弘前市にある岩木山神社へ伺いました。一の鳥居の奥に岩木山の頭が見えますね。
奥宮のある霊山岩木山と参道を真っすぐ直線で結んだ珍しい配置となっています。
予想外に人気の神社らしく、駐車場が満車で別の駐車場へ移動しました。
ここまで混雑しているとは思いませんでした。(写真は人が減った帰り際のもの)
後で知りましたが、恋愛運などご利益があることが始まりでパワースポットになったそうです。
どちらかというと あまりそっち系は感じず、五穀豊穣や内在するパワーを発揮させてくれるようなエネルギーを感じました。
津軽富士とも呼ばれる岩木山は、古くより豊富な水と作物を民に与え、災いから守る神として崇められて来ました。
その岩木山を祀る為、780年に社殿を山頂に祀ったのが岩木山神社の始まりだそうです。
その後、800年に坂上田村麿が社殿を再建し山頂まで人々が参拝するのが困難な為、麓にも社殿を建立しました。
山頂を奥宮、麓の神社を下居宮(おりいのみや)とし併せて岩木山神社となっています。
「三の鳥居」は1624〜44年に建立。
この時代(神仏習合)に合わせた建築物として、他の白い鳥居と違って朱色になっています。
石畳の参道の先には楼門(高さ約18m)
この楼門は国の重要文化財に指定されています。
岩木山に降った雨や雪がろ過された天然の美味しいお水です。
冷たくて美味しかったです。
新郎新婦を見かけました。祝福の光が降りていますね。
拝殿は津軽藩主 津軽為信(ためのぶ)が慶長8(1603)年に建立。
<御祭神>
・顕國魂神(うつしくにたまのかみ)
・多都比姫神(たつひひめのかみ)
・宇賀能賣神(うがのめのかみ)
・大山祇神(おおやまづみのかみ)
・坂上刈田麿命(さかのうえのかりたまろのみこと)
ちょうどワークを行っている時にご祈祷が始まり、神様が出ていらっしゃいました。
こちらでエネルギーを受け取りました。
しめ縄が井戸の「井」の文字で結ばれています。
これは豊作を願って清らかな水源を齎す井戸の「井」にしているのだそうです。
武士達が動き回るビジョンが出て来ました。戦がある時はお参りしていたようです。
それから、呪詛的な何か異質なものもや荒々しさを感じました。
敢えて写真は撮らなかったですが、境内に上向きの獅子と下向きの獅子がいます。巷では上を向いている獅子が金運UP。下を向いている獅子が恋愛UPだそうです。
ここにはハイカラな柱に獏(ばく)という、人の夢を喰べて生きる伝説の生物が装飾ご施されています。
日光東照宮と様式が似ている事から岩木山神社は「奥日光」とも呼ばれているとか。
日本では悪夢を食べるとされ、「この夢を獏にあげます」と唱えると同じ悪夢を二度と見ずにすむそうです。
海を渡って西洋・東洋の宗教が入って来てから、一部の宗教に邪悪な組織が「悪魔」を「神」として人々に信仰させる為に日本の各地へ神社をそのように変えたところもあり、こうした「悪魔」から守る為に装飾も変わっていきました。
獏の装飾はここだけでなく日本各地に存在します。
密教とか何か陰陽の交わりが激しかった印象を受けました。
周りを池に囲まれたこちらの神社は、龍神様で宗像三女神の一柱、多都比姫神(たつひひめのかみ)の荒魂をお祀りしています。
昔は龍と蛇が同一で扱われることもあった事から、「白蛇の池」と呼ばれています。
この池は岩木山から湧き出た水で、沢山のおたまじゃくしがいました。
白雲大神社の隣にある稲荷神社。狛犬がとてもキュートでした。
こちらは参道の途中左手にあり、三柱の神様をお祀りされていました。
とてもエネルギッシュで、訪れる人々の願いを後押ししてくれる勢いを感じました。
帰りに、二の鳥居の近くに五本杉がある事に気付きました。
1つの木から幹が5本に分かれた神木。岩木山神社には5つの神様が祀られているという伝承があるからだそうです。
霊山岩木山にはポータルがあり、ここに意図的に配置されたのでしょう。
意志を高め困難を打ち砕くパワフルなエネルギーを頂き、今回のワークに織り込みさせて頂きました。
こちらでお昼にお蕎麦を食べようと思っていましたが、混んでおり昼食は抜きに。
このまま先へ向かった神社がまた素晴らしい所でした!