昔の人、と言っても昭和初期以前の方ですかね、子供が悪さをすると
「お天道様が上から見てるよ。」と言っていたものでした。
私も祖母からそんな事を言われた覚えがあります。
このお天道様とは
天地をつかさどり、すべてを見通す超自然の存在。
お天道様には悪さをしてごまかそうとしても、嘘を付いてもすべてお見通し!
というわけです。
そしていつかその報いを受けます。
それは神様からの罰。
私は子供の頃、そう思っていました。
しかし今は違います。
このお天道様の正体・・・。
それは高次元の自分、つまりハイアーセルフのことです。
誰が見ていなくても、嘘をついたことも、自分だけが知っているから安心と思いがちですが、
自分が知っていること=ハイアーセルフも知っていることになります。
そしてある日報いを受けるのは、
(自分はいけないことをしてしまった)
という思いから自分自身を戒める為にその思いが跳ね返って来て、報いを受ける形になるのです。
本来自分の心とは違う動きをした事への後悔がそうさせます。
つまりネガティブな行為を高次の自分が受け入れず、あなたへバックしているだけなんです。
何故なら高次の自分は愛と調和で保たれているので、受け入れられるわけがないのです。
これは逆に言えば、今の次元のあなたを正し、軌道修正させているとも言えます。
心と行動が一致していることを続けると、ハイアーセルフの高い意識レベルへと繋がり、逆にあなたがすべきことが分かるようになっていきます。
お天道様という存在は、
あなたをいつも天上から見守り、進むべき道を照らしてくれているのです。