宮島ライトワーク(千畳閣・大願寺)

相変わらずこのシリーズ引っ張ってます。

しかしながら、厳島神社だけではなく、パワーが強い所が満載の為、飽きずにお付き合いくださいませ。

<大願寺>

さて、厳島神社を回った後は隣の大願寺へ。
こちらは2日目の午後に参拝させて頂きました。午後から生憎、雲が多くなり寒かったです。

亀居山放光院大願寺[ききょざんほうこういんだいがんじ」

大願寺は鎌倉時代(1201~1203年)に僧了海[りょうかい]により再興されたと伝えられいます。
厳島神社を守護する意味で「大願」と名付けられているようです。

筥崎宮[はこざきぐう]や宇佐八幡宮など多くの社寺の修理造営を掌っていたとの事で逸材の職人さんが多くいらっしゃったのでしょう。

江戸時代の末期には、勝海舟と長州藩士らが会談をした場所でもあります。

護摩堂

<日本三大弁財天>

護摩堂の左手にご本尊がありますが、こちらには有名な日本三大弁財天(宮島大願寺・江島・竹生島)となる「八臂弁才天像」が祀られています。
年に一度(6/17)の厳島弁財天祭の時に拝観できるそうです。

護摩堂は明治時代に消失し平成18年に再建され、4m80cmもの不動明王もいらっしゃいました。力強いエネルギーで浄化して頂きました。

護摩堂

<多くの神仏が祀られたお寺>

こちらには国の重要文化財である仏像が四体あります。
特に宮島現存の仏像中、最古とされる木造薬師如来像は弘法大師の作と伝えられています。

神仏分離令で千畳閣から移された釈迦如来坐像・阿難尊者像・迦葉尊者像、五重塔からは釈迦如来座像・文殊菩薩・普賢菩薩の三尊像が安置されています。(宮島公式HPより)

<厳島龍神>

そして特に気になったのがこちら。門をくぐった最初に歓迎モードでおいでおいでされていた所です(笑)

なるほど、厳島神社の上空にいらしたのはこちらの龍神様でしたか。(その時は大きな大蛇の姿に見えましたが)早速ワークをさせて頂き、龍神様と繋がった後、必要なものを受け取らせて頂きました。龍好きな方は特におススメです!

<千畳閣>

この後、千畳閣へ向かったのですが、着いたのは夕方でした。

なんとなくこれ以上行かない方がいいなと思ったのでやめて翌朝にすることに。
なんというか、妖気のようなものを感じたので行くのをやめたのです。
別に怖い所ではないんですけどね。

夕方の参拝は、日中とは違った聖域を守る守護存在が現れ、様々な存在達を近づけさせないようにします。
また、そうしたお社を守る守護存在とは違い、いたずらや脅かしたりする存在も出てくることがあります。
なので夕方から参拝した時に、ピンと張り詰めた空気感やゾクゾクするような感覚を感じたことがある方もいらっしゃるでしょう。

よく奈良時代や平安時代とかの書物に、夜になると魔物(妖怪)が町に現れる様子が伝えられていますが、それは本当で、陽が沈むと闇の存在の活動が活発になるんです。
そこで有名なのが陰陽師。呪術を使って退治していましたね。
当時は政治的な絡みもあったので呪術が盛んになりました。

そういうわけで、こちらに限らずですが、お祀りとか行事などで夜に人が集まる分にはいいですが、それ以外は極力、夕方からの参拝は避けた方がいいでしょう。雰囲気がガラリと変わるのが分かりますよ。

ということで、翌朝8時半早速伺いました。
拝観料100円を払って靴を脱いで入ります。

千畳閣

正式名称は「厳島神社末社豊国神社」通称:「千畳閣」と呼ばれています。
その由来は畳み1000枚程敷ける広さがある(実際は857枚)事から、そう呼ばれるようになったとか。

本当に広い!
豊臣秀吉が武士の鎮魂のために供養堂の建設を1587年に命じ、その後途中で秀吉が死を迎えたことで未完成のまま残りました。

左側は豊臣秀吉公が祀られています。
所々剥がれて歴史を感じさせる絵や経典に歴史の重みを感じます。

また、時間を越えて今この場所を共有できていることに感謝しました。
戦国時代に転生していた人は当時の記憶が刻まれているので何かしら感じるものがあるでしょう。

特にここでは「風」を感じることが良いです。四方からのエネルギーを受け取れます。
また厳島神社が眼下に見えるのですが、そこに立つと厳島神社の神々と繋がる感覚があります。実際、秀吉はそれを感じていたのだと思います。

杓子

大きな杓子が所々ありました。

<杓子の由来>

1800年頃に神泉寺の僧・誓真という人がある夜、弁財天の夢を見てその琵琶の形の美しい線から杓子を考察しました。この神木の杓子で御飯をいただけば、ご神徳を蒙り福運をまねくという高徳より、御山の神木を使って作ることを島の人々に教えたのが由来で、今ではお土産で有名になりましたね。

<五重塔>

千畳閣の隣には五重塔があります。こちらの建築技術も素晴らしいです。

特に2層目で止まっている心柱があり、風に対して強い構造で建造されています。
数百年も前から素晴らしい技術を持っていたんですね。

龍髯(りゅうぜん)の松

<龍髯の松>

五重塔側から降りると、龍のヒゲのように

横に寝そべって長く連なった松があります。

黒松2本で30mの長さがあるそうです。

こちらも圧巻でよく手入れがされています。

左)千畳閣 右)五重塔

また機会があったら伺いたいですね。

続く。

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