東寺の旅と言っても、場所は東京。
東京博物館で開催されている「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅」に行って参りました~。
既に来場数30万人を超えて連日大盛況。お目当てはこちらのイケメンで有名な帝釈天が多かったのでは!?(そのうちの一人が私です)(^^ゞ
まずは空海の展示場に入ると、所々波動が高い所があり、法具や書物巻物など使用されていたものからそれとは違う隠されているものがあるように感じました。公にはできないとても重要なモノのようです。
空海やその弟子等が並ぶ高僧達の絵を見ているだけで、体がビリビリ。
呪術が盛んだった模様。「絶対的秘儀」「終わりの無い旅」等のワードが浮かんでは消え、深く心を揺さ振りました。また当時は、方位学や天文学が伝導されており、魚座、さそり座、牛座等、様々な精密に描かれていました。
陰陽師もやっていたのかな?どこかに記載があったかもしれませんが、それも感じました。とても重厚な雰囲気で興味が尽きない部屋でした。
十二天屛風や両界曼荼羅図、仏像が次々と現れ、とにかく美的感覚が素晴らしい!
曼荼羅は圧巻。平安時代にこんなにも美しく精巧に描かれた曼荼羅があるとは驚愕です。それぞれのお顔が似ていますが、微妙に違い、個性的な雰囲気を醸し出していました。
更に面白いことに、魚の身体に両側からカニのような足が生えていたのが描かれていました。顔も人面魚っぽくて。こうした奇妙とも言える存在が曼荼羅に描かれているという事は、実在したのでしょうね。
これだけ素晴らしいのに写真NGなのが残念でした・・・。
曼荼羅は「仏」を一定の秩序にしたがって配置したものであり、「胎蔵曼荼羅」、「金剛界曼荼羅」の2つの曼荼羅を合わせて「両界曼荼羅」または「両部曼荼羅」と称するそうです。
「金剛界曼荼羅」はフラワーオブライフを彷彿とさせましたね。
最後の部屋は如来、不動明王などの仏像のオンパレード。
<不動明王>
特に印象に残ったのは、
東を守る降三世明王(ごうざんぜみょうおう)
南を守る軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)
仏像の前でエネルギーワークを行った時に、の恐ろしいお顔からは想像もできない程とても柔らかく優しいエネルギーがハートチャクラに来て、とても嬉しかったです。
軍荼利明王(クンダリー)は両腕や首に蛇を巻き付けています。名前に聞き覚えがあるかと思いますが、人間にはクンダリーニという私達の中に眠っている潜在エネルギーがあり、これが覚醒した時は尾てい骨から蛇のようにエネルギーが駆け抜け、頭頂を突き抜け覚醒すると言われています。素晴らしい国宝、重要文化財の数々を真の辺りにして、心が洗われました。
<軍荼利明王>
こうした波動の高い展示品を拝見する事は、魂を清め、振動数を上げるのに良い方法だと思います。
撮影は「帝釈天騎馬像」のみOKだったので、帝釈天の前でひたすらシャッター切りまくり^^。
像が笑っているようで、可愛いですね。帝釈天とともに癒しのペアです。
HPの紹介に「美術品としても極めて高い質を誇り、その多彩さや豊かさはわが国の仏教美術の中で群を抜いています。」とベタ褒めしていましたが、全くその通りだと頷けました。
その時代の信仰の厚さが窺え、想像を遥かに超える歴史の裏側に触れ、刺激たっぷりの感動の一日でした~。