厳島神社から徒歩10分弱の所にある大聖院(だいしょういん)
特に楽しみにしていた所。
こちら目当てで宮島へ行かれる方も多い。
(境内案内図HPより)
806年に弘法大師が開創したと伝えられ、「日本三大厄除け開運大師」のひとつ。また、明治天皇が来島された際には大聖院に宿泊されるほどの格式の高いお寺で2006年にはダライ・ラマ14世も訪れています。とっても広いです。
<仁王門>
仁王門の先に階段が見えていますが、階段の中央にあるのは摩尼車(まにぐるま)。
チベットの仏具のひとつで、回転させた数だけお経を唱えるのと同じ功徳があるとされています。三蔵法師がインドから持ち帰った経典600巻となっています。
取敢えず回転させながら上りました。
<観音堂>
御成門をくぐって右手にあるのが観音堂。豊臣秀吉が歌会をした庭園が横にあります。
観音様にお参りした後、右側の観音様の手前には見事なマンダラがありました!
砂マンダラ
美しい砂マンダラ。
仏が住む宇宙を表していて、通常の砂マンダラは祈りが終わると直ぐに壊されるのだそうです。現代のマンダラは岩石にアクリル絵の具で色付けをしたもの。
とても繊細で美しい世界を彩っていて、じっーと魅入ってしまいました。
左側に行くにつ入れて凄い気!
何かなと思ったら、各国の仏像が一緒に置かれていました。いい気もあれば悪い気もあったりで。敏感な人は具合が悪くなるかもしれません。
観音堂を出まして勅願堂へ。
<勅願堂>
勅願堂は大聖院の本堂とされています。
こちらに波切(なみきり)不動明王が安置されています。
(撮影禁止の為、生憎お不動様の写真はありません)
人間との関わりが深いお不動様なだけに人間の願望や欲をよくご存知のようで、断ち切るような凄まじさを感じました。
豊臣秀吉の念持仏とされる、不動明王は朝鮮出兵の際に海上での安全を祈願した事から波切(なみきり)不動明王と呼ばれています。
大聖院で人気のお守りに「守り砂」があり、こちらのお不動様の前で祈祷された砂が使用されているそうで結構人気です。
<編照窟>
天井の燈篭が圧巻!
ここには四国八十八カ所の砂が埋められており、八十八体の本尊の前に立ち参拝すると四国八十八カ所のお遍路参りをしたのと同じ功徳を得ることができます。
ここもまた背筋がシャンとなる所で、一体一体から見られている感じがありました。
写真を撮ろうとした人がシャッターが降りないと言っている程、厳格で霊的に強い所です。(窟中は撮影禁止)
<一願大師>
大聖院本坊最古の建物「大師堂」をお参りした後に、後方にある一願大師へ伺いました。「一願大師」と言われている方は一番左の絵馬を沢山付けらえている方で願いを1つだけ叶えてくれるそうです。
私の願いは、人類がこの地球に来た目的を思い出し覚醒して、アセンションに到達することです。それが自分の使命でもありますし、やはりスピリチュアルな世界を多くの人が気付くと面白いことになると思ってますので一人でも多く目覚めて欲しいですね。
<摩尼殿>
こちらは弥山にもございましたが三鬼堂の三鬼大権現が祀られています。
- 追帳鬼神(ついちょうきしん)
- 時眉鬼神(じびきしん)
- 魔羅鬼神(まらきしん)
<五百羅漢像>
喜・怒・哀・楽を表したそれぞれ表情が異なる「五百羅漢像」が並んでいます。
圧巻ですが、フェリーの時間も気になっていた為最後は急ぎ足となってしまい、ゆっくり見て回ることができませんでしたが素晴らしい所でした。
ちゃんと見て回れなかったこともあり、またこちらへは伺いたいと思っています。