奇跡の伊勢神宮


なんだか急に伊勢神宮に行きたくなり、しかし時間の都合が中々つかない為、夜行バスで行って、翌日の夕方帰る弾丸参拝を決行することに。

またしても生憎の曇天空。前回は一日中雨で帰りのバスの中、「太陽を拝めず残念でしたが、また伺います。」と瞑想中にお祈りをしていたら、突然厚い雨雲がパカッと割れて降りしきる雨の中、太陽が顔を出して本当にびっくりしたのですが、今回も予期せぬことが起きました。

外宮で特別参拝の後に、案内人の方からこっそり声をかけられ、「これからあちらで『日別朝夕大御饌祭』が執り行われるので、よろしかったらいかがですか?」と言われて、遠くからひょっこりはんのように柱の向こうで儀式が行われている様子を拝見することができました。

ここからではないですが。中は撮影禁止なので。

多賀宮へ参拝した直後は頭頂に暖かいものがドカーンと降りて、体中がぽかぽかと暖かくなりました。歓迎されていると同時にもっと貢献していくように言われたように感じました。

その後内宮へ。ちょうど何かが行われるようで、行列の後についていくと、御祭神:御稲御倉神(みしねのみくらのかみ)の前まで立ち止まり、儀式が執り行われました。

内宮にて

伊勢神宮へ伺う数日前に「稲」「水田』という文字が頭に浮かんでいたので、
そういう事だったのかと納得。この日は月例際という事を館内のビデオで知りました。

一通り参拝を終了した直後は、太陽が顔を出してくれましたが、午後から再び曇天空となり、ぽつりぽつりと雨が・・・。

そんなわけで、おかげ横丁へ行って昼食。猫ちゃんに癒されました。

降ったり止んだりの雨だったので、沢山降らないうちにと途中で引き返し、再び内宮へ。
もう一度のんびり回ろうとしていた矢先、遂に大量の雨が降ってきてしまいました<(T◇T)>
仕方がないので、館内のビデオを繰り返し見たり、ベンチでボーとしてました。

(いつか伊勢で美しい夕焼けと虹を見たいな)
と贅沢な光景に想いを馳せながら、伊勢市駅へ戻り月夜見宮と再度外宮へお伺いいしました。

今回の伊勢神宮では特に明確な意図があったわけではありませんが、何故か呼ばれているようなワクワク感がありました。
いつものようにお礼を申し上げ、人々が豊かで愛が溢れる世界になりますよう祈願し、自分なりのエネルギーワークをさせて頂きました。

外宮の参拝を終えた18時頃にはポツポツの雨もやっと上がった模様。
夜行バスまで時間がたっぷりあったので、食後にフラフラと外へ出てみたら、さっきまでどんよりした曇り空が、何故か薄い青とピンクの色に一変していました!
そして空がどんどん明るくなっていき、みるみる間に美しい夕焼け空へと変わっていったのです。(これはもしかして!)

急変する空模様に慌てながら、(もっとよく見える場所を)とキョロキョロしていたら障害物が避けられる歩道橋を100m先に見つけ、そこから猛ダッシュ!前を歩いていた母親と少年を追い越して、歩道橋の階段を一気に駆け上がりました。


オレンジ色に染まった空

歩道橋から見た空はどんどんとダイナミックな景色へと変わり、鮮やかなオレンジ色へと染まっていきました。
思いがけない光景にひとり茫然と立っていると、

「わー綺麗!」と先程追い抜いた少年が階段を駆け上がって来ました。(この夕焼けを見に来たんだ)と思っていたら、

少年の声が私の背中越しに「綺麗な虹~!」と聞こえて来たので、思わず振り返ったら、

なんと綺麗に弧を描く虹が出ていたんです。
私も「わぁー」と少年のように思わず叫んでしまいました。

この時、昼間に思っていたことが現実化した!と本当に感動しました。
あの状況からではありえない天候だったので驚きです。
思いがけないお伊勢さんからのプレゼントと教えてくれた少年に感謝感謝!
写真では分かりにくいですが、ダブルレインボーが出ていたようです。
虹が近すぎて画角に収まりきれず。本当はもっと綺麗な色だったのですが(T△T)

最後はマゼンダピンクへと変わって行きました

そして逆サイドを見ると、マゼンダ色の空に変わっていました。
とても美しくてずっ~と眺めていました。


「夕焼けと虹のコラボ」
お伊勢さんの祝福を沢山受け取らせて頂いたラッキーな弾丸参拝でした。

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