こちらの神社は石川県でも最北東の珠洲市にあります。
須須神社(高座宮)は東北鬼門の日本海側一帯の守護神とされ、第10代祟神天皇の時代に創建された神社。
すっかり青空も広がり良い眺めです。
大晦日に伺いましたが殆ど人はいませんでした。
大鳥居(一の鳥居)を潜った二の鳥居の右側に駐車場があります。
境内を進むと森の中のよう。
神々から快く迎えて頂いてるようで柔らかな日差しと清涼感のある神々のエネルギーを感じました。
3つの神社をまとめて須須神社と呼ばれています。
・高座宮(たかくらぐう)
・金分宮(きんぶんぐう)
・奥宮
<主祭神> 高座宮
主神高倉彦神(たかくらひこのかみ)または天津日高彦穂瓊瓊杵尊ともいう。ニニギノミコトのことです。
<御祭神>
建御名方命(たけみなかたのみこと)
保食神(うけもちのかみ)
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
拝殿に到着。
ご挨拶をしてワークをさせて頂きました。
瓊瓊杵尊かどうかはわかりませんが、男性の神様が現れ、両手と体がボッと暖かくなりました。
唐突にライオンが現れました。(ライオン??なんでここに。)
見事なタテガミを持つ迫力ある顔立ちです。しかしちょっと寂し気な雰囲気があり、ウロウロすると、伏せをしてじっとこちらを見ていました。
優しい表情のライオンで、こちらの神社を守っているようでした。
後日このライオンの正体が分かりました。
他に参拝客もおらず、私と姉だけ。そんな状態だったのでゆっくりワークを行うことが出来きました。
ワークも終えその場を立ち去ろうとして、何かが気になり振り返った時、神紋が目に留まりました。
可愛らしい梅の神紋です。
この中の1つに意思のようなものを感じ暫く眺めていました。
どうやらワークのお礼を言われていたようです。
<御朱印>
参道の途中に社務所があるので、そちらへ御朱印を頂きに~。
須須神社で神の使いとされるイルカ。
実は神社前の海に一昨年「すずちゃん」という本物のイルカが実際に来ていたそうなのです。頂いたパンフレットに載っていました。
<神様からのサプライズ>
神社を出てふと海を眺めたら、一瞬イルカに似た背中が見えたので「あっ!イルカ!!」と叫び、姉も驚いて声を上げました。早速近くの路肩で車を停めて探索。
まさにパンフレットと同じ形状の弓なりの背中と背びれがはっきりと見えたのです!!
しかしその後はどこを探しても見つかりませんでした。
一瞬だったので、別の場所で泳いでいたサーファーと見間違えたかな~と思ったんですが、とてもインパクトのある光景でした。
きっと神様が贈り物としてイルカを見せて下さったのでしょう。
この後不思議なことが!
帰京後、このパンフレットをブログ掲載用にと何枚か撮っていた時、1枚妙なものが写ったのです。
それが下の写真。
まるで光と水飛沫のようです。とても不思議な写真でした。
すずちゃんに光が降りてきているように見えます。
そしてまだパンフレットを読んでいなかったので、じっくり読んだところ、拝殿で見たライオンの謎が分かったのでした。
<神様とイルカの伝説> 天界から獅子に乗ってこの地に降りた神様(三崎権現)は海から昇る太陽に近づきたくて「獅子いるかー。一緒に日の出を見に行こう」と獅子を呼んだのですが、長旅の疲れで寝ていたようで、毎日何度呼んでも獅子は眠り続けていました。 ある日一頭のイルカが「獅子いるかー」の声に自分が呼ばれていると思い、神様に近づき、こうして出会ってから一緒に日の出を毎日見に行くようになりました。 獅子は怠惰な己を恥じ、涙を流して翌朝獅子は大きな岩に姿を変えていました。 (獅子岩:現存していたが1814年の秋に崩れた) イルカは明治の中頃まで、神事の際には大鳥居の前まで姿を見せました。 これを「いるかの三崎詣り」と呼び神の使いのイルカや四つ足動物を食する ことを禁じました。(食すると重い病気になると言われている) |
<神の使い「すずちゃん」>
<神の使い「すずちゃん」> 2020年8月1日、一頭のイルカが124年振りに寺家の前までやってきました。 約3週間滞在し海水浴客と戯れ、異常な程人懐っこく人々を楽しませてくれました。 20日を最後に姿を消し、伝説通りというべきか9月14日(神様の例祭日)に大鳥居の前へと姿を現した。 このイルカを神社の名にちなんで「すずちゃん」と呼び、すずちゃん目当てに人が集まり須須神社や寺家の名を全国に知らしめて去っていった。 後日Xmas限定で現れたそうです。 |
これを読んであの時現れた「ライオン」はこの獅子のことだと気付き、なんとも切ない気持ちになりました。
それにしても124年振りに現れたイルカ。
大変革の時に登場するのは、やはり私達が神意識に戻る時だと教えてくれているサインなのでしょうね。
<縁起>
高座宮・金分宮のご夫婦大神を祀り「三崎権現」・「須須大明神」と尊崇され、東北鬼門日本海の守護神。
古代より縁結びの神として男女、生成化育、修理固成という日本民族の根本精神である神業を示し教えられている。
<創建>
749年~774年〔天平勝宝1年~宝亀5年〕
<宝物>
木造男神像五躯(国重要文化財)
蝉折れの笛と守刀(義経の笛を弁慶の守刀)
スダジイ、ヤブツバキなど約250種の植物が生い茂る3万3000平方メートルにも及ぶ
広大な社叢は、国の天然記念物に指定。
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