春宮参拝を終えた続きです。
春宮の西側に川が見えて来ました。
赤い橋を渡ると向こう側にも川があり、ちょうど中州になっています。
こちらは砥川(とがわ)と言う川で、中州は「浮島」と呼ばれ、どんな大水にも流れなかった島だそうです。
浮島の先端には4つの柱に囲まれた灯篭がありました。
とても見ずらいですけど、赤とんぼが手前の柱の先端に止まっていました。
鳥居をくぐって先に進むと祓戸大神を祀られている浮島社があります。
神聖で浄化力が強いように感じました。
川がとても綺麗!
川遊びや泳いでいる人もいましたね。
もう1つ赤い橋を渡った先の奥に、「万治の石仏」があります。
直ぐに小さな石橋があり、そこを渡った瞬間、ガラリと空気が変わりました!!
凄く洗練された美しい空間・・・。
異次元に来てしまったような感覚です。
こちらも結界が張られていますね。
結構分かり易いので、行かれる方は感じてみてください。
先に進むと由来の立て看板がありました。
明暦3年 諏訪高島藩主諏訪忠晴が諏訪大社下社春宮に石の鳥居を 寄進しようとしました この仕事を請け負った石工がこの地にあっ た大きな石を加工しようとノミを入れたところ 石から血が流れだ しました 驚いた石工は鳥居を造るのをやめ この不思議な石に阿弥陀如来仏を 刻み建立したと伝えられています |
不思議ですね~。
『万治の石仏』に到着しました。
案内版には「阿弥陀如来」と記載されていたので、そのような石仏をイメージしていましたが、なんだかモアイ像的な異国の様相でびっくり。宇宙的なエネルギーを感じました。
とても素晴らしい所です!
万の事が治まる→物事を万事丸く治めるその願いを聞いてくれる石仏として広く人々の信仰を集めているそうです。
<参拝方法>
① 正面で一礼し手を合わせ 「よろずおさまりますように」と心で念じる。 ②石仏の周りを願い事を心で唱えながら、 時計回りに三周する。 ③正面に戻り「よろずおさめました」と唱えてから一礼する。 |
私もやってみました~。
周辺は田植えがされていて、緑が鮮やか。天から美しいエネルギーが降りて来ていましたよ。
こちらを終えて一旦春宮戻って、ご挨拶をしてから鳥居を後にしました。
帰り車道の真ん中に、橋が見えて来ました。
室町時代に造られた「下馬橋」と呼ばれる下社最古の橋です。
身分に関わらず馬から降りて渡らなければいけない橋だそうです。
(左奥に春宮の鳥居が見えます)
現在は遷座祭で神輿のみが渡る橋との事。
次へ続く・・・。