再び熊本に戻り、旅の最後の締めくくりに相応しい「幣立神宮」へお伺いしました。
こちらは知る人ぞ知る1万5千年の歴史がある日本最古の神社。
ということで、ワクワクしながら伺いました。
ところが!
鳥居をくぐった直後は、思った程「気」を感じられず(あれ~。)と拍子抜け。ただ神社で体感的に「気」が強く出ているから凄いとか、何も感じないからあまりよくない神社とか、そういう事ではないんですが。
そんなことを感じていた時、「虚無」や「無」が頭に浮かんできました。
足が自然と止まり、急に頭の中が真っ白になって、つい、息までも止めてしまったんです。自分でも何をやっているだろうと思いましたが(・∀・;)
ただ、一瞬時が止ったような何もない空間に来た妙な感覚があって・・・( ºΔº )??
何も無い、「中庸=ニュートラル」の状態を表しているのかもしれません。
臨死体験された方はあちらの世界を垣間見たりしますが、反射的にそんな状態を再現して繋がろうとしたのかな。
一段一段上がりながら、くるふし神社に似た異世界的な異次元的な何か妙なものを感じつつも、それが何なのかを感じ取りにくい。なのでごく一般的な神社のような錯覚を起こしてしまいがちです。
帰京して分かったことですが、
ここはゼロ磁場でした。
ゼロ磁場は方位磁石を置いても方位を指し示すことができない特殊な磁場の事です。
(やはり、ゼロということで「虚空」や「無」が表れたわけね)何も妨げる空間が無い、「無の世界」ということを伝えていました。
また、頭も心も真っ白になり、ニュートラルな状態に働きかけるようです。
参道を歩く時は、自分のアンテナを広げ一歩一歩ゆっくり歩いて、エネルギーをキャッチしてみるといいでしょう。
そのゼロ磁場は中央構造線上にあります。
中央構造線上とは関東・西南日本・九州東部・を横断する世界第一級の断層。
この線上に要の神社などが建てられています。
<中央構造線>
また、幣立神宮は九州のおへその位置にあり、古くから交通の中心部でもあったとか。人々の信仰が厚く根付いた地に、こうした重要な役割を持った神社だということに納得。
大宇宙大和神(オオトノチオオカミ)は宇宙の至高神でこちらの神社だけ祀られています。早速ご挨拶をして光のワークをさせて頂きました。
<御祭神>
神漏岐命(カムロギノミコト)
神漏美命(カムロミノミコト)
大宇宙大和神(オオトノチオオカミ)
天御中主神(アメノミナカヌシ)
天照大神(アマテラスオオミカミ)
阿蘇十二神
<由来>
神武天皇の孫、健磐龍命(たけいわたつのみこと)が、阿蘇に下向した際に一羽の白鳥の案内でこの地で休憩し、眺めがとても良い場所であることから、幣帛を立て天神地祇を祀ったのが始まりといわれています。
伝承や文献からこちらが高天原だったとか。
神漏岐命・神漏美命が降臨された15000年。
昔から代を変え命を繋いできた御神木。上の方は枯れてしまっていますが、根が覆いかぶさるように生え、よく見ると凄いことになっていました。
御神木の一部☟
この檜は上の写真の御神木の幹で、球体のようになっていたところ、ある日の台風で落下。その際、神殿を覆いかぶさるように落ちて神殿を守ったと言われています。
この幹は現在でも枝や若芽を付け、生命力の凄まじさを物語っています。
右側にもお社がありました。
今回の九州ライトワークで気になっていたことがあり、なんとなくこちらの神様に尋ねてみました。
『神社によってワークが上手く行く時とそうでも無い時がありますが、何故でしょう?』するとある光景を見せられました。
それはお社に囲むような半球のシールドが掛かっていた光景でした。
(えっ!結界!?結界が張られてるって事!?ってことは拒絶されてる・・
うそでしょーーー ( ̄Д ̄;)!)
しかし、冷静に見てこれは結界かなぁ・・・。と俄かに疑問が。
そういう感じはしなかった。
そして神様がしているわけでもないことが、これまでのワークを振り返って感じ取れました。
そうなると誰かがやっているということに・・・!?一体誰が。
そういえば何か邪魔されているように感じた・・・。アレコレ疑惑が浮上しつつ、この件を姉に話したところ、
「私がワークやる時、そんな風にやってるよ」と!
「なんですとー(`‐ω‐´)!!犯人はあんたかい!」
そういえば同時に参拝している時にイマイチな感覚があったことを思い出しました。
(まさか隣でそんなことをやってるとは_| ̄|○)
「別に結界のつもりはなかったんだけど。包み込みようなイメージで・・・」と姉。
姉には言いましたけど、
天上を塞ぎながらワークをするのは、私的にはあまりおススメできないです。
ワークをする時は、結界のようにシールドを張って天上を塞ぐのではなくて、大宇宙根源の源であるグレートセントラルサンの光を力強く真っすぐ降ろしてあげる、またいつでも受け取れる状態にしてあげるのが望ましいです。
シールドを張るような感じでやってしまうとワークの後もそれが若干残って、日頃から放出されている宇宙や周りからのエネルギーが受取りにくくなってしまうので。結界を張る時でも筒のようなシールドを作り、天井は開けた状態にします。
どうしても邪波動を防ぐ時はプロテクションで全体を包み込みガードしますが、この場合は良いエネルギーや必要な情報も同時に遮断する為、取得できなくなります。
ワークの方法にいい悪いは無いですが、心を込めて受け取りやすい形でされると良いでしょう。
そんなことがあったものの、これまで一緒に神社参拝してもそれ程興味を示さなかった姉が、ここ最近一緒に巡っている時は、急に神社や神々に対して熱心になっていて、自分なりにワークを考えてやっていたようです。
覚醒していたことが嬉しかったですねヾ(。・ω・)ノ
それにしても東の宮の神様が教えて下さり本当に有難いです。
とても分かりやすくハッキリしたビジョンを見せて頂きました。
その甲斐あってから、それ以降は更にパワーアップしたワークをお送りできるようになりました。
この後は拝殿の左側へ。
水波能売命(瀬織津姫)らしく龍の彫刻がありますね。
水波能売命は水の神で龍を司っています。
日子八井命(ひこやいのみこと)は初代神武天皇と、大物主神の娘の比売多多良伊須気余理比売命(ひめたたらいすけよりひめのみこと、媛蹈鞴五十鈴媛命)との間に生まれた皇子。
次回は最終話!