目醒めのスイッチが入った時

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ある事を調べていたらとても感動的な記事を見つけたので、ご紹介します。

その人は抗がん剤治療を受ける前に通常では起こりえない体の変化がありました。
それはあることを決めたのがきっかけでした。「みやざき中央新聞」に記載された記事を引用。

「私は日本人として生まれたのに、なんて日本人らしからぬ、アメリカ人かぶれした人生を生きてきたんだろう」って。

そして「今から私は日本人として生きよう」と心に決めたんです。
そしたら、不思議なことが起きました。

毎晩子どもの寝顔を見ながら、不安で不安で泣いていたんですけど、「日本人らしく生きよう」と思ったら、夜眠れるようになりました。それまでの不安が雪のように溶けてなくなったんです。

たぶん、人間が抱える悩みというものは、そのほとんどが過去を後悔しているか、未来を不安に思っているのか、どちらかではないでしょうか。

でも、日本人というのは欧米人のように、未来に軸をおいて、今を未来のための手段にして生きていくなんて合わない。

それより、今自分に与えられた環境やご縁に感謝して受け入れて、そこで出来る精一杯のことをして生きていくほうが合っているんじゃないかと。

過去の日本人がしてきたように、私も過去や未来を手放し、「今、ここ」に集中したら、不安から開放されたんです。悩みが消えたら、さらに不思議なことが起こりました。


お医者さんが「明日からいよいよ抗がん剤治療に入りますから、もう1回精密検査をしましょう」とおっしゃって、精密検査を受けたら、なんと幾つもあったがん細胞がきれいに消えてなくなっていたんです。私、思いました。

私は日本人として生まれたのに、ずっとアメリカ人みたいな生き方を目指してきた。私に宿っている日本人の遺伝子はそんな生き方を喜ぶはずがない。

きっとスイッチがオフになっていたんじゃないか。

でも、私が日本人らしい生き方に気が付いて、今日から日本人として人生をやり直そうと思ったときに、たぶん私の中の遺伝子がとっても喜んでくれたんじゃないかって。

その結果、遺伝子がオンになって、自分に元々宿っていたけれども、眠っていた生き方が急に発揮されるようになったんじゃないかと。

たぶん、私たちが「奇跡」と呼んでいる出来事は、あり得ないことが起こることじゃなくて、遺伝子がオンになることによって、今まで眠っていた可能性が急に目覚めて、すごい力を発揮して起こった出来事のことを「奇跡」と呼んできたんじゃないかなって、そんなふうに思ったんです。

日本人の遺伝子は、おそらくあの『古事記』の時代から組み込まれているんです。だから、日本人としての本来の生き方を心がけたら、きっと私たちの遺伝子はオンになって、皆さんの人生にもすごい奇跡が次々と起きるようになるんじゃないかなって思うんです。

とても素敵で感動的なお話しですね。
私達には既に備わっているものがあり、そのスイッチはいつでも入れることができます。

「今、ここ」に集中し全ての存在や出来事に感謝し、過去と未来の不安や恐怖をまっさらにする、それだけで私達は過去から引きずってきた呪縛が解かれ、本来の自分を取り戻していけるのです。
そして、それが出来る自分を何があっても信頼し続けましょう。

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