日輪神社(岐阜県高山市)


<日輪神社>
2021年の秋分の日にお伺いした日輪神社。
今回もちょうど同じ時期です。ピラミッドのような形をした小高い山に鎮座しています。

小高い丘の先には枝が這った山道が続きます。

主祭神

天照皇大御神

 

摂末社祭神

倉稲魂大神(うかのみたまのおおかみ)
火武主比大神(ほむすびのおおかみ)
奥津日子大神( おくつひこのおおかみ)
奥津比女大神(おくつひめのおおかみ)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)

ご挨拶とお礼を申し上げました。
神様数体が位山?へお出かけ中なのか前回のような強いエネルギーは感じられませんでしたが、ちゃんと代理の方はいらっしゃったようです。

拝殿の横に道があります。今回は岩がある所まで行ってみることに。

赤い矢印が示す方向へ進みます。
ただ、この先も分かれ道がありましたがどっちに行っても行けるみたい。

狭く急な登り坂もあります。

裏の小高い丘から本殿が眺められました。

木が切られているせいか森の中は見渡しやすかったです。
あの岩っぽい。
この岩にエネルギーがあるという話しがあるのですが・・・

滅茶苦茶大きい岩って程でもないです。
何か鏨でも入れたような大きな切れ込みが線のようにありました。

今は無くなった太陽石をこの岩のことと伝えている人もいるようですが、特にエネルギーは感じられませんでした。
もしくは昔は力を持っていた岩かもしれませんが、今はお役目を終えているのか、いずれにしても引き寄せられるような何かを感じ取ることはできませんでした。

しかしながらここの小さな山のピラミッドは、やはり太古からの神秘性があり位山を結ぶ主要な役割を担っていたように感じられます。
詳しくは前回の内容をどうぞ

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「日本昔ばなし」から学ぶ覚醒

先日記事にした龍乃蔵で「お釈迦様と托鉢」の話しをしましたが、もう1つ心に残った
素晴らしいお話しを。

それはまんが「日本昔ばなし」
ご存知の方もいらっしゃるでしょう。私が小3、4年生の頃、TVで放送していて毎週楽しみにしていました。

この中で特に印象的な傑作がありました。
今でもそのシーンは所々思い出されますが、うろ覚えな部分も結構あり会話についてはおそらくこんな会話だっただろうという想像になっていますので、違っていたらご容赦ください。しかもこの日本昔ばなしのタイトルは不明です💦

<日本昔ばなし>

ある所にひとり暮らしの女(おばさんかおばあさんだったかも)がいました。
その女は畑で野菜を作っていました。しかしその年は不作で食物が取れずあろうことか、何者かが毎晩野菜を盗んで行くのです。

その女は毎日同じ男が盗んで行くのを知っていました。

とうとう畑には最後の1本の大根しかもう残っていません。
その晩、またその男が畑へ現れました。
そして最後の大根を引き抜いて持ち去ろうとした時、玄関の戸が突然開き、女が出て来て「ちょっと待ちなさい」と呼び止められました。
男はビクっとして「バ、バレた・・・」と恐る恐る立ち去ろうとしましたが、女から意外な言葉をかけられたのです。
「今それでご飯を作ってあげるから一緒に食べましょう。」

男はビクビクしながらも、女に勧められるまま家の中へ入りました。

暫くして暖かいお味噌汁の匂いがしてきました。
「さあ、出来たよ。お腹が空いていたんだろう。たんとお食べ。といってももうこれしかないけど」と女は男の前へお椀を出しました。

男は無我夢中で食べました。そしてついに泣き出してしまいました。
「こんなにおいしいお味噌汁は初めてだ。でもどうして?おらが毎日盗んでいたのは知ってたんだろう?最後のダイコンを盗もうとしたのになぜ食べさせてくれるんだ・・・・」そう言って泣き崩れました。

「よっぽどお腹が空いていたんだね。あたしは独り身だから。こうしてあんたさんが喜んで食べてくれればそれでええ。あたしもお腹が満たされるさ。」

男は泣きながら暖かい味噌汁を食べ終わると、何度も何度もお礼を言って帰って行きました。

この後、鶴の恩返し的に男が何かお礼をしにくる展開があるのかと思いきや、この話しはそれで終了。
ちょっとあっけに取られながらも私にはこの結末が衝撃的でした。

(最後の大根でもう食べるものが無いのに、盗人に御馳走するなんて。このおばさんは天使のようないい人。おばさんだってきっとお腹が空いていた筈だし、これから食べるものが無くて困る筈。どうしてこういう事ができたんだろう。私だったら同じ事ができるだろうか?飢饉が来たら自分よりも人の為に食べ物を差し出すことができるだろうか?このおばさんにしてみれば何の得にもなっていないけど、それでもおばさんは満足していることが、すごく立派。中々できることじゃない。)

まるで神様から「あなただったらどうする?」と質問されているみたいで、小学生ながら
とてもドキドキして何度も考えさせられました。

当時、兄弟でお菓子の取り合いをしていたことも思い出し、私達はなんて恥ずかしい人間なんだと思ったわけです。
でも大人になるまでこのまんがの意味を本当に理解はしていませんでした。

これから大災害や人口増加に伴う食糧難が起きると言われています。
私達がどのような行動を起こすのか、天界はひとりひとりを見ています。それがある意味テストでもありますので、魂磨きをして愛のレベルをひとりひとりが上げて行くことで、大災害も中難に変わることもあるでしょう。

私達は大いなる源から分け御霊として生まれ出た同じ魂のかけら、兄弟達なので「私=あなたということになります。
ジャッジをしてしまうのはこの見方ができず、常に他者と自分を違う者として分離の位置に自分を置く為、対立が生じ、争いが起きるのです。
「人類は同じ神の源から生まれた」のだから他者を大事にすることでやがてそれが自分も大事にされるという反映の形で戻ってきます。
それを期待するとか、見返りを望むとかではありません。そのようなシャドーの心を持つと、宇宙は愛で出来ている為、宇宙の仕組みが上手く回らなくなります。

「単純に自分を愛し、他者も愛する」我々の本来の在り方を現代の人々はもう一度、見直す時が来ているのだと私は思っています。

私達人間は衝撃的な出来事ほど、魂の琴線に触れ、それが覚醒のきっかけになることが多いです。
この話はおそらく多くの人が共通して学ぶ内容ですが、ひとりひとりがこのような「何かきっかけとなる出来事」が人生の中であったはずです。あなたの心の中に不思議と繰り返し思い出されるシーン等ないでしょうか。
それはあなたを覚醒させる宇宙からのメッセージなので是非役立てて欲しいと思います。

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龍乃蔵(たつのくら)宇宙の法則と龍からのギフト

こちらは知る人ぞ知る「龍乃蔵」
パワーあふれる龍神様をお祀りしています。

猫猫寺からは車で25分位です。
特に宣伝しているわけではないので口コミで伺う方が多いです。

駐車場に到着すると1台だけ停められるスペースがありました。(良かった~)
「龍乃蔵」まで徒歩2、3分ですが、看板があるわけではないのでキョロキョロ辺りを見回しながら到着。(本当にここでいいのかな~)とウロウロしていたら、家から女性の方が出てきて、「龍乃蔵ですよね。もう少ししたら加悦が来ますので中で待っててください」と言われ、向かいにある家の重い戸が押し開けられ、中に上がらせてもらいました。

どうやらここが「龍乃蔵」らしい。
中はこじんまりしていて、龍の作品が並べられ、棚に本がありました。
あの龍の絵はどこだろう?見渡しても無い。
すると右手に階段があり、どうやら2階にもあるようでした。ということは上の階か。


1階にあった龍の絵。
凄い迫力です!!
加悦 徹さんは神社仏閣を彩色する絵師さんです。

「日月神示」もご存知のようで。
浅川嘉富氏の「龍蛇族直系の日本人よ!」の書籍もありました。これは私も持っているので直ぐ目に留まりましたね。

後で知ったんですが、浅川嘉富氏のギャラリー「徳乃蔵」に水墨画の龍を寄贈されたそうです。
https://x.com/saishikikoubouR/status/1419196157604073474
なんだか今朝伺った九頭竜大社の龍の絵とタッチが似ています。もしかしたら加悦さんの作品かなと思ったら、後で加悦さんから伺い、やはりそうだったことが判明。

<九頭竜大社の龍>
暫くするともうひとりのお客さんを連れて加悦さんがいらっしゃいました。
ご挨拶をした後、みんなで2階へ上がりました。

階段を昇るとそう大きくない部屋の奥に祭壇があり、龍神様が祀られていました。
美しい見事な龍神様です!今にも動き出しそう。
優しい瞳がたまりません。

中央に置かれた石は、ニュージーランドの教会に金龍様の掛け軸を奉納されたご縁からドラゴンマスターであるワイタハ族のテポロハウ長老が来日された際、「龍魂」と題した
対談と祭りを開催し、その時に賜わった聖なる石だそうです。

加悦さんから色々とお話を聞かせて頂きました。
「にゃんにゃん寺」を始めたきっかけや息子の雅乃さんの事、ご自身のこれまでの体験等どれも惹きつけられ、生きることの意味や道徳的、哲学的、物理的なことを含め宇宙の真理をご教授頂きました。

お話しからも、ご自身の使命を果たすことを実践されている素晴らしいご家族。素晴らしい愛の絆で結ばれていますね。

加悦さんのお話の中で特に印象に残っているのはお釈迦様の托鉢のお話。
「お釈迦様は托鉢を金持ちの所へ行かず、わざと貧乏な人達が住む村へ行って行いました。これって分かりますか?」

貧しい村へ行っても人々から『お金を恵んで欲しいなら私達の所よりお金持ちの所へ行ってよ』って普通は言われてしまいますよね。これもちゃんと意味があるんです」ということを熱く語られました。

この托鉢のお話しをご存知の方は少ないでしょう。
お釈迦様が考案したとも言われる「托鉢」。これはお坊さんが修行で大変だから恵んであげる、ということではないです。私自身、この話しの本質は自分の業や思い込みを取り除くためのものだと思っていました。
ただ実際はそういう難しいことではなく、「与えたものが返って来る」」という宇宙の法則を悟ってもらうため、その法則に乗ること、本来の魂を正すための救いの行為でもあると理解しました。ただそれを知らず理解出来ない人や、特に貧しい人々は「なんで貧しい私達の所へ来る?私達が恵んで欲しいくらいだ!」と逆ギレしてしまうのです。

そうではなくて、これまで他者に対して施しをしてこないから自分がどんどん貧しくなっていくのです。
施しをして徳を積めばやがてそれはなんらかの形で返ってきます。「お金が無い」から人に与えられない。またはケチな人などは、お金を循環させていない為、自分の所で留めているとエネルギーも滞り停滞してどんどん貧乏になっていきます。

お金はエネルギー=生命体だから、巡り巡って返って来るものです。
ずっと閉じ込めたり貸し渋っていたり、誰かに与えることなく自分だけで使っていると、いつか大損する時が来ます。

お坊さんは托鉢で人々に「徳を積む」行為をさせて救っているのです。お金を托鉢に入れて「良い行いをしたから見返りを期待するのではなく、そうした心の清さもこの托鉢に入れたお金から現れるでしょうから、「どうぞ使ってください。施しをさせていただきありがとうございます。」とするとお金も気持ち良く巡り巡ってまた帰って来てくれるでしょう。

貧乏になるのには原因があり、貧乏の家に産れたのは自分の過去生の徳の積み方だったり、今生は貧乏な環境から学びを得るために自身で選んで来た道かもしれません。
いずれにしても自分の行いが返って来るという宇宙の法則を忘れないようにしましょう。

龍さんにお酒をご奉納してお詣りさせていただきました。

なんだか龍の顔が加悦さんに似ています。加悦さんの魂の渾身が込められた龍だからこそ、このような優しい瞳になるのでしょうね。

<大雨と龍の助っ人>
龍乃蔵を出ると大雨!空は一面の雨雲に一変していました。
しかも傘がないとびしょぬれになるくらい。
九頭竜大社で龍に「雨を降らせて」とお願いしたのが通じたのかな♡傘を持っていなかったので加悦さんの車で駐車場まで送ってもらいお礼を伝えて京都駅へ向かいました。

貴重なお話しだったので新幹線に乗り遅れてもいいと思っていましたが、既に1時間オーバー。
間に合わなくてもその後の便でちゃんと乗れるのか?そういえば連休明けは混むので心配になってきました💦しかも渋滞にはまってしまった!
途中バイパスを降りるも大して距離を縮められず、道が複雑で分からないのでまたバイパスへと戻ったり・・・(笑)
バイパス降りてからも片側6車線ある1号線が混雑していて左車線へ変更してガソリンス
タンドへ寄りたいのですが、思うように動けず。あまり運転に自信がない私はどうしよう~と迷っていた時、ちょうど左車線側の信号が青になり動き出しました。

その時、なぜか斜め前の車が動こうとしない。
車の前にスペースができたので、すぐさまその車の前へ入り込みました。その後は無事にガソリンスタンドへることができました。
その動かなかった車のナンバーがなんと「8888」龍の番号だったんです!龍さんが助けてくれた~!そう直感で分かったのでクラクション鳴らされていたその車には申し訳なかったですが、助かりました~。

雨は京都駅へ着く頃にはあがり、新幹線の指定席は満席でしたが、自由席がGETでき無事に東京へ戻って来ることが出来ました。
今回も素晴らしい学びと出会いがありました。

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猫猫寺(にゃんにゃんじ)猫作品と大日猫来が凄い!


<猫猫寺:京都市左京区八瀬>

九頭龍大社から徒歩5分程の所にある猫猫寺。
猫猫寺と言ってもお寺ではなく、築100年の古民家を寺院風にした店内すべてが猫アートの美術館。
「猫」をご本尊とした世界初の本格的寺院型テーマパークです。
本物の猫も稀に現れますが、猫が沢山いる施設ではありません。

こちらの猫猫寺は加悦さんご一家が経営されています。
息子の雅乃さんが11歳の時に描いた作品が海外で入賞し、雅乃さん自身は中学生の時に猫の作家(絵描き)になりたいという夢があり進学は希望していませんでした。
父の徹さんは神社仏閣を彩色する絵師で息子の才能に気付き、進学しなくていいから好きな事をしなさい。と猫作家を勧めました。
そして自分のやりたい事と人に喜んでもらえることをやりなさい。という話しをして、奥様はフェルトで猫を作りたかったので、息子さんと一緒に猫の作品を手掛け、徹さんも絵師として雅乃さんの猫作品とコラボし、家族で色々なアイデアを出しながら創り上げている美術館です。

古民家に入ると沢山の猫グッズが並び、加悦さん一家の作品以外にも全国の猫ファンが作成した作品が沢山販売されていました。

襖に描かれた個性的な猫ちゃん達が歓迎してくれています。

アートな空間のお部屋。魅入ってしまいますね。

<ひだまり>
第47回 新創美術展 尼崎教育長賞
11歳の時に描いて入賞したとは素晴らしいです。

<奇抜な神話>
後にパリ サロン・ドートンヌ展で17歳の時最年少で入賞します。
その他も数々の作品を手掛けています。

隣のお部屋には色とりどりの見事な天上絵

そして「大日猫来様が!」

<大日猫来(だいにちにゃらい)>
これは悪ふざけしているわけではないんですよ。

この部屋に入って「大日猫来」を見た瞬間、魂が入っていることに気付きました。

魂が入っていると、エネルギーの密度に違いが出るんですね。
例えば置物やぬいぐるみにしても、魂が入っていると伝わって来るエネルギーの圧が違うんですよ。
こちらの「大日猫来」様もそうしたパワーを感じ、オーブも飛んでいましたね。

他のお客さんがいなくなったので、再び隣の部屋へ戻り、TVで美術館が創られた由来や館内案内を見ました。

窓の向こうには川が流れているのが見えます。

大日猫来の案内が出てきた時、やはりちゃんと神主様を呼んで(魂入れ)して頂いていた
ことが分かりました。
しかも、大日猫来の前に立ち、正面、左右と自分が移動する度に、大日猫来の眼が動くというのです。
「それは凄い!」
早速、大日猫来様の前でやってみました。

「おおっー!!」
本当に黒目の部分が私を追って動いています。
生生しさを感じます(笑)
人によっては怖いと思うかもしれませんが、なかなか素晴らしいですよ!

<奇跡の猫石>
ある方から寄贈されたものだそうで、河原で石を見た時にそれが猫そっくりな顔の石だったので、こちらに持って来られたそうです。ホントに猫そっくりですね。

直ぐ横の襖は父:徹さんと息子:雅乃さん、親子のコラボ作品です。

桜は父が描き、猫は息子が描いたと。素敵ですね~。

桜は父が描き、猫は息子が描いたと。
素敵ですね~。

世界観がある作品
これには釘付けでした!

地下には猫仏展が開催され、数多くの作品が展示されており、こちらも見応えがありました。

本当に色々と凝っていましたね。小物を作るのも大変だったでしょう。

照明の使い方もセンスがあります。

ここでは一部のみの紹介ですが、沢山ありましたよ。
是非、京都左京区にお越しの際は足を運んでみてください。

過去にはツタンニャーメン展も開催されました。


www.youtube.com

<猫猫寺>
場所:〒601-1253 京都府京都市左京区八瀬近衛町520
入館料:800円
地図

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九頭竜大社2(京都)龍が棲む池


ロウソクの状況を見に行ったのですが、それ程溶けておらず。
上にある帝釈天へ参拝に。

<帝釈天社>
更に階段を上がった先にありました。

帝釈天(たいしゃくてん)とは
配下に四天王を持ち、釈迦を助け、その説法を聴聞。梵天と並んで仏教の二大護法善神。
冥界の侵攻を阻止する逸材となっている。
帝釈天はカッコイイですよ~。イメージつかない方はこちらを参考に。
階段を降りた左手に小さい祠があります。

<左:旧帝釈天社>
<右:九頭竜弁財天大神 御鎮座の祠>
九頭竜弁財天大神様が初めて鎮座された場所。

そういえばこちらの大社には龍が棲むと言われる池があるとか。今のところ境内を見渡してもどこにもなかった。この上に道があったのでそっちかな。
でも無さそうな気がする。知らない間に姉がいなくなっていたので心配したが、上の道に行っていたらしく、戻って来た時は「特に何もなかった」と言っていた。
どこにあるのだろう?
もう一度、本殿裏の九頭龍大社発祥の石碑がある川の方ではないかとそちらへ行ってみた。すると、その手前で「御神苑」と書かれた案内板があった。おそらくこちらでしょう。小さな橋を渡って左手に進むと・・・

おお~!池がありましたね!!
しかも明らかに波動が変わった。結界が張られている。

しーんとしています。凄く張りつめた空気感。
重みと厚みを感じる波動。大きな龍がいる。

ご挨拶をして龍神祝詞を唱え、八角形の光を降ろすワークをさせていただきました。
こちら個人の欲が強い人はNG.厳格さがあるのでしゃんと背筋を正してお詣りした方がいいです。
帰りに「このワークが上手くいったら雨を降らせてください」とお願いしましたが、果たしてどうなるか・・・。
さて、ロウソクはどうなっているのかな?

左が私で右が姉のロウソクです。
下の方まで流れていて龍っぽくなってますね。
姉の方は上側が角みたいなのが2つ出て来ましたね。
私も帰る前にチラッと見た時は角みたいなのが2つ出て来ていました。

裏に龍が現れたロウソクがありました。
色々な形で現れていましたよ。
半分以上溶けるまでは結構時間がかかるようです。

<御霊水>
最後に御霊水を頂きました。美味しかったです。

ポツンポツンと雨粒が・・・。しかし2粒止まり・・・(笑)
今日は晴れの予報だから雨は厳しいかな。龍神様、ありがとう。

さて、最初に見た霊は何者だったのか。帰る時、姿と気配はありませんでした。
後で過去チャネリングしてみると女性の若い頃の姿が出て来ました。
この地にゆかりがあった人だと思われます。こちらの神社は比較的新しい方で昭和に創建されていますが、その霊の姿は若い頃の着物の姿を見せられ、平安時代くらい
なのかなと思いました。

若い頃身内(夫)を失くしてひとりきりになってしまい、自分も命を絶とうとしたけれど死にきれず、残りの人生は仏の道を歩み人々の平穏と幸せを祈って生きたようです。
参拝者を励まし見守っている様子でした。

<神社仏閣の注意点>
以前にもお伝えはしていますが、神社やお寺は霊がとても多いです。
なぜなら成仏できない霊が救いを求めて集まるからです。また、神様がいない所に違う存在が入る場合も多々あります。特に以下の点に注意してください。

・体調が悪い時には行かない。憑かれやすくなるから。
・雰囲気がいい神社へ行く。
・大天使ミカエルに御守り下さいとお願いする。
・頭痛がしたり体が重くなったら引き返す。
・神様に感謝を伝える。
・個人の欲を捨て、人々の幸せを願う。

中には神様ではなく魔物や闇の存在が神様のフリをして鎮座している場合もあります。
自分の願い事(欲)を叶えてくれる代わりに代償(病気・事故・怪我・家族・仕事・人間関係でのトラブル)が発生し不幸が続くようになります。自我の欲は捨てましょう。
闇の存在達の役割はこうした欲を戒める役割もありますが、それに気付かないととんでもない不幸に見舞われ、人生が思うように進まなくなります。

<悪霊が近づかない為に>
ポジティブで元気で自然や周りと調和を保とうといつも心がけている人は、波動が上がっているので低級霊や闇の存在が寄りつかなくなります。
逆に怒りや妬み、悲しみ、苦しみを抱えている人にはもっと苦しませようと悪い悪霊が寄ってきやすいです。
また、いつも明るいけど霊的なものに興味を持っている人、心霊スポットが好きな人、成仏できない霊が可哀想だと思う人、優しすぎる人、霊媒体質の人、土地やご先祖に関わる霊的問題がある方は霊が付きやすくなるのでご注意ください。
(霊媒体質はほぼ改善されないと思われます)

続く。

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九頭竜大社1(京都)出迎えた存在


<九頭竜大社>
貴船神社奥宮の後、宿へ戻り支度をしてこちらへ。今回初参拝です。

車から出ると急に突風が吹き、霊的な気配を感じました。鳥居の右手に何者かがいるみたい。
そして鳥居をくぐった時、私の右側に体温を感じ、その瞬間女性の長い白髪が目の前にふわっと現れて消えました。やっぱりいたんだ。誰だろう?顔ははっきり見えませんでしたが、女性の霊で白い着物をきていたのが一瞬頭の中で見えました。
私の場合、肉眼で霊が見える時もあれば頭の中で見える時、または全く姿が
分からないけど体温のような熱や匂いを感じ取る場合があって、その時により様々です。気配が消え、いなくなってしまったので正体が分からない。後で確認することとして先に参拝することに。

こちらは珍しい参拝方法が2つあります。
1つはロウソクに心願を書いて願うこと。
そのロウソクが溶けて龍の姿が現れるそうです。
2つ目は本殿周りを9回お千度巡拝する方法です。

<方法>
1)社務所に行ってロウソクとお線香を購入。
2)ロウソクに氏名、年齢(数え歳)、心願を書く。
3)社務所を出て右手にあるロウソク台に火を付けて心願する。
  (マッチは社務所から借りたかな)
4)線香台(社務所を出た左手)に火を付けて供える。

ロウソクが溶けるまで結構時間がかかる為。その間お千度をしました。

線香台

<お千度の仕方>
本殿前に案内があります。
お千度棒を9本取って9度本殿の周りを回ります

その前に本殿でご挨拶します。

参拝方法をザッと読み、後は多くの人が参拝されていたのでそのやり方をマネしながら一緒に巡拝しました~。

 

1)本殿前でお詣り
本殿の賽銭箱の前でお詣りする。
二礼→四拍手→心の中で以下を唱える
「南無九頭竜弁財天大神様」3回
「おんそらそあていえいそわか」7回
心願→四拍手→二礼

2)お千度奉納所で9本取る
本殿を正面に見て右手側にお千度奉納所がある。そこから竹のお千度を9本取る。
この棒、名前が書いてあるのと無いのとありますが、書いてあるものでも問題ないです。

3)ご本殿(上に上がらない)で一礼

 

4)雅楽殿で一礼 
  この龍の絵が見事です。

5)蛇石で一礼
こちらは蛇の姿が現れた神石です。
これはまさに蛇ですね。

6)旧御神木に一礼

7)現御神木に一礼

8)九頭竜大社発祥の石碑に一礼 
  この裏に川が流れていて良い雰囲気でした。

9)旧本殿跡に一礼
私のガイドが「ここが旧本殿だよ。ちゃんと挨拶tして」と教えてくれて、こちらは強くはないけど確かに神聖な気があるな~と思ってご挨拶。しかしながら人が多くて流されるように移動。
後で参拝MAPを見たら旧本殿と書かれていました。

10)本殿真後に一礼

11)お千度棒を1本返す。
 また同じ作法で棒が無くなるまで巡拝し全部で9回参ります。

<参拝方法を動画で確認>

最後のお千度棒を返すまで25分位かかりました。
そういえば、ロウソクはどうなっているかな?
続く。

<由緒>

昭和29年11月24日。
ご祭神九頭竜弁財天大神様が開祖:大西正治朗氏の夢枕に立たれ、
「汝の身を社にする。千人万人無限に人を救う。奇蹟を以て速座に守護を與える。神は人を救って神界に上る。」とのご神託を授けられ、八瀬の地に創建されたのがきっかけだそうです。

住所:〒601-1253 京都府京都市左京区八瀬近衛町681
駐車場:建物の下と反対側。割と混むみたいです。
トイレ:有り
地図

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貴布禰総本宮 貴船神社 奥宮(京都)


泊まった民宿から車で20~30分の所に貴船神社があることを知り、翌朝急遽ご挨拶に伺いました。
最初に道に迷ったものの、そのおかげでタヌキちゃんを見ることができました(o^―^o)ニコ

それにしても貴船神社奥宮へ続くこの道は狭い。
3回伺ったことがありますが、いずれも電車とバスを使い、その時から「ここは車で来る所じゃないな」と思っていましたが、まさか車で走ることになるとは思いませんでした💦

しーんとした静けさ。奥宮の参道が大好きです。
150mと長いですが、この空間が森の穏やかな呼吸を感じてワクワクします。
この参道は妖精が結構いるみたい♡
この近くの鞍馬寺もそうですが、宇宙人が結構出入りしている感じです。

ここに来る前の一の鳥居にある小さい川、「おものいみ川」は当時参拝する前にその川で禊や物忌(ものいみ:飲食や言行を慎むこと)をしていたそうです。

平安時代、百人一首の歌人 和泉式部(いずみしきぶ)がこの奥宮(当時はここが本社だった)で、夫の愛を取り戻そうと思いを歌に詠んでおり、その事から「思ひ川」と呼ばれるようになったとか。

<神門>
そんな平安時代の雰囲気を偲ばせる奥宮に到着。

だ~れもいない奥宮!
うひゃ~嬉しい٩(๑>∀<๑)۶
こういう時に参拝したい。

<日吉社>
ご祭神:大物主命(大山咋命)

<連理の杉(れんりのすぎ)>

境内に入ってすぐ左手にある御神木。
この木は杉と楓が和合したものでとても珍しく、連理とは夫婦や男女の仲睦まじいことを言います。

<吸葛(すいかずら)社>
ご祭神:阿遅鉏高日子根神(アジスキタカヒコネノミコト)
    大国主命と宗像三女神:多紀理毘売命の子

<御船形石>
玉依姫命の船を人知れず石積みで隠し岩のようになったとか

<鈴市社>
媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめ)
神武天皇の妃

日本三大龍穴の1つ。
貴船神社奥宮(京都府)
室生龍穴(奈良県)
備前龍穴(岡山県)

こちらの本殿の真下に龍穴があります。

<御祭神>

闇龗神(くらおかみのかみ)
HPは高龗神としていますが、闇龗神のことも記載されています。

この地に詣ることができ、人々を護り導いて下さっていることへの感謝を伝えました。
神様は龍穴の奥にいらっしゃる様子。
(龍系は早朝には弱い?のか朝はのんびりしている感じがあります)

<権地:ごんち>
社殿の建て直しや修理の際、権地内で社殿を造り、元の場所に曳家するスペースのことです。
何せ奥宮は誰も龍穴を見てはならず、そこで工事もできないことから権地で社殿造りされるんですね。

それにしても疑問に思うのは祀られている神様。
大国主命と宗像三女神:多紀理毘売命の子
阿遅鉏高日子根神(アジスキタカヒコネノミコト)
神武天皇の妃で大物主の娘:媛蹈鞴五十鈴媛命
については身内だから祀っているのかな。
ただここに神武天皇の母:玉依姫命の船は祀られ、妻の媛蹈鞴五十鈴媛命も祀られてい
ますが、神武天皇は祀られていません。

そんなことを考えながら急いで宿へ戻りました。
    
以前、貴船神社へ伺った帰りに見た虹ですが、参拝中は急に雨が降ったり止んだりしていて最後は青空と雲が別れて、下記のような写真が撮れました。まるで陰と陽を表している
みたい。

その夜は大きな満月が見られましたね。

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紫金山・アトラス彗星とスーパームーン(2024年10月17日20時26分)

<スーパームーン>
明日は一年でもっとも月が太陽に近づくので満月が大きく見えるというスーパームーン
最大は20:26です。
10月なのでスーパーハンターズムーンとも言われます。
ハンターと言えばアニメの「HUNTER×HUNTER」を思い出してしまいます(笑)

ハンターは「狩猟」という意味ですが私的には「収穫」と置き換えています。
秋は季節の中で一番実りが多いですから。
今回スーパームーンとあって、満たされた光を受け取るのには絶好のチャンス。

その前に自分の心を内観し、整理する必要があります。
もし下記のような思考や感情を持っている方は満月になる前に手放しておくといいでしょう。
・ネガティブな意識
・固執した考え方
・不必要なこだわり
・嫌な思い出、悲しい思い出、辛い思い出
・分離を生む感情(怒り、嫉妬、憎悪、恐怖、不安等)

上記の思いを空っぽにした後、こうなっていたらいいな、という幸福感に満たされた状況
を思い浮かべながら「
地球や宇宙と調和が取れますように」と祈り満月の光を受け取りましょう。

満月に限らずですが常に自分の思考をプラスに働くようにコントロールすることが人生の近道であり、その先にある幸福を手に入れることに繋がります。

紫金山・アトラス彗星
もう1つのお楽しみ、2023年1月に発見された紫金山(しきんざんな)アトラス彗星が今週見頃で、北海道や富山など各地から肉眼で観察されたことが話題になっていますね。
日没17時前後に西の空を観察してみましょう。
本日16日~20日までは見やすいそうですよ。

 

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比叡山6:横川(よかわ)不思議な声


元三大師堂を出る時、大きな大蛇のような龍雲が出ていましたね。


<元三大師(がんさんだいし)>
元三大師は正月の3日に亡くなったことから元三と称されている。少年の頃比叡山へ入山
し早くから才覚を表し学問・修行の興隆を図り人材の育成に力を注ぎ比叡山の最盛期を
築き上げたことから「比叡山中興の祖」と呼ばれている。
門下3000人と言われ、この中には日本浄土教の祖と言われる恵心僧都(えしんそうず)
源信をはじめ、幾多の名僧を排出。
大師はこの横川に住まれ優れた法力を得て種々の霊験を現わされ、仏法を守護し多くの人々を救い護り導いた。
生まれながらにして如意輪観音の化身と仰がれ今日も「厄除け大使」「角大使」として信仰を集めている。
また大使は我が国における「おみくじ」の元祖としても知られる。

おみくじやればよかったな~。
「角大使」と呼ばれる程、自分を魔物の化身に変じ、魔物をも退散させるという凄い法力を持っていたそうです。
そんな元三大師御廟へ向かいます。

どれくらいの距離があるのかさっぱりわからず先が見えないだけに不安。
とにかく行ってみる事に。
思ったよりも距離はそれほどでもなく足早に進んで6、7分くらいだったでしょうか。

元三大師御廟>
ひっそりと奥まった山の中にありました

綺麗に掃除されていて、とてもクリアな空間です。
シーンと鎮まって何も聞こえない聖域。
紫色とピンク色と金色の光が揺らめきました。とても暖かなエネルギーに包まれた感触
があり、元三大師はとても愛の深い優しい方だとこの時感じました。
鬼門に当たるこの地を自らの墓として死んでもなおこの国を護る元三大師。その思いがひしひしと伝わって心から感謝すると共にささやかながら光の柱の強化ワークをさせていただきました。

奥にお墓があるのですが、タイムアウトで戻らなければなりません。
今思えば行けば良かったな~。

また機会を作って伺うことにしましょう。

帰り道は分岐点まで来てすぐに横川中堂が見えて来ました。
<横川中堂>
遣唐使船をモデルとした舞台造りだそうです。

<不思議な声>
もう少しで駐車場に着くという帰り道。
突然女性の声が斜め右上から聞こえてきました。私と姉は暫くしてから「声が聞こえるね」とお互いに認識して後ろを振り返りましたが、誰もいません。
林の方とか、辺りを見回しても私達以外、誰ひとりいない。
でも女性が何かしゃべっている声が聞こえています。年齢的には30~40代くらい。
その声がひとりのようなふたりのような。以前にも似たような経験があります。
それは岐阜の伊奈波神社に行った時のことです。あの時も女性の声が聞こえてきました。

嫌な感じはしない。
私達が移動しても同じ距離を保ちながら声の大きさも変わらず聞こえてきます。
特に浮遊霊とか悪霊の類ではありません。何か話しかけられているのかな、と耳を澄ませてみたものの、一体何を話しているのかが聞き取れませんでした。
その声は途中でプツリと聞こえなくなりました。

でも女神のような姿が見えたのでおそらく高次元の存在が祝福してくれたのだと思います。まだ日は昇っており明るいものの夕方でもあったので「これからは魔の時間帯になるから、山を早く降りて気を付けてお帰りなさい」という感じがしました。
ビジョンでは神話に出て来るような女神がと、もう1枚は赤ちゃんを抱いているが見えました。
赤ちゃんを見せたのは潜在意識の殻が剥けて新たな光を見出した、波動を高く持ちなさい。ということと解釈しました。赤ちゃんは波動がとても高いですからね。
この地を護る女神かもしれませんね。

有難くお辞儀をして横川を後にしました。
見上げると彩雲が出てました。横川は東塔地域から、シャトルバスで15分。
徒歩にて100分以上(東海道自然歩道)かかるそうです。
今回、西塔には行きませんでしたが、本堂は転法輪堂(釈迦堂)でご本尊の釈迦如来、こちらも行きたかったですー。
釈迦堂は、延暦寺に現存する建築中最古のものだそうです。秀吉が1595年に西塔に移築したそうで、また延暦寺をしっかり回りたいです。

また、記載忘れていましたが、横川の参道にも名僧たち(道元ほか、親鸞聖人、道元禅師、日蓮聖人など)の生涯パネルが飾られているので、どういう人が存知ない人も分かりやすいかと思います。

延暦寺 横川
地図:〒520-0116 滋賀県大津市坂本本町4225 

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比叡山5:横川(よかわ)比叡山の魔所

比叡山には「魔所」と呼ばれる場所があります。
なんだかワクワクしますね!
今回はその魔所と横川エリアの紹介です。

<籠の丘(かりごめのおか)>
東塔→西塔を少し過ぎた比叡山ドライブウェイの横川道路沿いにある小さな広場にあります。
比叡山には三大魔所と呼ばれる所がありますが、更にもう1つ、公式にはない四大魔所と呼ばれているのがこちら。
ここが公式から外されている理由は最も危険な場所?という理由らしいですが。伝教大師最澄が、都の南東(巽)にいた魔物を狩り、北東の位置(艮:うしとら)に埋めたという伝説があります。
高さ1メートルほどの錘形をした3つの石が約9メートル間隔で置き、その3つを直線で結んだ正三角形の中心に魔物を封印されたとしています。
千日回峰行の際、真夜中にこの地を僧が通り過ぎる時、必ずこの場所で提灯の蝋燭を取り替え、古い蝋燭をこの石のそばに置いて法華経を唱えながら去るとか。

<籠の丘(かりごめのおか)>
到着し辺りを見回してみましたが、魔所?とは程遠く、ゾクゾク悪寒が走るようなこともなく、むしろスッキリと気持ちがいい場所。
ただ、石の近くまでは行きませんでした。入ってはいけないような気がして。
ここの下に魔物ではない存在が眠っているの可能性もあります。

魔物というよりは要のものを敢えて封印しているようにも思えました。
例え良い存在だったとしても、その封印が解けた時は大きな力が働き、地震とか天変地異が起きたりするものなので、宇宙的異変が起きるその時まで封印されているのかもしれません。

<三大魔所とは>
①<天梯権現祠(てんだいごんげんほこら)>
坂本から根本中堂への古い参拝ルート「本坂」。その途中にある「天梯権現祠」の小山には天狗が棲んでいて比叡山と中国の天台山を行き来したと伝えられています。

②<慈忍和尚廟:(じにんかしょうみびょう)
こちらは既に紹介した一つ目一足の妖怪「慈忍和尚」(じにんかしょう)の廟のことです。時間があれば行きたかったですね。

③<元三大師御廟:(がんさんだいしみびょう)
横川エリアの北側の山道にあります。

その横川へこれから大急ぎで向かいました。
16時30分までに入らないと閉まってしまう。16時過ぎになんとか到着。

東塔とは打って変わって人の気配が無く静かです。
駐車場には2、3台の車しかありません。

出ました妖怪案内板!<蛇ヶ池>
その昔この池に大蛇が住み着き村人に危害を加えていた。
「俺には何でもできるのだ」」と豪語する大蛇に元三大師良源は「ならば大きな姿になって見せよ」と命じた。大蛇は横川中堂をひと巻きする程の大きさに変身して見せた。
良源は「今度は私の掌に乗る程小さくなれるか」と尋ねた。大蛇は「容易いこと」と瞬く間に小さくなると、良源の掌に乗って見せた。
その瞬間良源は法力で大蛇を封じ込めた。その後、改心した大蛇は横川を訪れる人々の道中の安全と心願成就の手助けとなった。《その手に乗るな》という言葉はこの問答に由来する。

なかなか面白い話しです。
神社があるので近づいてみると、薄々感づいていましたが、八大龍王の神社!<龍ヶ池弁財天社(龍ヶ池八大龍王)>
オーブや小さい龍が飛んでましたね。とても静かな場所で池にはおたまじゃくしが沢山いましたよ。その八大龍王が大蛇だったってこと?

奥へ進むと元三大師堂へ着きました。<四季講堂(元三大師堂)>

第3世天台座主慈覚大師円仁によって開かれた横川。
そしてこちらは魔除けの角大師で有名な元三慈恵大師良源を祀っている元三大師堂です。

どこを見ても古い。

タイムスリップした感じ。

<角大師>

平安時代末期、元三大師良源が73歳の時に世に疫病が流行り人々は大変苦しんでいた。
この難局を救う為、良源は大きな鏡に自分の姿を写し疫病退散を念じた。
するとそこには骨ばかりの恐ろしい姿が写し出されたという。
その姿を版木に刻ませお礼に刷り配ったところ、疫病は元よりあらゆる災厄から身を守ることができたことから、今もなお、お厄除けの元三大師として篤く信仰されている。

比叡山は最澄だけは名前は知っていましたが素晴らしい高僧が沢山いらっしゃったようで
知れば知る程興味が湧いてきました。

続く。

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