アメリカ北部ワイオミング州の広大な草原地帯に、巨大な岩山が聳え立つ。
その名は「デビルズタワー」
スティーヴン・スピルバーグ監督の映画
『未知との遭遇』のロケ地となった場所。
数年前に
「本当は巨大な樹木の切り株なのだ。」
という説がロシアの科学者から公表されたのですが、それが本当に科学的に証明されてい
たかどうかは謎のままです。
もし本当に巨大な木だとしたら、巨人がいてもおかしくはないですね。
人間は正に蟻のような存在・・・💦
一般的にデビルスタワーが岩といわれているのはハニカム構造(六角形の柱状)の石が溶
岩で冷却凝固した際に出来た柱状節理と呼ばれるものになっていて、この形状は世界でも
見られます。
溶岩が流れて地下の岩が冷やされて固まっても、こういう形にはならない、というのがそ
の科学者の言い分ですが、私も以前より、数ある岩の中でどうやったらこのように綺麗な
形状になるのだろうと不思議に思っていました。
それは標高2000m近くの山の一部で見た柱状節理から疑問が湧いたのです。
地下で冷やされたのなら、何故こんな高い所に一部分だけが出現しているのだろと・・。
多くの火山地帯は岩も多いので、柱状節理も多く見られると思いますが、全てがそうな
るわけではないので、その成分や性質、条件で形成されるのだと思いましたが、「巨大
木」という説は、着眼点がファンタジーに感じました。
このハニカム構造はミツバチ等の巣でも有名ですね。
ハニカム構造は強度を誇り飛行機の材料の一部にも見られます。
そして「ハニカム」という言葉自体が宇宙の神秘なる言霊であり、神聖なパワー
を齎します。
https://www.oniwa-oshare.jp/garden-making/rockgarden-feature-yoganseki-how-to/
デビルスタワーの正体はともかく、巨大な木は存在します。
アメリカのレッドウッド州立公園にはメタセコイアなどの巨大な木が存在し、
中には100mを越える高さのものもあります。
私達の想像を遥かに超えた世界です。