月讀神社::山の神の存在(壱岐)

月讀神社(つきよみじんじゃ)


壱岐の2日目、大晦日の本日は壱岐の中心より若干上に位置する月讀神社へ参拝。

朝の9時30分くらいでしたが、誰も参拝客はいないみたい。
階段を登り切ると、嬉しそうに狛犬さんが出迎えてくれました。


今日は大晦日だけあって注連縄でおめかし。なんだか張り切ってるように見えます。

小さな拝殿ですが神様がいらっしゃる気配。

御祭神:月読命
暦と縁の深い神、農耕神、占いの神、海の神、漁業の神とされる。

ご挨拶をしてお祈りさせて頂きました。辺りを見ていると張り紙が。霊力の強い神様?
それは楽しみ!どんな神様かワクワクします。

山の神と書かれた小さい鳥居が直ぐ裏にあり磐座(いわくら)が祀られていました。
ご挨拶しようとした時、鳥居の前に大きなミミズが!!
こんな冬の外に出ていてはさぞ寒いでしょう。
弱っているように見えたので枝で拾い上げ、土の方へ移動しました。
柔らかそうな土と人に踏まれない所がいいだろうとウロウロ探して、丘の上へ置ことに。水をかけ鳥に食べられないよう落ち葉で隠して山の神の所へ戻りました。

後で姉から「龍もミミズに化けることがあるんだって」と言うので「えっ!そうなんだ~」と龍とミミズを思い浮かべました。
確かにあのミミズ、稀に見ぬデカさだったな~。田舎にいた頃は大きなミミズは見てたけど特にデカかった。

龍は龍神祝詞にもあるように自在自由に変化できるので、色々な形の龍がいるんですよね。お酒をご奉納してご挨拶し天から光を地に結ぶワークをさせていただきました。
磐座に手をかざすとちょっとビリビリしました。
すると突然私の目の前に大きな白い服を来た存在が現れました。
ホントに目の前!身体がくっつく程の超至近距離です。しかも大きいので、顔を見上げて見てはいませんが、天狗の顔が頭の中で見えたのでおそらく天狗。さっきまで特に際立ったものは感じていなかったのに磁力のようなパワーを感じました。
そしてお礼を言っているようでした。
ご奉納のお酒?それともワーク?もしやあのミミズのこと(*゚O゚)!?あのミミズは仮の姿で本当は天狗だったとか。天狗の鼻がミミズっぽく見えなくもない・・・。
変な想像はやめよう。違っていたら失礼になるかもしれない)
そんなことを心の中で呟きながら、暫く体が硬直していて動けなかったです。
何か私の潜在意識にある心のブロックを解除してくれたようで暖かいエネルギーが身体を巡り、心と身体が解放された感覚がありました。

お礼と感謝を伝えたら柔らかな光が差して来ました。拝殿野右側にある茅の輪くぐりをしてから、奥の祠へと上がって行きました。

奥の鳥居に行く階段の手前に「招福の鼓」があり、自分の年の分だけ小槌で鼓を打って赤い鳥居の前でお願いごとをすると幸福が訪れるそうです。宮崎県高千穂の荒立神社にあるのと同じですね。東京では田無神社にもあったような・・・。

打ってその場でお願い事をしてしまいましたー。

こちらも可愛らしい祠があります。

御祭神
右)月弓命(つきゆみのみこと)
左)月夜見命(つきよみのみこと)

拝殿と併せて3柱の神をお参りして参拝したことになると記載されているので漢字は違いますが全てツキヨミノミコトらしいです。

拝殿の月読命は光で現れ、こちらの月夜見命は人間の姿、そして右の月弓命は少年の姿で現れました。
ツキヨミノミコトが少年の姿となって現れたのか精霊がそういう姿へ変化して現れたのかは分かりません。またツキヨミノミコトが全て同一なのかそれとも違う存在なのかも不明です。

拝殿の月読命と月夜見命は似たようなエネルギーを感じました。

御朱印を頂いている間に授与所の隣にあった輪投げコーナーで遊んでみました。
3つ輪投げが成功すると景品の手作り茅の輪のお守りが頂けるそう!やってみたけど1回しか入りませんでした(^^;)

<歴史>
壱岐氏という豪族が朝鮮半島→対馬→壱岐→九州の航海安全を祈るため、月読神社を創建し航海の神様をお祀りしたのが始まりと言われています。
かつては大きな神域を持っていたとかで、日本最古の神社だそうです。
壱岐の県主(あがたぬし)の先祖である忍見宿禰(おしみのすくね)は京都の松尾大社内にある月讀神社へ分霊したと日本書記に記されていて、全国に点在する月讀神社の総本社とされています。

<月讀神社>
住所:長崎県壱岐市芦辺町国分東触464
駐車場:有り
社務所:有り
トイレ:駐車場に簡易トイレらしきもの
MAP
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