)の髄従とされ、アイヌではシマフクロウ(コタン・コロ・カムイ)というその地方固有のフクロウが神として崇められて来ました。


絶滅危惧種で現在は北海道の特定の地域だけに160羽程生息し、毎年環境省が確認しています。

シマフクロウ

「神の使い」や「森の賢者・哲学者」と言われる理由は何故でしょう?

それはフクロウ独特の特徴があるからです。

<フクロウの特徴>
1)暗闇でも目が見える 。
→真実を見通す力、先見性 。

2)両眼視・単眼視の機能がある。
→左右の目でそれぞれ違うものを見ることが可能。
より多くの情報を見渡し入手する、知識者、知恵者 。

3)聴覚に優れ、音の反射波をキャッチできる 。
→他の生物には聞こえないものが聞こえる。

4)首が270℃回転する 。
エクソシスト
ではなく、後方向からも情報を得ることが可能。

5)じっとして長時間、同じ体制で待てる。
→忍耐力 。

6)音も無く素早く動作することが可能 。
 →洞察力、俊敏性。

7)タイミングを見極める。
 →直観力、チャンスを掴む。


以上の理由から(なるほど~)と頷けますね。

何よりも他の鳥とは違って、正面に目が付いていることから、人間的な顔に近く私は子供の頃からそれが不思議で、何か他の動物とは違う存在だと感じていました。

そしてこんな体験があります。

実家の静岡に帰省した際、早朝犬の散歩へ近くの松林へ行った時のことです。林の中に白い物体が枝にとまっていました。遠目から見て楕円形の物体です。
それがこちらの方を見ていました。


正面に顔・・・。
体系的にフクロウ??

しかしここは海岸に近い場所で、通常森に居るとされる生息域とは程遠いです。

よく確認しようとしたら、飛び去ってしまいました。
 その後暫くして、予想外の所からお金が入って来ました。

白いフクロウは特に縁起がいいとされており、これまた(なるほど~)と納得した体験でした。(主に白い動物は霊的にメッセージ性が強いです)

 「鳥」は空を飛び、種類によっては海を渡ることから、地球のレイラインを浄化する役割があり、また、他の動物の中でも特に「神の使い」とされている種類が複数います。

(カラス、フクロウ、鳩、鶏、キジ、鷲等)

白鳥も海外では霊的なシンボルですね。
こうした理由からも神秘性が高い存在だと言えるのでしょう。

 そういうわけで鳥の写真もちょいちょい載せることがあると思いますので、写りはともかく、暖かい目で見てやってください。

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